天童荒太さんの『悼む人』を読みました。
主人公の青年がニュースや新聞などの記事で知った、事件や事故などで亡くなった人をその場所へ行って悼むという行為をしながら旅をする・・・。
この主人公は亡くなった人が、『誰を愛し、誰に愛され、誰に感謝されていたか』ということを聞いて歩いてそのことを心に刻んで悼むのだという。
読み終えて、祖母のことを思い出した。
とてもわがままだったので祖母のいい思い出は、普段浮かんでこなかった。
でも読み終えた後は、感謝したことを思い出した。
私が風邪をひくと、りんごをすりおろして部屋まで運んできてくれた。
2階の部屋だったので、一生懸命慎重に階段を上がってきてくれた。
もちろん、下りるときはもっと大変だったと思う。
四つん這いになって、バックしながら下りて行ったんだと思う。
あれは祖母の愛情だと思う。
どんな人にも『誰かを愛し、誰かに愛され、感謝された』ことはあるのだと改めて感じました。
『悼む人』とても深い、温かい内容だったと思います。
いい本に出会えました。
主人公の青年がニュースや新聞などの記事で知った、事件や事故などで亡くなった人をその場所へ行って悼むという行為をしながら旅をする・・・。
この主人公は亡くなった人が、『誰を愛し、誰に愛され、誰に感謝されていたか』ということを聞いて歩いてそのことを心に刻んで悼むのだという。
読み終えて、祖母のことを思い出した。
とてもわがままだったので祖母のいい思い出は、普段浮かんでこなかった。
でも読み終えた後は、感謝したことを思い出した。
私が風邪をひくと、りんごをすりおろして部屋まで運んできてくれた。
2階の部屋だったので、一生懸命慎重に階段を上がってきてくれた。
もちろん、下りるときはもっと大変だったと思う。
四つん這いになって、バックしながら下りて行ったんだと思う。
あれは祖母の愛情だと思う。
どんな人にも『誰かを愛し、誰かに愛され、感謝された』ことはあるのだと改めて感じました。
『悼む人』とても深い、温かい内容だったと思います。
いい本に出会えました。