ご注文～！

フクロウの写真を写真部ＯＢ会の掲示板に貼っておいたら、
後輩から思わぬ電話がかかってきた。

「今度、食事会をやるんですけど、記念品としてふくろうを配ろうと思うので10個送って下さい」

そこで、下記のメモを添えて早速送った。

「ご注文ありがとうございます。
フクロウは作るときに大きさや表情を同じにすることも考えたけど、
手作り感を出すために、一個一個違ったものにしました。
作品の出来からいって、1000円ならすごく割安でしょ。
自分で言っちゃなんだけど。（笑）
1個、おまけを入れておきました。

送料○○円と合わせて、計○○円を下記口座に振り込みをお願いします。
」

結構横着な文章だね。
だから昔、営業マンをやっていた頃は、成績がぱっとしなかった。（笑）

写真はサンデー陶磁工房の袋。
お買い上げの作品はこれに入れて渡します。

フクロウの完成

4月29日の当ブログで発表したフクロウ第一号から、いろいろ試作品を作ってきたが、
ようやくまずまずの作品が完成した。

今日はこの他に、別バージョンのフクロウと地蔵を持って、販売を委託する長珍屋さんにお伺いした。
ご主人と奥様が出てきて見てくれたが、ご近所ということもあり、すごく好意的だった。

で、販売していただくことになったが、価格はいくらでもいいので、
そちらで決めて下さいとのこと。

いくらにしようかな。

再来

明日か明後日に、電気窯と灯油窯を同時に焚こうと思って、
今日は朝から釉薬を掛けていた。
すると午後3時過ぎに昨日の女の子が工房に入ってきた。

まさかまたやってくるとは思ってもいなかった。
「色をつけているの？」
「そうだよ」
「何色？」
「黒と青」
「わたし、黒と青は好き」

宿題が多くて大変なこと、お裁縫をやっていること、
などを話して帰っていった。
小学4年生とのことだった。

この分だと、下校途中にちょくちょく寄っていくかもしれない。（笑）

小さな訪問者

今日は蒸し暑かったので、表通りのドアを開けたまま陶芸をしていた。
午後三時を過ぎた頃、学校帰りらしい4・5年生位の女の子が一人入って来て、
入り口近くで立ち止まったまま私をじっと見ていた。

ん？
「どうしたの？」私は訊ねた。
「前からここが気になっていて」と女の子は答えた。
「そう、じゃあそこに作品が並べてあるから見るといいよ」

しばらくして、作品を見終わった女の子は、私の横に来て黙って立っていた。
「こういうの好きなの？」
女の子はこっくり頷いた。
「これはね、色を塗ってるんだけど、
この緑の色がそこの窯で焼くと黄色になるんだよ」
「学校に窯があって、今度先生が窯で焼くと言っていた」
少し話して、女の子は帰っていった。

女の子はやっぱりすごいなぁ。