折角の公休日が出勤となってしまいました。
こんな訳でした。 聞いてください。
同居している叔父さん(危機管理のためで、食事は別々です。)がおじやらしきものを作って、台所の棚の上のほうに置いておいたところ、無断で兄のてつが捨てて洗ってしまったのです。朝施設に来るなり、妹のユーリーが怒りながら報告の一報をもたらしました。
すぐさま、「てつ!毎日何を訓練しているの」と叱責がとびました。
「黙って、報告なしに仕事をしないことじゃないですか!」
「てつのやったことはこの事なんですよ!」
「すいませんでした。」と頭を下げるてつ。
「こんなとき、なんと言えばよかったのですか」
「これは捨ててもいいですか」
「そう!そういえばよかったんです。」
「どうして言えなかったと思いますか。」
「おじさんが食べ終わった後で、捨ててもいいと思いました」
「そこが大きな間違いなのです!」
「てつが勝手に思っただけでおじさんはまた食べるために残しておいたと考えなかったですか}
黙るてつ・・・
「今は悪いことをしたと思っていますか」
「ハイ」
「じゃ、このときおじさんになんと言えばよかったと思いますか」
「おじさん、捨ててもいいですか」
「その通りです! 一緒に生活している大事なルールです。施設での訓練が何の意味もなかったのが悲しいです!」
「今週の公休日 反省の意味で出勤です!」
さしづめ、てつは施設では、きちんと報告が出来ています。
今日は週明けですがどのように身に着いたか明日からの気持ちの維持の継続が楽しみです。本日てつとユーリーは公休日です。