MwW鑑賞記その8~Yuzuru is the music~

2020-01-24 17:50:26 | イベント

そういえば!MwW鑑賞記を書くにあたり、肝心な事を書いていなかったことに気づいたので今書きます!!!

こんな鑑賞記を書いているサラ枕は音楽にどれだけ詳しいのか?!ということであります!このようなコンサートのレポートを読む場合、書いている人の音楽レベルがどれくらいなのか?が明記されていた方が読みやすいのではないでしょうか????

羽生くんファンの中には音楽に精通している方も沢山いらっしゃいますよね。それを考えるとサラ枕は自分のレベルをシークレットにした方がいいのではないだろうか?とも思ったり、思わなかったり…どっちにしても、読めばそのレベルは明白なのだがははははは

 

…お察しの通り、サラ枕はクラシックは普段あまり聞かない!子供の頃から洋楽邦楽いろんな音楽を聴くのは好きだが、クラシックはあまり聴かない!だからあんまり詳しく無いその「あんまり」のレベルが曖昧過ぎますね…しかし、もうこれ以上恥をかきたくないから、これくらいの曖昧さでいいだろう…


では、演奏者としての経験はどうであろうか庶民の家庭で育ったサラ枕は小学校一年生から約4年間エレクトーンを習っていた。周りではピアノを習う子が多かったが、人と同じものは嫌だったのでエレクトーンを選んだ。庶民だから選択肢がエレクトーンしかなかった。このように、子供の頃からひねくれていたサラ枕であった。

しかし、そんなに音楽の才能があるわけでもなく、練習も熱心にしなかったので上達せず、引っ越しとともにフェイドアウトである…

中学では練習が超厳しい強豪運動部に入ってしまったので音楽などやる暇がなかった。もちろん、曲を聴いたり歌ったりはしていた。(小田和正命と筆箱に書いていたのもこの頃である)

いや、ウクレレを少しだけ習っていたのを今思い出した!近所に住んでいたインド人になぜだかウクレレを習っていた。しかしこれも中途半端であった。

そして高校は女子高であった。厳しい運動部は真っ平御免だったので、楽な文化部に入ろうと思った。色々見学して回って、結局吹奏楽部に入った。

しかし、吹奏楽部が楽な訳がないのであった…

そして、私はあまりにも悠長過ぎた。私が入部した時には既にほとんどの楽器が定員いっぱいであった。元々吹奏楽部に入りたいヤル気満々の気合の入った人達は、入学したらすぐ入部するのである。人気の楽器はすぐに定員いっぱいになるからである。ちなみに人気の楽器とは、クラリネットとかフルートとかサックスなどである。

そんな事情など知らないサラ枕が入部した時、すでにヤル気満々の新入生たちはクラリネットなど、花形楽器をヤル気満々で練習していた。

もう、サラ枕には楽器の選択肢が二つしかなかった

弦バス(コントラバス)かチューバである弦楽器と管楽器の低音楽器である。つまり大きい。か弱い女子が最も敬遠する楽器である

弦バスかチューバという究極の選択!!!!なぜそこで辞めるという選択肢を選ばなかったのか。当時の自分に問い詰めたい。

しかしその時はどちらかを選ぶしかなかった。結果、弦バスは難しそうなので、チューバを選んでしまった

ということで、か弱いのにあんな大きい楽器、チューバ吹きになってしまったサラ枕…今、子供たちのあこがれの職業はユーチューバーだが、当時すでにチューバーだったサラ枕であったはははは

…すみません…

 

ということで?高校時代の2年ちょっとはチューバを吹いていたが、それ以降は楽器演奏とは無縁の生活を送っているサラ枕であります!

ミーハーなのでいろんなジャンルの音楽を聴くのは好きで、コンサートも沢山行っております。

そんなサラ枕が最もハマって今も好きなアーティストは、オフコースとTMNです。

また、洋楽ではジョシュ・グローバンとサラ・マクラクランです。

 

そう、サラ枕の名前の源は歌手のサラ・マクラクラン(Sarah McLachlan)だったのです!!!

 

…という、単なる自己紹介を延々とすみません…これを知ったからって何なんだ?って感じですよね…


 

 気を取り直して(毎回どこかで気を取り直している)MwW鑑賞記の再開です

 


 

ここからの2曲はピアニストの塩入俊哉さんがご登場です

※司会が何を話していたとか、どんな曲紹介だったとか、あらゆる詳細を忘れているのでその点について曖昧ですみません

 

16.天と地のレクイエム with 塩入俊哉

この曲は羽生くんファンの皆様にとって特別なプログラムですよねもちろん、羽生くんのプログラムはどれも特別で素晴らしいのですが、このレクイエムは特別ですよね今もこのプログラムが一番好きだという羽生くんファンの声も見かけました。

しかし、私はこのプログラムをリアルタイムでは見ていません。この2015~2016年シーズンは、地獄の子供会のまさに地獄の底にいて心身ともに消耗していた時期だったのでとてもフィギュアを見ようという気にさえなっていなかったのでありました(フィギュアから離れていた一番の理由が地獄の子ども会だったと、後から気付いたのであります)

 

これはサラ枕が羽生くんファンになる前の、羽生くんと羽生くんファンにとって特別な思い出のプログラムだ!と、私は羽生くんと羽生くんファンの皆様の傍観者のような視点でこの演奏を聴きました。

そんな特別のプログラムを塩入さんがピアノで独奏してくれました。この時は塩入さんについてよく知らなかったサラ枕でしたがとても丁寧に心を込めて弾いてくださっているのがとても伝わってきました

 

それもそのはず、2015年のMOIで羽生くんと塩入さんはレクイエムをコラボしていたんですね。その時の羽生くんの素晴らしさをMwWに向けての対談(2019年12月)で語ってくれてたんですね。

川井郁子と塩入俊哉が対談 羽生結弦選手の魅力をエピソードと共に披露

 

また、公演後には塩入さんがブログにMwWに対する気持ちを綴ってくれましたね!

羽生くんだけでなく、羽生くんのスタッフや羽生くんファンの思いまで考えて戦地に赴くぐらいの覚悟」で演奏してくださったんですね

私が想像していた以上でした

http://aquarellerecords.seesaa.net/article/473016280.html

 

2019年MOIについても(羽生くん絶賛)

http://aquarellerecords.seesaa.net/archives/201912-1.html

 

 

 

 

17.Asian Dream Song(Hope & Legacy) with 塩入俊哉

来ました。とうとう来ました!サラ枕のOrigin、ホプレガです私はこのホプレガの生演奏を聴くためにチケットを取ったと言っても過言ではない。それくいらいサラ枕にとっては特別なプログラムであります

生演技が見れないなら、せめて生演奏を聴きたい!!!!そんな風に思ってしまう特別なプログラムです

 

レクイエムの頃はまだ地獄の子供会でフィギュアを見る余裕が無かったと書きましたが、そんな地獄から解放されたのが息子が小学校を卒業し子供会の最後の行事を終えた2017年3月末。

地獄から解放された私が出会ったのが2017年4月1日のホプレガだったのです!!!

そこから一気に羽生沼…いや、清流に飛び込んだサラ枕でありましたので、このホプレガには格別すぎる想いがありまして

しかし、ホプレガの生演技は見た事がありません

そんな中、昨年夏の久石譲さんのコンサートでこの曲が予定に入っていたのでせめて生演奏を聴きたい!と、チケットを取ったものの結局曲目が変更されてそれは幻に…

「ああ、ホプレガの演奏を聴く機会はもう無いのかな…」と諦めていたサラ枕にやってきたのがMwWのお知らせでありました

この時のサラ枕の興奮 そして、コンサート会場で曲が始まる瞬間のワクワク感をまだ覚えているサラ枕であります!

 

しかし、考えてみれば不思議なものです。だって、羽生くんの演技を見れるわけでもないのに!その音楽を聴けるだけだというのに!こんなに嬉しいなんて!!!!

そこが羽生くんの偉大なところ。

まさに羽生結弦が音楽と一体であるという証しの一つなのではないだろうか。

ここで思い出す。Yuzuru is the music. という一文。これはスケート靴メーカーEDEA社の公式サイトに記載されている。

https://ice.edeaskates.com/en/our-skaters/yuzuru-hanyu/

羽生くんに関する素晴らしい紹介文の最後に書かれている一文である。締めの言葉がYuzuru is the music.である。

この紹介文は全文的確過ぎて素晴らしいので、いつかどこかでブログに全文載せたい。羽生くんがただ音楽に合わせて滑っているのではなく、音楽を作り出していると書かれている。

 

そしてもう一つ思い出すのが、前回も紹介した都築先生の本である。都築先生は羽生くんに対して、ただのスケーターで終わって欲しくない。芸術家になりなさい。と言い続けた。

そして実際そうなった


先ほどのEDEA社の紹介文、羽生くんの芸術性についての文を貼っておこう。

But Yuzuru isn’t just about technique; above all it is his ability to interpret, to give emotion through his performance, which leaves the audience transfixed. When skating he bares his soul, abandoning himself to the performance, connecting with his audience and leaving them breathless. It feels like he’s not just skating to the music but creating the music. Indeed, during his performance, as his blades glide gracefully across the ice, Yuzuru is the music.

 

ああああああ

 

は!それで肝心の演奏はどうだったか???

ホプレガの原曲は2曲ですが、今回は「Asian Dream Song」の1曲だけの演奏。それでも全然満足でした!

私は演奏中ずっと幸せでしたあのホプレガの原曲を聴いている!という状況に酔っていました夢が叶った瞬間だったので、とにかく幸せでした

大げさかもしれませんが、本当に幸せでした

 

なので、コンサートもこれで終わってもいいのです。

思い出もこの時点で感極まっているので、もう、これで終わりでもいいです…

 

 

…ところがどっこい!!!!!!

この後まだ6曲!しかも更なる大いなるとんでもない感動が待っているのである!!!!!

まさに限界突破である!

ホプレガがサラ枕の限界だった。しかし、この先その限界を突破し、限界の先の感動という未知なる世界を見せてくれるのであった!!!!

どんだけ????羽生結弦はどんだけ????

羽生結弦ってなんなんだ????

羽生結弦のプログラム曲を聴いただけでこんなに感動するってどんだけ?????

 

…つづく…


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