雑誌感想「クワドラ」「ジュエルズ」その1~思い出とともに~

2024-05-18 23:09:18 | 記事

「Quadruple Axel 2024 羽生結弦 SPECIAL」(2024年5月11日発売)

この雑誌が発売してから一週間後にやっと感想を書こうとしているサラ枕。このあまりにも爽やかでハンサムな羽生くんがあまりにもインパクトが大きい表紙の号である。

演技中でもなく表情を作っているわけでもない、ナチュラルな表情だからこそ、顔の素材の良さがこれでもかと伝わり、今後のハンサム論等の研究材料として最適な表紙である。(特に雄雌眼の研究)

「ああ、やはり羽生くんは素があまりにも美しき日本の男前の象徴であるなあ」と、再確認できた。

この超良き素材だからこそ、GUCCI様や雪肌精様等で最高の料理人たちとともに最高の高級作品ができるのだと、わかる。

しかし、この表情の羽生くんがもし目の前に立ったなら、サラ枕は速攻逃げるであろう。間違いない。こんな「何もかもお見通し」のような澄んだ目で見られた日には、この汚点だらけの人生のサラ枕ではとても耐えられるはずもない。

この紙の表紙でも2秒以上は直視できないのに。

と、表紙だけでも延々と語れそうな気配を察したので(時間は有限なので)次に行こう。

この号のインタの評判の良さ(羽生くんは勿論他の人も)はSNS等で沢山見たので、読むのが楽しみであった。

と、ワクワクして雑誌を開いたら!

1ページ目から、これでもかこれでもかと、清らかな羽生くんの写真攻撃がやってきた。ポスターまであるではないか!

ポスターも含めると、約16ページも写真が続いていた。そんな写真攻撃には高速ページめくりで応戦したサラ枕。ここまでで息も絶え絶えなサラ枕。(当然ながらQRコードから見れる特典映像も未見である)

そんなこんなで、やっ、と、羽生くんのインタビューのページにたどり着いたサラ枕であるが、インタのページも羽生くんの写真付きであった!(当たり前か)

そこには、とーーーーーっても嬉しそうな笑顔の羽生くんがでーんとある。この編集者はセンスがいいな。

さて、文字に集中しようではないか。

まずは、何をおいても羽生くんのインタビュー。

[独占インタビュー]羽生結弦 「決意の言葉は『世界を変える!』」

ノッテステラー最終日の翌日の独占インタビューである。やるではないか、クワドラ!

インタの日は2024年3月11日月曜日。今年のノッテステラーは3月8,9,10日の三日間であったので、その翌日である。まさかノッテの翌日にも仕事をしていたなんて羽生くん!てっきり朝寝坊してゆっくり休んでると思っていたよ!(いや、この特別な日に寝坊などしないですよね💦)

そして、この3月11日は説明するまでもなく特別な日であるが(このインタの最後の文章に胸がぎゅっとなった。本当に特別な日である)

サラ枕にとっては、別の意味でも特別な感情があった。

この日はサラ枕家全員(サラ枕with旦那と息子)の3人で、仙台観光をしていたのである!

ノッテ最終日を旦那と一緒に現地で観たサラ枕は仙台に泊まり、そして、翌日の3月11日に息子も呼んで観光した。息子も呼んだのは、それが特別な日であるからである。当時幼稚園児だった息子に、ぜひとも被災地でこの日を迎える体験をしてほしいという意味もあった。

そんな風に、サラ枕家族が仙台で観光したり食べたり、そして黙とうしている時に、羽生くんは仙台のホテルにいたのだなあ!近くにいたんだなあ!

と、なんだかぐっときたサラ枕。勿論、羽生くんは仙台在住なのだから、仙台に行けば羽生くんが近くにいることは当然なのだが、こうやって雑誌内の写真で、仙台のホテルでの写真、仙台の街も映った写真を見ると、「ああ、羽生くんはあんなに近くにいたんだああ」という、感慨がとても深くやってきたのであった…

さて、肝心のインタビューの内容ですがインタビューアは田中さん。

とても素晴らしい深い質問をされて、羽生くんも嬉しそうで、羽生くんが嬉しそうなのを感じると嬉しくなるのがオタクである。

もう、それだけで大勝利である。この雑誌の大勝利。

そして、オタクとしても読みごたえあり過ぎる内容のインタ。

とても一回では理解しきれないし記憶できないので(サラ枕限定の記憶力の悪さ)、何回も読まなくてはならない。

そんな中、今回は最も印象に残ったことを書こうではないか。

今回のインタで最も印象に残ったのが、駅伝とマラソンの例えである。これはものすごく腑に落ちた。もう、ガッテン100万回レベルである。

なんでこんな例えがすぐ出てくるの????

「例え話の天才羽生結弦」

しかし、羽生くんの優秀さを「天才」の一言で片づけていいものか?

神様「努力する天才」だと分かった上でならいいのではないでしょうか。

その前に、そんな例えばなしを引き出したインタビュアー田中さん、グッジョブである。

単独アイスショーでの体内時計というワードが出てくる時点で高レベルなグッジョブ質問で、羽生くんもとても面白がっていて、二重にグッジョブである。

そして、マラソンと駅伝の違いのたとえ話が、羽生くんのアイスショーとつながって、とてもガッテンガッテン!

つまり、1人でマラソンをずっと走っているのではなく、1人で駅伝を走っているという羽生くんの説明であった!

※駅伝というのは短い区間もあれば長い区間もあり、平坦な道の区間もあれば山道坂道区間もある。それと同様に、さまざまな性質を持つプログラム達をその時その時の羽生結弦がつなげているということである!!!!

おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!

この時点で、羽生くんが羽生結弦とそのプログラム達を俯瞰で見て扱っているのがわかり、興奮した。

この「俯瞰」については別にまた語っていたが。

そして、サラ枕個人的にも非常に感慨深い。

サラ枕語りになるが、このブログで以前、何年前であろうか?夢物語として「羽生結弦が一人で行う試合やアイスショー」について、語ったことがある。

その当時は、そんなバカげたこと出来るはずがない!という前提での妄想であった。

気になったので自分で調べた。2018年5月に書いたブログ記事「TPPOマスターHanyu~演技編」である。

そこでサラ枕はこんな事を書いていた。

「私も前々から疑問だったのです。個性的な選手はたくさんいるけれど、その個性を色に例えた場合、赤色の個性の選手はショートもフリーもエキシも赤色が出てしまう。毛色の違うプログラムでもどうしても赤色は残る。またはあえてそこを強調する。また、ある青色の個性の選手は何を滑っても青色。衣装や曲を変えても同じにしか見えない選手もいます。(それが悪いというわけではない。逆にそれがいいのだ!という人もいるかもしれない)

しかし、羽生くんは違います。七色どころか無限?ん?むしろ無色?ん?RGBの達人?ん???とにかく、羽生結弦という個性を残したまま全く違う色のプログラムを滑り分けられる。たとえば羽生くんたった一人でショーや試合を行ったとしても観客の皆様は飽きることなく満足するでしょう。私だったら永遠に見てられるでしょう…

想像してみてください…最終グループ。そこに登場するのは羽生選手ただ一人…羽生くんは6回連続全く違ったプログラムを滑るのです…なんて最高な試合なんでしょう!!!」

当然ながら上記の文章、羽生くん一人のショーや試合のくだりは、完全なる冗談というか妄想でした。夢でした。だって、当時の常識ではたった一人でフィギュアスケートのショーをやるなんてあり得ないことでしたから!

っていうか、今も非常識なことではあります。羽生くんにしかできないことですから。

おおおおお、しかし!まさか、4年後に!それ(単独公演)が実現するなんて!その時のサラ枕に教えても信じないだろう。

おそろしい…羽生くんは本当に恐ろしい…

そして、有難い…サラ枕の妄想を叶えてくれて…いや、妄想以上のものを見せてくれてありがとう…夢を見せてくれてありがとう…

と、この一つの質問だけで大興奮のサラ枕

この田中さんの質問は12個もあるのに!!!!

羽生くんのインタはあまりにも深いので、またじっくり読み直して感想書きたい。ジュエルズの56の質問も面白く、いちいち感想を書きたくてうずうずする。

・食に興味ないのに料理のニコニコ動画を観ている羽生くん→一見矛盾しているようだが、料理は化学なので理系の羽生くんガッテン!(別の理由かもしれないが)

・そもそもニコニコ動画というワード

と、ここまで、全くもって大した感想を書けていない自分が嫌になると書きそうになったが(書いたが)、これがサラ枕なので仕方が無い。(開き直り)

羽生くんについては当然ながらまだ書き足りないが、今日はここまで

原 孟俊
「極私的『RE_PRAY』考察」

羽生くん以外のインタも今回素晴らしかったのですが(読んだ人なら知っているが)、今日は原さん。

原さんといえば、Faoiの衣装の人という認識しかなかったサラ枕だが、今回のインタは、ゲームオタクとしての視点での解釈がとても意外でそして面白かった!「解体新書」という解釈もガッテン!

面白い。

また、羽生くんの事をすごく理解しているのも良かった。つまり、羽生くんの偉大さをちゃんと分かって、それを口にしてくれる人。嬉しい。予想以上に羽生くんの理解者であった!

そして、ゲームを「総合芸術」だと語っていた。

考えてみればその通りである。

実は(ってほどではないが)サラ枕の息子が、同じようなことを言っていたのである。(芸術とまでは言ってなかったが)

サラ枕の息子は今、理系…工学系の大学に通っているのだが、中でもプログラミングが面白くて、今自分でゲームを作成しているという話をつい先日話してくれたのだが、「ゲームはプログラミングは勿論、ストーリーを考え、キャラ設定もあり、絵を書き、そして音楽も作らねばならない。」とその難しさを語っていた。

確かに、技術的スキルのほかに、芸術的センスも必要なのである!

奥深い。大抵のゲームはそれぞれの担当でチームを組んでゲームを作っている訳だが。

羽生くん自身は一人で総合芸術を作っているのだから、ほんに凄い。トビーさんも一人であんな凄いゲーム作ったんだっけ?

とにかく、一昔前の「ゲームは子どもには害悪」は、羽生くんによって否定された。

愉快である。(ゲームで育ったサラ枕は愉快である)

と、夜も遅くなり、だんだん意識もうろうとしてきたので、今日はこれでお終いである。

こんな調子ではあっという間にFaoiが来てしまう!

がんばろう!おー!

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大ぐっち様ダイエット場所 | トップ | 幕張に向けてのメモ~2024年編 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マラソンと駅伝とニコニコ動画と (レモンパイ)
2024-05-19 09:50:54
連投失礼します😅
愛読しているブロガーさんが
花の2区エース区間が鶏蛇さがま
5区きついきつい山登りが破滅様!
と秀逸なこと書かれていました
いやーーーー、本当!
マラソンと駅伝、あまりにわかりすぎるのですが、一人駅伝をしようなんて思う人がこの世にいるなんて!
(ふと、こんなん他にいるとしたら、プル様ではないか? と思って、あー、プーチンめとまたしても思った私です😥)← フィギュア界の無反応ぶりは、到底自分には無縁の世界だと端から思うからでしょう、と思うので。絶賛しまくって、対抗してヨーシ!なんて思いそうな人一人しか浮かばない😅

そしてそれを可能にする方法を自分で考えて研究して、やっちゃう人。その身体能力と頭脳
ぶっ飛んでいる。
しかしここまではアスリート羽生結弦の異常性です。

そのクリエーター、芸術家サイドのことは、MIKIKO先生の言う、才能を持て余しているのを知っている、末恐ろしいを聞いただけで震えます。
大学が一学部設けて「羽生結弦」研究をやってもいいくらいと、しみじみ思う今日この頃。

そして、料理動画、に反応する我々!
ホント、羽生君面白い。掘っても掘っても滾々と沸いてくる泉です~。
返信する
Unknown (sarah_mcla)
2024-05-20 17:27:26
レモンパイさん、こちらにもありがとうございます♪
おお!「花の2区エース区間が鶏蛇さがま
5区きついきつい山登りが破滅様!」素晴らしい!!!
こういうの、妄想するの楽しいですね

最近、旦那と別のスポーツをよく一緒に観ながらやっぱり同じようなレベルのライバルがいると面白い!って話してたんです!
それで、もし、今のフィギュア界に羽生くんと同じようなレベルのスケーターがいたならば、もっと盛り上がっていたんだろうなあとか想像しちゃったサラ枕です…
実際いないので虚しい妄想ですが、確かに、もし羽生くんに対抗できるとしたら、プル様!!!!!
…ほんと、プー珍め…{/face2_hungryいないと詰まらんし…

それで、フィギュア界の羽生くんのプロになってからの偉業への無関心ぶりは…あまりにも偉業すぎるからなのでしょうか???
プライドが粉々になるから??

そういえば、氷上のプレイリストは今度M田大先生だそうですが、どんな内容か、羽生くんを取り上げるのかちょっと興味ありますねえ

そして、アスリートとして突き抜け、芸術家として天井知らずの羽生くん、あらためて、恐ろしいなと思ったし、今後がますます楽しみすぎるのですが!!!!
ほんま楽しみですね

そうそう!羽生結弦を研究する学部、設けてほしい!!!設けないと人類の損失な気がするのですが?!
そしてサラ枕も入学しましょう

料理動画の件もそうですが、気になり過ぎる!
ほんと、泉ですね
面白い泉
返信する
訂正 (sarah_mcla)
2024-05-20 19:32:41
サラ枕です!レモンパイさんの返信で変な文があったので訂正します💦すみません💦

{/face2_hungryいないと詰まらんし…←これは、ロシアの女子、ペア、アイスダンスもいない競技はつまらんし…と書いたのですが、ミスタッチ?で変な変換されてすみませんでした💦
返信する

コメントを投稿