漂えばanapoco:さらっと身の回り発信

風のまにまに漂うたんぽぽの絮のように・・

60年代の欧州映画

2012-02-27 00:05:30 | 日記
60年代東和配給の映画、いわゆるヌーベルヴァーグと 呼ばれたヨーロッパ映画をたくさん観ました。 ルイ・マル、ルネ・クレマン、ゴダール、トリュフォー、 アラン・レネ、ジャン・コクトー、ロジェ・バディム、 ルルーシュ、ピエトロ・ジェルミ、ビットリオ・デシーカ などなどの監督が活躍していました。 サントラ盤テーマ音楽の人気と併せてあの頃の ヨーロッパ映画は全盛時代でした。 特にピエトロ・ジェルミ監督・主演の「鉄道員」は 映画、テレビで7回くらい観た記憶があります。 いつか観た記事で「たけしさん」が最も影響を受けた映画として この映画を挙げていたと思います、多分。 名優で名監督、渋くて暖かい人です。 若くして亡くなったロミー・シュナイダーが初めて日本に登場 した映画「私の可愛い人」は佳作ですが、熱中しました、 惚れました。両隣の街まで行って3週連続でみました。 また、「欲望という名の電車」や「エデンの東」を送り出した エリア・カザン監督で「草原の輝き」があります。 ナタリー・ウッドとウォーレン・ビューティ主演でしたが その中の詩が強烈に体を突き上げて震えました、その後の 人生の大きな助けになったんです。 「草原の輝くとき 花美しく咲きしとき  再びそは還らずとも嘆くなかれ   嘆かんよりはその奥に秘めたる力を見いだせ」   最も必要としている「人・時」に出会うとまさしく 神の声として響くことでしょう。 詩や音楽というのはすごい力を持っているんですね。 そしてナタリーウッドもロミーシュナイダーと同じく 最も盛りの43歳の若さで亡くなってるんです。 忘れてならないのはソフィア・ローレン、マルチェロ・ マストロヤンニ。良かったです「ひまわり」。 一目見たら忘れられないソフィア・ローレンという女優。 デシーカでしーか作れない映画などと云われてました。 その後いつからかさっぱり映画から疎遠になって。


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