食品中の炭水化物の量

http://www.msrsoft.com/foodphot/
　こちらのサイトに行くと、食品成分表が見やすく写真付きで表示されています。で、いろいろな食品に含まれている炭水化物の量が分かります。

　野菜とか、きのこ類は炭水化物を含んでいますが、食物繊維なので分解吸収はされませんので血糖値には関係しません。

　ジャガイモとか、意外と炭水化物が少ないように見えますが、ふかして柔らかくすると吸収されやすくなるので、ぐんとGI値が上がります。　

ＮＧなサラダ

　サラダは健康に良いし、美味しいし、毎日必ず食べてます。
　ほとんどの野菜はＧＩ値も低いし
　
　でも高ＧＩ値＝避けた方がいいサラダもあるんです。
　ＮＧなサラダは・・・
　「ポテトサラダ」「コーンサラダ」「カボチャサラダ」など。
　じゃがいも、とうもろこし、カボチャはＧＩ値が高いのでなるべく避けます。

　どうしても食べたい時は量を減らせばＯＫです

例えば「おにぎり」

　コンビニで手軽に買える「おにぎり」、美味しいですよね。
　私もたまに買っています。

　でも・・・
　一般に売っているおにぎりは白米をギュッと握ったものだからＧＩ値も高い

　でもでも、ひじきや野菜の入った炊き込みご飯や五目ご飯のおにぎりならＧＩ
　値が低くなります。
　最近では低ＧＩの麦ご飯や玄米を使ったおにぎりもあるし

　選び方次第でコンビニのおにぎりも安心して食べられます

コーヒーでダイエット～

　コーヒーに含まれるカフェインはインスリンの分泌を助けるような働きは
　ありません、残念ながら
　でも脂肪の燃焼の効率を良くして、体脂肪をエネルギーに替えやすい効果
　があるんです。
　カフェインが含まれている紅茶・緑茶なども同じです。

　だから運動する前にコーヒーを飲んでおくと運動がいつもより長くできる
　ようになります。つまりエクササイズの効果が上がるってことです

　しかし！！！
　コーヒーは無糖もしくはミルクだけにしましょう。
　お砂糖はＧＩ値がとても高いので・・・
　(甘みがほしいときは人工甘味料を使えば問題なしです)

過去の失敗（１）

　高校３年の秋、季節の変わり目、受験勉強で体力を消耗していたせいか、風邪をひきました。けっこうきつい風邪でした。
　なかなか良くならないので近所の内科クリニックに行きました。血液検査の結果、空腹時血糖が485もある（正常は140以下、200以上が糖尿病）と言うことで即入院しなければならなくなりました。
　
　紹介されたのが某国立○○病院です。

　食事療法、運動療法を指導され、入院中はインスリンの注射もされました。１ヶ月近く入院していたはずです。
　私の食事療法は１日1400kcalで、食品交換表をもとにして献立を母が考えていきました。
※続く

現在の治療

過去の失敗例はまた後日書きます。
成功した今の治療について説明していきますので参考にして下さい。

①まず、インスリンの基礎分泌を補充するために、ノボリンＮを８時間おきに４単位から打ち始めました。最終的に、８－８－６になりました。起床時の血糖を90～100になるように、また食前の血糖もそのくらいになるようにしています。
②食前は、ヒューマログ（超速効性インスリン）を炭水化物のGI値に合わせて増減して打っています。最初は、150gの白米を食べて、食後のピーク（食べ始めてから60分くらい）を140～150になるように単位数を決めました。10単位くらいです。ただし、おかずに肉と野菜が加わると白米のGI値はみかけ上下がって血糖が上がるスピードが遅くなるのでインスリンは８単位に減らします。
③朝にトーストを食べる時、一緒にトマトジュースなどを飲む時は、超速効性といえど、食べる20分前に打ちます。トーストはものすごく速く血糖が高くなるからです。
④うどんをたべる時もすこし早めにインスリンを打ちます。
⑤居酒屋などに行って、炭水化物はほとんど食べない時は、超速効性は0～2単位くらいにしています。
⑥焼き肉屋さんでお肉とビール、なんていう時も0～2単位で、最期におにぎり、または麺類、とか食べる時はちょっと失礼ってトイレにいって超速効を6～8単位打ちます。

　以上のような感じです。パスタのようにGI値の低いものは単位数を減らします。カレーはライスの種類とカレーの種類によって変えます。ジャスミンライスはGI値が100以上あるので、150gで13単位くらい必要です。カレーに小麦粉やジャガイモが入っていたらさらに4単位くらい増やします。バスマティライスはGI値が50ちょっとなので150gで6単位ですみます。参考にしてみてください。

好きなパンは何ですか？

　パンは全般的にＧＩ値が高い＝血糖値が上がりやすいんです
　私は特にフランスパンとベーグルが好き
　シンプルだから食事にも合わせやすいし、食べ応えがあるのにヘルシーだから。

　フランスパンもベーグルもどちらもカロリー的には低いけど問題が・・・
　それはＧＩ値が高いこと。
　フランスパンのＧＩ値は９３、ベーグルは７５です。
　ちなみに食パンのＧＩも高いです→ＧＩ値９１。
　バターをたっぷり使ってカロリーの高いクロワッサンのＧＩ値は６８と低め。
　その他にもＧＩ値の低いパンはあります。
　ライ麦パン→５８、全粒粉パンなら→５０と低ＧＩ値です。

　カロリーが高いとＧＩ値も高いのかな～？なんて思ってたけど、とんでもない
　勘違いをしていました。
　

糖尿病関連サイトはいっぱいあるけど

　検索で『糖尿病』と入れると、サプリメントの販売とか、昔ながらの古い考えを書いた医師や製薬会社のサイトばかり。そのなかで、本当に役立つと思えるのはむしろ糖尿病と悪戦苦闘している個人のサイトやブログです。

　今、厳選中です。もうちょっと待って下さいね。本当に、参考になるサイトを見つけ出します。　

信じてたのに…

　患者さんは、主治医をまずは信じてついていくものですよね…　私も、両親もそうでした。
　１日1400kcalの食事療法と、２種類のインスリンを処方され、単位数は固定されていました。ごはんは指示の通りに、一膳はしっかり食べていました。
　自己血糖測定は、毎食前にしていました。
　思えば、食後血糖をどうして測らなかったのか…　先生に、食前だけで良いと言われたのでその通りにしていたんです。
　
　空腹時の血糖はだいたい140～170くらいありましたっけ…　恐ろしい。食後血糖はいったいどこまで上がっていたか…
　しかも、インスリンは30Rといって、速効性の成分が30％しか入っていないものだったのですから…
　そんなわけで、HbA1cは９～12％のあたりを往復していました。
　次の先生も、ほとんど似たような処方と指示でした。
　うんざりして、病院をどんどん変えていきました。　

炭水化物とＧＩ値

　私みたいな、ほとんど１型の糖尿病になっていても、インスリンの使い方をマスターすると、普通の人と変わらない食事、グルメもできちゃいます。

　ポイントは炭水化物のGI値と食前のインスリンの単位数の関係を体で覚えてしまえばいい、ということなんです。

　私の主治医はその点と、さらに運動量との関係を教えてくれました。最初は難しいというか、面倒というか…　
　でも、自転車の練習みたいなもので、一度乗れてしまうとあとはけっこう簡単なんですよね…