酒蔵探索（その２）

　　午前中の雨もすっかり上がり　午後から友人と日本の三大酒蔵が有ると言われる
西条（東広島市）へ列車で向かった　　広島駅から約４０分ほど　　

　駅を降りて観光案内所を訪ねたが月曜日で閉館していた　

　観光案内所の前からが　”酒蔵通り”と名付けられているほど　周辺には日本酒の
酒蔵（醸造所）が軒を連ねている　　各酒蔵には　高い大きな煉瓦作りの煙突があり
煙突には　酒蔵名が書かれているので　良く分かる

　酒蔵通りをちょっと歩きだすと　もう周辺から　ほんのりと　酒の（酒粕？）匂いが漂って
くる　　自分には気持ち良い匂いだが　逆にお酒に弱い人には　匂いを嗅いだだけで
酔ってしまうのではないかと思われるほど

　また　酒蔵は白色に塗られた壁に囲まれた中にある　　その一つ　”賀茂鶴酒蔵”に
入って　客待ち所で放映されている　お酒の出来るまでというビデオを鑑賞し　さっそく
試飲をさせてもらう　　　ここでは１０種ほどのお酒が自由にいくらでも試飲できるように
なっており　つられて小さなビニルカップで何杯も飲ませてもらい　良い気分になって
しまった　　　

　試飲だけでは申し訳ないので　気に行ったボトルを２本購入した

醸造所でしか手に入らないもの（市販されていない）ボトルなど　

　お酒は酒税でコントロールされているので　街のお店で買っても、醸造所で買っても
値段は変わらない　　　

　酒蔵は沢山目に付いたが、一般客を見学させてくれるところは　そんなに多くは無かった

帰途　もう一軒　立ち寄り試飲（わずか　小カップ一杯のみ）させてもらい　つられてまた
ボトルを一本買ってしまった　　（計三本　：　少々重い）

予定では　西条で美酒鍋という杜氏の人達が食べる鍋料理を食べるつもりだったが
あいにく　月曜日で一件しかないお店は休業で　残念だった

酒造りというのは　シーズン制の作業で秋ごろ酒蔵米が収穫されたあと　冬から春先に
かけて　出稼ぎの人達をも雇って杜氏さんの指導のもとに作られるそうだ

酒造りがひと段落したあと　杜氏さんほか作業に携わった人たちを慰める料理が
美酒鍋というものだそうだ　　今回は味わうことが出来なかったが　またの機会に！！

広島に戻り　眺望の良い　懐石料理店で　また美味しい銘酒を味わうことが出来た

２日間付き合ってくれた　友人に　多謝　多謝　！！

　　画像は後日　アップします