バス停での待ち時間にPSPをしていると。
「それはゲームなのかい?」
という声が。。。
顔を上げると、おじいちゃんが私の方を見ている。
「はい、そうです。」
「へーー。それっていくらくらいするのかね。」
「16,000円くらいですね。」
「36,000円!? たっかいね~。」
「いえ、16,000円です。」
ここらでうまく話を切り上げればよかったのだが、おじいちゃんの
話は止まらない。
「そういうのってさぁ、たっくさん種類あるんだろ?」
「そうですね、何百ってありますね。」
「へ~、今の子供は恵まれてるねぇ。
私70なんだけどね、小さい頃はおもちゃなんて無くてねぇ。
いろいろ工夫して遊んだもんさ。竹馬とかね。」
「はぁ。。。」
「今はやらないだろ、そういうこと。
今の子は恵まれてるけど、ひ弱だよな。ひ弱。」
そして、言いたいことをすべて言ったのか、おじいちゃんの話は
唐突に終わってしまった。
な、なんだったんだ。。。