オミクロンという新しいコロナ変異株がまた世界中を翻弄しています。やっと一段落できそうなこの時に、また振り出しに戻ったようです。11月初めに散策した大濠公園の近くに大きな銅像をみつけました。「廣田弘毅像」です。廣田弘毅は昭和11年(1936)から一年間総理大臣を務めました。戦後の極東軍事裁判で起訴され絞首刑に処せられました。「アジア侵略戦争の共同謀議」「戦争法規遵守義務の無視」等の訴因で有罪となったのです。廣田総理は福岡市の出身で、大名小学校、修悠館を経て第一高等学校、東京帝国大学を経て外務省に入り外交官となった人。福岡では貧しい石屋の子供でした。立身出世の見本のような経歴です。しかし、東京裁判で死刑となり悲劇の宰相と言われています。このことから城山三郎が小説「落日燃ゆ」を書きました。先にご紹介した天神にある「水鏡神社」の鳥居に掲げられている扁額は、廣田元総理が大名小学校の時に揮毫したものだそうです。
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