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先代 ◆ SANPO な ブ・ロ・グ

村田 青朔 が 一所懸命 書き綴る
「踊り」 だとか 「アート」 だとか
その 周辺の事
「小説」も 載せたい

【ニュース】 9月の 「SANPO」 !? 

2008-09-09 |  「SANPO」 あれこれ
遅くなりましたが、 ようやく 決めました。


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9月の 「SANPO」 コンセプト : 横浜トリエンナーレ周辺で、 クレバスを探す。
・・・ 隙間を探そう! 見付からなければ 作り出そう!


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9月14日 (日) / タイム スケジュール

Part 1. 【 SANPO 前の SANPO 】

行動1 : 11:00~12:00  NYK 1F あたりで、 「SANPO」 作戦会議。
情報を集約・分析し、 午後の 「SANPO」 行動方針を 決定する。 → (※A)

(12:00~13:00 休憩・食事・準備・連絡 等)

行動2 : 13:00~16:00  横トリ 3会場 周辺で 「SANPO」。
内容は 未定 ・・・ 現段階では 状況がつかめない。
自主活動 ・ 単独行動 可。 → (※B)

(16:00~17:00 後始末・休憩・移動・連絡 等)


Part 2. 【 いつもの SANPO 】

行動3 : 17:00~17:30  NYKから 大岡川・弁天橋へ移動。

行動4 : 17:30~18:30  いつもの場所で、 ≪お・ど・る/SANPO≫。
・・・ 疲れて 呆然としているかもね。 それもまた、 「SANPO」。

行動5 : 18:30以降 適当なところで、 「萬里」 へ 移動。


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※A 参加自由。 最低限 ムラタ は いるはず。 青いバケツが 目印。
行動2 に お付き合い頂ける方は、 なるべく ご参加下さい。

※B 会場内へは入らない ツモリ。 3時間 なので、 入場料が もったいない。
新港ピア ・ 赤レンガ倉庫付近で ウロウロしようかな~、 と思ってます。
参加自由だけど、 いつ どこにいるか 不明。
携帯は 持ち歩きますが、 すぐには 出れないかも ・・・。

※全行動 途中参加、 途中抜け 自由。


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以上すべてを 9月の 「SANPO」 とします。

今回は 混乱が予想される為、 会場内 「SANPO」 を (一応) 断念します。
隙があれば、 突入しちゃうかも しれないけど ・・・。

無理は 禁物。 やりのこした事は 今後に 回したい。
「SANPO」 しながら、 10月に向けての 状況把握に 励みたい。


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毎度の事ながら、 行動理念は 臨機応変 ・ 自己責任。

自己アピールを 目的としない。 挑発行為はしない。
でも 自己表現であって良い。 感動で動く。 楽しむ。

公共ルールは守りたい。
でも、公共ルールとはなにか? を 常に問いたい。


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で 10月12日(日) には、 会場内で ≪お・ど・る/SANPO≫ を してみたい。
だだし 今月 ヒヨったので、 来月も ヒヨる 可能性あり。

お気楽、 お気楽!


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☆ 追加 トピックス!

トリエンナーレ 自体、 混乱している様子。

13日 (土) にNYKで 行われる予定の、 勅使河原三郎 パフォーマンス。
入場方法を 問い合わせたら、 インフォーメーションセンターに 情報なし。

本部に問い合わせると、 チケットがあれば 別料金はかからない。

でも 人がどれだけ来るか予想できないので、 入場整理方法は 未定。
もしかすると、 整理券を発行する かもしれない。
現時点では 発行する予定がないので、 当然 発行日時未定。
発行するかもしれないが、 その判断を いつするのかは 未定。
当日、 様子を見て決めるかも ・・・ とか。

とにかく、 分から~ん のだ!


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2008-09-09 23:49:28 up

【SANPO】 ≪お・ど・る/SANPO≫ 報告 6

2008-09-04 |  「SANPO」 あれこれ
8月10日 の SANPO には、 福住ゼミ ご一行様が 4名 立ち会ってくれた。
萬里まで 付き合ってくれた方もいる ・・・ ありがたい!

※ ただし 矢吹さんは そっちに 数えていませ~ん、 あしからず。

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で ゼミの最終日に、 小山田 知子 さんから 写真を頂きました。
昨日 お願いして、 このブログに載せる 許可を 貰いました。

プリントアウトしてあった写真を、 スキャンして 載せま~す。


昨日 「報告 5」 に書いた 運動会っぽい 雰囲気って、 こんな感じだったのだ。


   04-oyamada


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小山田さんは、 ゼミの 課題に SANPO の 感想文を 提出していた。
そちらも 載せたいのですが ・・・、 と お願いしてみたら OK を貰えた。


「村田さんの踊りを見た感想」

 村田氏の踊りには人が共有してる「五感による記憶」と呼べるものが漂っていた。

 仏壇に供えられたかのように置かれたほおずきの実を挿した花瓶。馬や牛に見立てて作られた割り箸を刺された夏野菜。にぎやかに流れる民謡。そのあつらえで踊りの場がお盆を迎えた田舎の土間のように見えてくる。「今夜は盆踊りだから、これを着て行くんだよ」と浴衣を縫ってくれた人の声さえ聞こえてくる。横浜の高層ビルを背景にアスファルトの上で踊る姿に山や川、田んぼや畑が重なってくるようだ。だが村田氏の動きの少ない踊りにうきたつような盆踊りの楽しさを私は感じなかった。むしろ押し殺したようなぎこちない動作は自由に動くことを拒否し、声にならない声を発する大きく開かれた口は、叫びたい言葉を喉の奥に送り返しているかのように思えた。苦しいのか、耐えているのかと私は疑問を感じながら見ていた。

 その時、ラジカセから「真室川音頭」が流れてきた。私はある光景を思い出した。大きな会社の営業部長を囲んで飲んでいたときのことだ。店内に「真室川音頭」が流れてきた。

 するとその部長が突如、滂沱の涙を流し居酒屋の畳の上に泣き崩れたのだ。その曲が彼の心に封印したはずの何かに触れてしまったのだろう。その部長の泣いていた姿と村田氏の声にならない叫び、制御された身体の動きに、現すことが出来ぬことへの無念さや、忘れなければ生きていけない情もあるという共通する感情を見た思いがした。

 無念さや忘れなくてはならない情というのは何も国家や民族のというレベルのものではない。誰でもが持つ日々に訪れるささやかな感情の陰影だ。満たされない思いが心に澱のように沈殿し、激しい攪拌を拒んでいる。思い出すことは前に進む妨げになる。そう、自分に言い聞かせながら誰もが「思い通りにはならないこと」に折り合いを付けて生きているのではないかと私は思う。悲しみや苦しみは忘れることはできないが、ひとまず、棚に上げて歩きださなくては生きていくことができないからだ。

 音や色、形や匂い、いわゆる五感により記憶されたものは一生消えることが無いそうだ。幼い頃の運動会を思い出して欲しい。校庭にはためいていた旗の色、その上に広がる空の色、吹いている風の匂い、行進の足音など、視覚、聴覚、嗅覚、全てが相まって一つの記憶をくっきりと形作っていないだろうか。大人になってからも、強く心を揺さぶられるような出来事の記憶には必ず、その時聞いた音、見た色、形、香りなどが付きまとっている。逆の見方をすれば、ある音、ある色、ある香りなどが契機となり昔の記憶がよみがえるという理屈になる。あの部長から後日聞いた話では「真室川音頭」は彼の母親が好きな民謡だったそうだ。彼と母親の間にある数十年の思い出が一気に思い出されたのだろう。

 私は五感と共に記憶されたものが本物の記憶なのだろうと考えている。おそらく一生消すことができないと思うからだ。その記憶こそがあなたの生きてきた時間、あなた自身、それを大切にしなくてはというメッセージが、裸足で踊る村田氏から発せられているように思えてならなかった。


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小山田さんへ

以下、 あくまで 僕の 感じ方・生き方です。


五感に関して すごく意識しています。

とくに SANPO では、 踊っているというより、
感じていられれば良いと 思っています。

匂うような存在でありたいと 思っています。


「忘れなければ生きていけない情」 に関して、 とても良く理解できます。
でも僕の場合は、「生きている限り忘れるわけにいかない」 という感じです。

それでは いけない と思いつつ、 ずっと そんな感じです。
なので、 営業部長に なれない。


とても 生きにくいけど、 そう生きたいと 思っています。
そのようにしか 生きられない、 のかもしれない。

で 苦しいかどうか と聞かれれば、
苦しいです、耐えています、・・・ 踊る事自体は、 むしろ 快感ですが。


僕の中で、 「真室川音頭」が いっそう膨らみました。

ありがとうございました。

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他の方々にも、 現在 感想文を おねだり中!


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2008-09-04 02:05:35 up

【SANPO】 ≪お・ど・る/SANPO≫ 報告 5

2008-09-03 |  「SANPO」 あれこれ
とても暑かったので ・・・、 何かと忙しくて ・・・、 などを言い訳に、 
8月の SANPO 報告 を 書いていなかった。

SANPO 直後、 興奮気味だったせいもある。 
すぐに 言葉にできなかった。
感じた事・考えた事が 多すぎて ・・・。

と ウジウジしていたら、 9月になっていた。
早く 書かなければ ・・・。

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てな事で、 ≪お・ど・る/SANPO≫ 報告5 です。
8月10日 (日)でした。

いつもの場所。

馬車道駅と桜木町駅の 中間地点。
大岡川と その横の 広場。

暗くなり始めてから 移動。
馬車道駅構内を抜け バンカート NYK に向う。

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今回は 夕涼み! とか言っちゃって、 ようは 日中 暑いから 17:00 開始。

CDラジカセで、 にぎやかに 曲を流した。
SANPOで 曲を 使ったのは 初めて。 

流したのは ソ-ラン節・東京音頭・八木節・佐渡おけさ・真室川音頭 などなど ・・・
ようするに、 ごく私的な 「盆 お・ど・り」 大会である。


01


家にあった 発泡スチロールの箱を 持って行った。
現場で 赤いガムテープを 貼った。
気持ちとしては、 盆踊りの ヤグラである。
上に ラジカセを乗せた。

カボチャに割り箸を刺して 馬にした。
ホオズキを 飾った。

100円ショップで買った 5色の ビニールテープを
ラジカセのアンテナに結び付け、 四方に 張り巡らした。

ちょっと だらしない、 秘密実験装置。
世界へ向けて、 発信するのだ。

特に、 伝えるテーマが あるわけでもない。

強いて言えば、 生きてる人も 死んだ人も こっち いらっしゃ~い!
一緒に 遊びましょうね ・・・ てな 感じ。


02


ヤグラの周りで、 輪になって 踊ろう ・・・ という 魂胆は ない。
意識していたのは、 見えない 「輪」 開かれた 「輪」。

で、 ちゃんと 皆で 踊った。

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運動会の 雰囲気もあった。

北京オリンピックが 始まったばかり。
5つの 「輪」 は、 しっかり 絡み合っているんだろうか?

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この周辺、 幸か不幸か 人通りが 少ない。

それで一体、 世界に 繋がれるのか?
誰に向けて 発信しているのか?
・・・ 微妙。

メッセージとして、 有効か 無効か と 考えないでもない。
だけど 「お・ど・る/SANPO」 の コンセプトは、 それとは 別の方向。

川の中に 針の付いていない糸を垂らす行為と、 似ている。
魚が 釣れるとは、 思っていない。

でも、 なにか 釣れると良いな! とは 思っている。

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 03


毎度の事だけど、 今回も 水撒きした。

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 04


火傷を負った男が、 川に 飛び込んで 死んだ。

・・・ でも オレは、 SANPO を続ける。

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ラジオに切り替え、 オリンピック中継を聞く。
サッカー 予選リーグ 第2戦、 日本 - ナイジェリア戦。

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暗くなってきたので、 ロウソクに 火を灯した。

精霊流し なのか?
聖火 かもしれない?

でも、 風が強くて すぐに消えてしまう。
なんど やっても 消えてしまう。

諦めよう。
しょうがない、 風が強いのだから ・・・。

それで良いと思う。

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 05   

 06


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馬車道駅に 向う途中、 ビルの脇に 「指輪」 の彼女が いた。

彼女には、 透明感がある。
靴だけが オレを 待っていた。

彼女には 物語を生み出す力がある。
あまり透明だと、 物語ばかりが 先行しちゃうよ。

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ホオズキが 落ちていた。
川べりに 置いてきたはずの、 ホオズキ。

また 会えた。
ありがたいと 思った。

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再び、 盆踊りの曲を かける。

地下鉄 みなとみらい線、 馬車道駅構内を 通り抜けた。

ホオズキが 後ろから 付いて来てくれる。
なので、 ロウソクの火は いらない。


 07


顰蹙を買う 行為。
通報されたら 逮捕されちゃうかもしれない。

ハイリスク!
ノーリターン!

皆が フォローしてくれる。

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「ホオズキ」 を 持っていてくれた彼女には、 くっきりとした 存在感がある。

強い人だと 思う。
でも、 弱さも 同居している。

救おうとする世界に、 縛られちゃう面がある。
それは それで、 とても良い事だ ・・・。

世界の関係を再生させる 治癒力も 感じる。

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地上に出る。
曲を 流しつづける。

夏の夜、 盆踊りの曲が 街に流れて なんの不都合が あるもんか。
たとえ 無許可でも。

勝手な 理屈だと思う ・・・

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さすがは、 クリエイティブシティ ヨコハマ!
日本郵船 歴史博物館 の前に、 照明まで 用意してくれていた。


 08


オレは この場所に来ると、 「S さん」 に なってしまう。

「S さん」 は、 徳之島で 生れた。
「S さん」 は 昔、 横浜港で 働いていた。
「S さん」 は、 すぐに 泣いてしまう。
「S さん」 は 今年、 入院中に 亡くなった。

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で NYK。
CDを かけかえる。

やっぱり 盆踊り。
今度は 炭鉱節!


 09


つきが~ でたでた~ つきが~ でた~ ア ヨイヨイ ♪

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NYK は、 そろそろ スタッフも 夏休み。

もしかすると 誰もいないかもしれない、
真暗かもしれない、
と思っていたんだけど カフェが 開いていた。

バンカート スタッフは 大変だ。

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また、 CDを 換えた。
阿部 薫、 「なしくずしの死」。

外階段で 踊る。
オレは ここで、 この曲で、 踊ってみたかったのだ。

ここも 無許可! 
ほんとに ろくなヤツじゃない。

*************

踊ったといっても、 階段に噛り付いて、 階段を上って、 海を見て、 影を見て、
そして 階段を 転げ落ちただけ。

下では 2人の女性が、 踊っている。

オレには 見えなかったけど、 踊っていた。
気配だけ 感じていた。

写真には 写せていない、 無念!

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オレも、 階段下へ行く。


 10


あとは ・・・ 地べたを 転がっていた。

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最後の曲は、 ザ バンド の 「アイ シャル ビー リリースト」。

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この日の 隠れ コンセプト は ・・・、 「ゴキブリ」 なのでした。

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曲をかけると、 世界を作ってくれる。
オレは その世界で 遊んでいられる。

今回は その余裕で、 いろいろ 感じていた。
いろいろ 探る事が出来た。

だが その分、 踊りが 希薄になったかもしれない。
世界に 浸るのは いいけれど、 這い出すことも 必要だ。

曲の世界は 裏切らなければ いけない。
出来上がった世界は、 壊さなければ いけない。

そのためには、 もっと たっぷり浸る事。
しっかり 踊る事。

そのなかで 瞬発力・反発力を 持つ事。

インプロの 基本ジャン。
なんのための 阿部 薫 だ。

体力的な問題では ない。

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そんな力を 手に入れるために、 仕掛けを作るために、
この文章を 書いている。

けして、 行為を言葉に 落としこめるのが 目的ではない。

大切なのは、 「次」 である。

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打ち合わせもなく 踊ってくれた、 仕掛けてくれた、 2人の女の子に 感謝したい!

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「指輪」 の 彼女は 演劇の勉強を するため、 つい先日 ベルリンへ 行っちゃった。
ドイツまで、 SANPO に来るよう 誘ってくれている。
是非とも、 ・・・ 行かなくちゃね。

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「ホオズキ」 の彼女には、 いつか 1人で 踊ってみないかと 声を掛けている。

踊り続ける 彼女を 見ていたい。
ほかの 皆と、 見ていたい。

それは 皆で 踊るのと、 まったく 同じ。
見ているって事は、 踊っているのだ。

彼女は その事を、 しっかり 理解している。

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とかね ・・・、 いろんな SANPO を してみたい。

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ということで、 この日 立ち会ってくれた SANPER(?) の皆さんにも
・・・ 見ていてくれて、 フォローしてくれて、 記録してくれて、

で ようするに、 一緒に踊ってくれて ありがとう。

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矢吹さんが 撮ってくれた写真 100枚、 8月14日に アップ 済み です。  【写真館E】

そちらに載せなかった写真を 並べてみました。



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2008-09-03 11:20:40 up

【SANPO】 指 「輪」 物語り

2008-08-07 |  「SANPO」 あれこれ
2008-08-07

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大岡川の岸辺で、 指輪が 一つ 消えました ・・・
僕の身体のどこかに 引っ掛っている、 そんな気がする。

いや そうではないかもしれない。
僕が 「僕の身体」 と思いこんでいる この感覚は、 「君の身体」 かもしれない。

「銀色の指輪」 を 見つけた方は、 ご連絡下さい。



※ 以上の文章。 トップページから、こちらへ移動。


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・・・ その後、 連絡は 入っていない。



7月13日は、ワッカがいっぱい だった。


朝、七夕の輪飾りを作った。

継ぎ足していけば、 いくらでも 長くなる。
でも、15個で やめた。

短冊も 吊るしたが、 願い事は 書かなかった。



直径4cmほどの、 金色のリングを 赤いヒモに結わえて 持って行った。


弘明寺では、 釣りの気分で川に投げ込み 引き摺った。
何か引っ掛るんじゃないと 期待したが、 なにも釣れなかった。

当たり前だ。



バンカート 横では デッキから垂らし、 川底の感触を 指先で確かめようとした。

だけど、
足元2~3m下を 身体の内側で感じているんだけど、
コツンとした 感触はなかった。

モヤモヤ、フワフワと、自分が水の中に拡張していく感じ。

もっと深いんだろうな、 と 思った。
もちろん、 何も 釣れるわけはない。


誰かが川に投げ込んだのだろう、浮き輪が 川に浮いていた。
引っ張り上げて、 遊んだ。

オレは、これに助けられて生きているのかもしれない。


梅若ゼミの メンバーが SANPOを 覗きに来てくれた。
若い 女の子、 2人。 それほど若くない 男の子、 2人。

嬉しかった。


で それぞれと、 ちょびっとだけ ・・・ 一緒に 踊った。

一緒に ・・・? 踊った ・・・?
いやいや、 確かに からんだ。 関係は しっかり 取れていた。

コラボレーション! とは、 言える。


でも 今の時代、 コラボレーション て だけなら
料理番組 でも やっている。 

それだけでは、 繋がれない。


ワッカは、 閉じているから ワッカなのだ。
ただ 並べても 鎖には ならない。


踊り・DANCE感の 違いを乗り越え、 ただ からむ事は出来るけど
違いを つかみ合えない。 違うということを 共有できないのだ。

違ったまま、 並べるだけ。 関係性を 切り結べない。


それを乗り越えたいという 思い自体、 暑苦しい 発想だろうか?

けっして、 押し付けたくはないのだが ・・・


距離感覚の 違いか?

人の内側に 糸を垂らしてはいけない 時代。



そんな事を 感じながら
浮き輪で 遊んでいたら、 指輪が消えた。


指輪を 見つけられなかったのは残念だけど、きっと「物語り」は、その先にある。

探ってみたい。


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梅若組のみんな。

文殊の知恵熱。

僕が弘明寺でSANPOしていた頃、 鎌倉で迷子になって、
それでも覗きに来てくれた 福住ゼミの人たち。


どうやったら、 ぐるっと繋がるだろう・・・?

夏休みの 自由研究なのだ。


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たぶん ワッカは、 いったん 壊れなければ ならないのだろう。


でも 果たして、 それで 鎖が 出来るのかどうか? 
それは 分からない。


出来ないほうが 良いのかもしれない。

鎖は 人を 縛るだろうから・・・。


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「人はそれぞれ、 DNAが 違う」 「だから あなたと私は 違うんだ」
この表現は 「すごく 嫌いだ」 という事の、 とても優しい 的確な 伝え方だと 思う。

だが もしオレが 言われたとしたら ・・・、

その人とは 永遠に 分かり合えないのだろうか?
 

人は 自分の DNA しか持てないという 共通点を 持っているんだよ!

・・・ なんてのは 「すごく 嫌い」 には、 通用しないな。


では・・・、

DNAは 鎖なんだ。 時々、 ちぎれる。 でも 再生する。
別の DNA とも、 繋がる。

閉じたり 開いたりするから、 命が あるんだ。


これも、 あんまり 説得力ないなあ。
だからどうしたの 世界だ。



「すごく 嫌いだ」 と、 誰かに言われて しょげてるわけではないので ご心配なく。


ただ 最近、 これに近い 強烈な表現に 久々に 出くわした。

「舞踏」 的な 表現も時として そんな風に 評される事があるので、 引っ掛っている。


気にしても 始まらないんだけど ・・・


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川のほとりで、 広場の 真ん中で、
これまで気付かず 通り過ぎてしまっていた 角を、 曲がってみたい。

「お・ど・る/SANPO」 が、 「SANPO」 を 始める。


新しい 景色に、 出会えるだろう。
そこでは、 たくさんの 「リング」 が、 輪になって 「お・ど・っ・て」 いる。

そんな、 イメージを 思い浮かべています。


消えた 指輪を、 探せ!


   ・
   ・  
   ・

これは、 7月17日付の SANPO ニュースに 書いた。
今も、 載せている。

ほんと、 お気楽な文章だが それは 置いといて ・・・



オレは なんでこんなに、 「輪」 に こだわっているんだろう?
「通り過ぎた 角」 って、 なんだろう?


実は ・・・、 
指輪がなくなった事は あまり 気にしていない。

ありがちな事、 である。


仕方ない と思っている。

というより 無くなったわけじゃない、
どこかに 有るんだ と 思っている。



存在は 消えはしない。 1 を ゼロ にする事は、 できない。


約束も 願い事も、 同じだ。 情報も 存在なのだ。 情報が 存在なのかもしれない。

たとえ 形が 目の前に見えなくても、 形になっていなくても、
情報という存在は、 なくなりはしないのだ。

むしろ 形になったとたん、 情報は 形のなかに 奪われてしまう とも言える。
たった一つの 約束が、 指輪に すり変えられてしまう。

1 は 2 に、 なれない。 コピーはできても、 1 は 1 である。
形をコピーしたなら、 別の存在 1 が できるだけ。

情報を コピーしても、 片方が オリジナルで 片方は コピー だ。
その事だけでも、 違う情報だ。

純粋に 情報内容だけでいえば、 両方とも 同じ情報 1 だ。 2 ではない。


なんの 話を 始めたんだろう。

ま、 いいや。
最後まで 書こう ・・・


1 は 1 である。 その事は、 他の 1 を 疎外しない。 できない。
1 が 1 であっても、 他の 1 も やはり別の 1 である。

オレが 1 なのだから オマエは 1 じゃない、 とは ならないのだ。



「輪」 の話に、 戻る。


気になっているのは、 「輪」 が 引っ掛りあって 繋がって 「輪」になっていた事。

そして、 その 大きな 「輪」 を構成していた 小さな 「輪」 が ひとつ、
目の前から 消えた事。

閉じていた 「輪」 が 開いたのだ。


「輪」 は 開かないと、 鎖に なれない。

DNAと 一緒だ。
ちぎれたり くっついたり を 繰り返して 「命」 を 連鎖させていく。


トポロジー 的には、 無茶苦茶かもしれないが、
人は ・・・、 人と人との関係は ・・・、 そんな 「輪」 なのだ。

普段は 閉じている。 閉じているように 見える。
だけど きっと、 閉じたり 開いたりを いつも 繰り返しているのだ。


オレが 踊りたいのは、 そんな事と 関係していると思う。


で たまたま 自分が 開いた 瞬間、 いい気になって、
他人の 「輪」 まで 強引に 開こうとして、 気持ち悪がられたり する。


華麗に 見せる テクニックがないってのも 間違いないけど、
そこには 関心が ないわけで・・・

他の人の踊りの事は、 まだ今は なんとも言えない ・・・。


だとしたら 閉じてばかりでは いけない。 開きっぱなしでも いけない。
・・・ 自然な 往復が 不可欠だ。

それがないと、 他の人の 「輪」 を 強引に こじ開けてしまったり、
開いている 隙間に 気付かず、 繋がれなかったりする。

どちらにしても、 それでは 「鎖」 を 作れない。


「気付かず 通り過ぎてしまっていた 角」、 って その辺りにあるような 気がする。

行ったり 来たりしなければ、 見つからない。


*******************


以上 書いていて 思ったんだけど、 当たり前の 人間関係のような 気もする。
でも オレが 書きたかったのは、 踊りの事 ・ コラボレーションの事 だ。


男女の関係 とも 読めるな。 ・・・ 潜在意識として あるんだろう。

ま、 いいや ・・・


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勝手な 屁理屈を ダラダラと 書いてしまった。

こんな文章こそ、 閉じていると 思う。


でも 自分なりには、 ようやく 見えてきたように 感じる 『指 「輪」 物語り』 。

夏休みの自由研究の 中間報告、 として ブログに 載せたい。



本編は これから ・・・



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2008-08-06 22:53:50 up

【かつての 最新情報】 第4回 ≪お・ど・る/SANPO≫

2008-08-07 |  「SANPO」 あれこれ
2008-08-07 内容追加します。

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まいど~! ≪お・ど・る/SANPO≫ です。 ・・・ 第4回 です。

一緒に、 「夕涼み散歩」 しませんか?


【行動予定】

日時 : 2008年8月10日 (日) 17:00 ~ 20:00 頃
集合場所 : バンカート1929の西側。 大岡川周辺。 (いつもの場所です)  地図

みなとみらい線 「馬車道駅」 1b出口を上がり、 ビルを出て右へ。
JR「桜木町駅」 方向に、 200m ほど。 「桜木町駅」 からでも 300m 弱。


17:00 ~ 18:30 船着場デッキ ・ 広場あたりで、 ウロウロ
18:30 ~ 19:00 徒歩移動 (馬車道駅構内を抜ける予定)
19:00 ~ 20:00 バンカートNYK周辺で、 ゴソゴソ


コンセプト / 「輪」 ・ 盆踊り ・ オリンピック ・ 幻の鎖

ちゃんと 輪になって踊りましょうなどと、目論んでません。
「五輪」 なんてのも、 関係ない。

オレは、 なんで 踊りたいんだろう?
人は それぞれ違う。 すごく 違う。 みんな、 たった一人 なのだ。
その事を しっかり確認したい。 そうしなければ 繋がれない。


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夕涼みとはいえ、 17:00頃は まだ暑いかも? もちろん、 その後も ですね。
いつも通り、 雨天決行。 とんでもないドシャブリも 考えられる。
・・・ ドキドキ、 ワクワク!

※ 踊りたい人、 歌いたい人、 演奏したい人など、 ご自由にどうぞ!
※ バンカートに話はしてありますが、 許可は貰っていません。
※ その他の場所には、 話してません。 ・・・さあはたして、 我々の運命は?

この日から、 バンカートはお休みに入るらしい。 でも、 パブとゼミは開けるらしい。
だけど日曜日のパブを どうするかは、 未定らしい (当日、 事前に確認します)。
トリエンナーレ向けの改修工事は、 通常ならば 日曜日お休み。
なので、 誰もいなくて 暗いかも? あるいは、 ポツンとパブだけ開いてるかも? 不明!
NYK建物内、 開いてれば入るだけならOK。 ・・・ おどるのは??
パブが開いていれば 利用可能。 むしろ、喜ばれるだろう。 ビールでもどうぞ。
運河縁などは、 ムラタ的 SANPO行為 (?) 可能 だろう。 とにかく、お・ど・る !
敷地内、 飲食物持ち込み禁止。
人に迷惑は掛けたくない。 気をつけたい。
ゴミは各自、 持ち帰りましょう。

※ 飽きちゃったら、 帰りましょうね。 ・・・ 暗いかもしれないので、 気を付けて!

行動理念 / 自己責任・臨機応変


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当日の 北京オリンピック サッカー情報

男子 予選リーグ

18:00 - 19:45
グループA アルゼンチン×オーストラリア 予選
グループB ナイジェリア×日本 予選
グループC ニュージーランド×ブラジル 予選
グループD カメルーン×ホンジュラス 予選

20:45 - 22:30
グループA セルビア×コートジボアール 予選 
グループB アメリカ×オランダ 予選
グループC ベルギー×中国 予選
グループD イタリア×韓国 予選



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2008-08-06 22:53:50 up