あまちゃん第94話 自分のために東京へ！

ミズタクや東京の仲間のおかげで立ち直りつつあるアキちゃん。
しかし突然ユイちゃんが現れアキちゃんは思わず作業小屋へ逃げ込みます

じっちゃんの呼びかけにもそっぽを向くアキちゃん。

「やっぱりユイちゃんじゃないとダメみたいだな」じっちゃんはそう言って組合長と共にその場を去ります。
ミズタクユイちゃんと気付いてなかったので「ユイちゃん？眉毛どうしたの？」と驚いています
悩みぬいて意を決してユイちゃんを作業小屋に入れるアキちゃん。

「こないだごめんなさい」と謝るユイちゃんに「お互い様だ」と答えるアキちゃん。
アキちゃんに当たっても仕方ないって分かってるのにアキちゃんに当たるしかなかった」と反省しているユイちゃん。
アキちゃんも同じで「それもお互い様だ」とユイちゃんを傷つけたことを後悔していました。

「アイドルも奈落もわがまま女優の付き人もユイちゃんのためと思えば我慢できるっていうかユイちゃんのせいにしねえとやってらんねえっていうか…それなのに冷めたとか言われて」

「ダサいとか言われてなんか目的を見失ったというか。オラ何のためにやってんだっけて考えちまったんだ」
アキちゃんの本音を聞いたユイちゃん申し訳なさそうにごめんなさいと謝ります。

春子やばっぱと話すミズタク。
同じような経験をばっぱのせいにして乗り越えてきた春子はユイちゃんが今の自分を正当化するには過去の自分を否定するしかなかったと話します。
一方のばっぱは自分は自分。海のそばに生まれたから潜るそれだけだと答えました。
作業小屋は少しの沈黙のあとユイちゃんが口を開きます。
「海女さんは？アキちゃんは誰のために潜っていたの。私のため？」
「いや…いやオラのためだ。自分のために潜るんだ」

「じゃあ自分のために歌ったり踊ったりできない？私のためじゃなくて自分のためにやってみなよ」
「いやどうかな」
アキちゃんユイちゃんをじっと見て考えています。

「やってみなよ。私見てるから。
冷めたんじゃなくて諦めた。その代わりちゃんと見てるから。やってダメならまた帰ってきなよ」
アキちゃんうんと力強く頷きます

ユイちゃんビニール袋から色紙を取り出しアキちゃんにサインしてと頼みます。
サインするアキちゃんを見て「あるんだあ」というユイちゃん。
秋祭りでのやり取りを思い出して笑顔になるアキちゃん

その頃ミズタクはばっぱたちにアキちゃんよりもユイちゃんの方が期待が高かったことを正直に話します。
しかし今回の件で頭の中でアキちゃんの存在がクローズアップされていることに気付いたミズタク。
「なんかこう可愛いですよね」と言うと「気持ち悪いぞ。水口」と春子にバッサリ切られます
アキちゃんを戦略立ててきっちり売り出すことを約束し足早に北三陸を跡にするミズタク。
帰り際作業小屋を除くと二人の姿は見えませんでした。
二人は一緒に高校に通っていた時のように自転車に乗っていました
アキちゃん元気よく家に入り
「夏ばっぱ。オラやっぱり東京さ行く」
アキちゃん完全復活です

ばっぱ寂しい気持ちもあって一瞬表情が曇りますが
「そうか…せいぜい頑張れや」と暖かく送り出します
その頃春子はアキちゃんが東京に戻ることを見越してアキちゃんに渡す手紙をめんどくさそうに書いていました。
そして1月10日暖かく見送られアキちゃんは再び東京に向かいます
ユイちゃんからは琥珀の数珠をもらいました


電車に乗り込み一息つくアキちゃん。すると荷物の中に春子からの手紙があることに気付きます。

春子はアキちゃんのために太巻との過去を包み隠さず話す決心をしました。
1985年純喫茶アイドルでアイドルを夢見ながらアルバイトをする春子。
当時新人スカウトマンの太巻は春子を色々世話していました。
そんな折慌てた様子の太巻が急ぎの用だと春子をタクシーに乗せます。
太巻に映画公開を控えているこれから売り出そうとする新人アイドル鈴鹿ひろ美の話を聞かされる春子。
鈴鹿さんも登場し食い入るように手紙を読むアキちゃん。

しかし問題が発生して困っている様子の太巻。
タクシーでカセットに録音してある鈴鹿さんが歌う映画の主題歌「潮騒のメモリー」を流します。
あまりの音痴に「こういう歌かと思いました」と春子
太巻が探していたのは鈴鹿さんに代わって潮騒のメモリーを歌ってくれる女の子でした。
「歌ってくれないかな。鈴鹿ひろ美のかわりに」
「私の声がレコードになるんですか？鈴鹿ひろ美の名前で？」
断れなかった…断る理由もなかった春子。
春子はその日鈴鹿ひろ美の影武者としてマイクの前にたちました。
あまりの展開に
「じぇ…じぇ…じぇじぇじぇじぇ」と目を丸くして驚くアキちゃん
ママと鈴鹿さん。アキちゃんにとって大切で大好きな二人の因縁をついに知ってしまいました。


アキちゃんユイちゃん作業小屋での仲直りが本当に爽やかでよかったなあと思いました
アキちゃんになんとか立ち直ってもらおうと本音で話すユイちゃん良かったです
空気を読んで立ち去ったじっちゃんや組合長もかっこいい大人ですね
ミズタクもばっぱや春子とも向き合い本当に成長しました
家出同然でユイちゃんを連れ出そうとしたミズタクはもういません
そしていよいよ明らかになる春子と鈴鹿さんの因縁。
明日からも楽しみです

今日のアキちゃん

仲直りできわだかまりが完全に消え楽しそうに自転車に乗るアキちゃんとユイちゃんです
ケンカしているよりも二人で笑っていたりバカやっているほうが嬉しいですね
サイン色紙の場面や琥珀の数珠をお守り代わりとしてアキちゃんに渡すシーンもユイちゃんの想いが伝わってきて切ないですけど名シーンですね

2016年1月28日 いつまでたってもあまちゃんが大好きだ！

あまちゃん放送終了半年後に大阪で開かれたあまちゃん展示会のチケットです
あまちゃんの名場面の数々が描かれており見所いっぱいの展示会でした
放送終了後半年が経過しているにも関わらずお客さんもたくさんいてあまちゃん、能年ちゃん人気の高さを感じることができました

あまちゃん第93回 想いがつまった留守電

アキちゃんがいない東京ではＧＭＴの寮に総選挙の結果奈落行きになったマメりんがやってきました。
手際よくアキちゃんの荷物をダンボールに入れ代わりに自分の荷物を置くマメりんを見て恐る恐る話しかけるリーダー
辞めたって聞いてけどと驚き言われいつ帰ってくるんだろうと心配するリーダーたち。
一方北三陸ではアキちゃんが海女カフェで楽しそうに働いていました

そんな様子を見てユイちゃんの復活と潮騒のメモリーズ再結成をを期待する大吉
当のユイちゃんはリアスで琥珀を磨きながら春子や勉さんと一緒にいました。
「アキが気にしていたよ。ユイちゃんのこと傷つけちゃったって」
自分が一方的にアキちゃんのことを傷つけたと思っていたユイちゃんえっと漏らします。
「こっちでずいぶん鍛えられたと思ってたけど東京行くとダメね。励ましてやってよ」
言葉はないものの心配そうな表情のユイちゃん。

一方海女カフェの後片付けをしているアキちゃんはストーブさんにユイちゃんのことを聞いていました。

ユイちゃんは足立先生が倒れた後も気丈にリハビリを手伝いいつでも東京に行く準備もできていました。
足立先生が歩けるようになって前田リハビリとダジャレが言えるようにまで回復した時は嬉しさのあまりストーブさんのいる観光協会に駆け込んだほどでした。

しかし前向きなユイちゃんでしたがよしえさんが失踪して道が断たれたと思ったユイちゃん。
そこからどんどん壊れていってしまいました
「やっぱり一緒に行くべきだったんだ。オラが待っててやればよかったんだ」

ストーブさんは「アキちゃんは何も悪くないよ」と言いますが
「2人で行ってれば百人力だったのに。オラが抜駆けしたから。だからぱっとしねえんだ」
アキちゃんも相当苦しんでいます

そこへ携帯の着信音が。見てみるとミズタクからの電話です。
アキちゃんイライラして「あーもううるせえ」と切ってしまいました。

翌日作業小屋でタコを生け捕りにする仕掛けを作っているじっちゃんに話しかけるアキちゃん。
「じいちゃんはさ、漁さ出たくねえなと思ったことねえの？」

まさに今がそうだべとじっちゃんは言いました。
しかし昨日組合長が持ってきた漁の仕事を断ったことを今激しく後悔しているとも言います。
「アキもか？」と尋ねるじっちゃん。
「んだ。海女カフェでバイトしてんのも現実逃避だ」ようやく本音を喋れたアキちゃん。

現実は辛えなとしみじみ二人で話します。
「行けば行ったでなんとかなるんだが行くまでが辛え」
そんな話をしていると突然ミズタクが現れます

「なぜ電話に出ない。出れないなら折り返して」と怒られ「すいません」と謝るアキちゃん。
少し冷静になり明けましておめでとうと挨拶するミズタクにアキちゃんもおめでとうとキョトンとした様子で返します

そして背後には組合長の姿が
ミズタクにいつ帰ってくるのと尋ねられますが
「わかんね。オラの代わりなんていくらでもいるべ」と心を閉ざしているアキちゃん

一方組合長とじっちゃんも同じようなやり取りをしています。
やりにくそうなミズタクですがなんとかアキちゃんを説得しようと頑張ります
しかし「嘘だ。頭数さえそろえばいいと思ってるくせに」とアキちゃんに相手にされません

「オラじゃなくてユイちゃん連れて行ったらどうだ」あまりに頑なに拒むアキちゃんに留守電を聞いてないことを悟ったミズタク。
電話に出ない。折り返さない。留守電聞かない。タレント失格とミズタクに怒られむくれながら「すいません」と謝るアキちゃん

「すいませんじゃなくて。早く聞いて」とミズタク。
アキちゃんが留守電を確認するとメッセージが16件も入っていました

ミズタク
「アキちゃんのいないＧＭＴの未来を考えてひどく落ち込んでいる。
もう君はユイちゃんの相方じゃないよ。ＧＭＴの天野アキだ。訛ってるけど最下位だけどそれがどうした！
誰がなんと言おうと君の変わりは君しかいないんだよ！」

リーダー
「一緒に天下取ろうって約束したじゃん！」
真奈ちゃん
「アキちゃんがおらんと奈落がお通夜んごと静かけん早く帰ってきて」
小野寺ちゃん
「早く帰ってこねーと私有馬めぐと相部屋になっちゃうからー」
喜屋武ちゃん
「ざわわ～ざわわ～ざわわ～」

梅さん
「……」
先輩
「天野みんな待ってるぞ。頑張れよ！」

安部ちゃん
「帰ってくるとき磯汁の缶詰3つばかし買ってきて」
鈴鹿さん
「天野さーん。明けましておめでとう。あなた田舎飼え帰ちゃったんですって。ちゃんちゃらおかしい」

「オレだけじゃないんだ。みんな君の帰りを待ってる」
アキちゃんの表情が変わりました。

しかしそこにユイちゃんが現れ思わず逃げ出し作業小屋に閉じこもるアキちゃん。
ユイちゃんは何を伝えにきたのでしょうか。


今日は東京組が熱くカッコよかった回でした
悪いことが重なりすぎた後の太巻の言葉でつい孤独で自分の居場所がないと思い込んでしまったアキちゃんの心をミズタクたちが救いました
アキちゃんがみんなからの留守電を聞く場面は本当に感動しました

今日のアキちゃん

「可愛いほう連れてって可愛くプロデュースすればいい」
ちょっとスネ気味のでもなぜかかわいらしいアキちゃんのセリフですね
アキちゃんはちょっとむくれている時やすねている時の反応やセリフが子供っぽくて面白く癒されます

2016年1月27日 ウエディングドレス

かんぽ生命のCMで19パターンの衣装に挑戦した能年ちゃん
CMキャラクター任命式で衣装の感想を聞かれると
「ウエディングドレス姿が一番子供っぽくてビックリしました」と答えていました
かんぽ生命さん素敵なCMありがとうございました

あまちゃん第92話 まさかまさかのセリフカット

アキちゃんに北三陸まで付き合ってくれた優しい喜屋武ちゃん。
地元の人に愛されているアキちゃんを見て田舎が恋しくなったのか沖縄に帰ることにします。
じっちゃんの外国の話やウニを克服できたことなど楽しい思い出もできたようです

家に帰ってみると記念すべきアキちゃんドラマ出演のためにじっちゃんたちがプラズマテレビやHDDレコーダーの準備をしていました

「そんなやめてよチョイ役だってば」とまんざらでもない様子のアキちゃん。

そんなアキちゃんを呼ぶ春子。
「あんたさあ昨日ユイちゃんとなんかあった？」
「え…ああ…」と表情が変わるアキちゃん。

「ひどいこといって傷つけてしまった。謝っといてけろ」とアキちゃんもかなり気にしていました

隠し部屋で昨日のことを考えながらベッドで横になるアキちゃん。
そこへ心配した春子がやってきました。

「東京の話してよ。ゲスいの頂戴。誰の年収なら知ってんの」とアキちゃんに絡む春子。
「なんだよ。誰の年収も知らないよ」とうるさそうなアキちゃん

「鈴鹿ひろ美って性格悪いんでしょ。酒癖も悪いんでしょ。悪いって言ってよ。お願いお願いお願い！」
とさらにしつこく絡む春子に「なんなんだよ！」とめんどくさそうなアキちゃん。
「嬉しいんだよ久しぶりに会えて。4ヶ月も会わないなんてあんた産んでから初めてじゃん。あー懐かしい東京のにおい！」とアキちゃんに抱きつく春子。
アキちゃんも嬉しそうに二人でじゃれあいます

「太巻さんに会ったよビックリしてた」とアキちゃん。
「ビックリするわな。そりゃあ」と答える春子に
「ねえどんな関係だったの」とアキちゃんは質問します。

喫茶店の客とウエイトレスの関係だと答える春子。
当時新人スカウトマンだった太巻に色々相談に乗ってもらっていたと話します。
春子はそれだけの関係と言いアキちゃんも納得します。

アキちゃんは太巻と春子に何かあってそのせいで芽が出ないと疑っていました。
「ダメだダメだ。思うようにいかねえからって人のせいにしちゃだめだよね。オラのせいだ。実力だ。あー腹減った！」
アキちゃん吹っ切れたのか部屋から飛び出していきます

そして夜になりいよいよおめでた弁護士の放送開始です

わずかな出番とはいえデビュー作。しかも大好きな家族や仲間達と一緒に見るのでアキちゃんも緊張している様子です

「今日春ちゃんスナックは？」
「ユイちゃんに任せて来たの」
ユイちゃんの名前が出て反応するアキちゃん。

リアスではいっそんと勉さんがユイちゃんのそばにいました
吉田さんも業務を終えリアスに来ますがあまりに静かな雰囲気に我慢が出来ずテレビをつけますがタイミングがいいのか悪いのかおめでた弁護士が放送されていました。
天野家では美寿々さんとなもみと戦うカマールも駆けつけさらににぎやかになります。
「春子、酒」大吉は亭主みたいな顔をして上座に座るほど完全に有頂天です
そんなことは気にもせず自分の出番をドキドキワクワクしながら待つアキちゃん

そんな時「あっアキだ！」と弥生さん。
みんな注目しますが画面はバイク買い取るぞうのCMでした
からかわれたアキちゃん「CMじゃねえか。もう弥生さんちゃんと見てて！」とむくれます。

美寿々さんに女優と紹介され嬉しそうなアキちゃんですがカマールに「濡れ場サイコーR指定サイコー」と言われ目を背けるうぶなアキちゃん

そしてもう1人空気を読めない人が
「アキちゃん。もしもしもオレが春子と再婚したらパパって呼んでくれるかい？」と大吉が迫ります。
「じぇ！それ今じゃないとダメですか」アキちゃん困っています

「あ年賀状ポスト入れるの忘れてた」弥生さん2度目のボケ。これが北三陸ですね
そうこうしているうちにいよいよ出番が近付いてきました

…しかしアキちゃんが出てきたのはほんの一瞬でした

セリフカットされた。1個しかないセリフカットされてた。
アキちゃんの心の声が切な過ぎます

ミズタクに電話するアキちゃん。
ミズタクはよくあることだよと励ましますが
「私の芝居がよくなかったんですよね。40回もNG出したからですよね」と完全にへこんでます

「アキちゃんいちいちそんな風に考えてたら芸能界じゃやっていけないよ。みんな元気いつそっちに帰ってこれる」
電話の途中でアキちゃんは電源を切ってしまいました。
作業小屋で1人になるアキちゃん。
春子が心配そうに見つめていました。


春子とじゃれあうアキちゃんやアキちゃんの女優デビューを見るために駆けつけた北三陸の人々の楽しい掛け合いなど面白い場面が多くありましたね
大吉が完全に有頂天になっているのも面白かったです。
またユイちゃんのそばにいてあげたいっそんと勉さんもいいですね
そして最後のセリフカット…
日常茶飯事なんでしょうけどタイミングが悪すぎました
アキちゃんの心が折れていくのを見るのは辛いですね。

今日のアキちゃん

久しぶりの再会で嬉しそうにじゃれあう仲の良い親子です
アキちゃんと春子の絡みが久しぶりに見れて楽しかったです
カマールの下ネタ攻撃にタジタジのアキちゃんもよかったです