臨床医とコメディカルのための最新クリニカルPET
(2010年11月30日 初版第1刷 刊行)
B5判 約460ページ
カラー図版 110ページ
本体: 5,000円+税
(ISBN: 978-4-925089-53-1)
編集主幹:米倉義晴
編集委員:伊藤正敏、窪田和雄、佐治英郎、玉木長良、中川恵一
畑澤 順 、間賀田泰寛、渡辺恭良、寺田弘司
序文 米倉義晴
1.新しいクリニカルPETの時代へ 玉木長良
2.分子イメージングからクリニカルPETへ 畑沢 順
3.最近のPET保険改定 本田憲業
第1章 PET薬剤
1.PET製剤合成法の最新情報 籏野健太郎
2.成熟薬剤とその基準(最新情報) 佐治英郎
3.製造管理・品質管理の最新情報 間賀田泰寛
第2章 サイクロトロンと自動合成装置の進歩
1.サイクロトロンの最新動向 篠塚 勉
2.自動合成装置の最新動向 高橋和弘
第3章 PET、PET-CT装置・技術の進歩
1.撮像技術の最新動向 渡部浩司
2.半導体PETによるイメージング 志賀 哲
3.PETマンモグラフィー装置の開発 馬場 護
第4章 FDG-PET撮像法精度管理・標準化・ガイドライン 千田道雄
第5章 PETセンター運用支援・総合画像システムの進歩
1.運用の変化に適用するPETセンター運用支援システム 高内孔明
2.福井大学における新しい総合画像診断の実現と運用 田中雅人
第6章 被曝対策・廃棄物処理
1.PET診療における被曝対策 山口慶一郎
2.サイクロトロンの廃棄処理について 井戸達雄
第7章 腫瘍(最近の新しい知見)
1.悪性腫瘍診断(注意点とピットフォール) 窪田和雄
2.脳腫瘍 成相 直
3.口腔腫瘍(舌癌、歯肉癌) 石原圭一
4.喉頭癌、咽頭癌、甲状腺癌 岡村光英
5.肺癌 東光太郎
6.縦隔腫瘍 畑沢 順
7.食道癌 加藤広行
8.胃癌・GIST 持木彫人
9.肝癌・膵癌 岡住慎一
10.胆道癌 村上康二
11.子宮・卵巣癌 辻川哲也
12.腎癌 西尾正美
13.悪性黒色腫(皮膚科領域) 小川洋二
14.骨肉腫、横紋筋肉腫など 藤井博史
15.悪性リンパ腫・骨髄腫 佐々木雅之
16.脊髄・脊椎領域腫瘍 菅 一能
17.小児固形癌 立石宇貴秀
18.コリンによる腫瘍診断 寺内隆司
19.メチオニンによる腫瘍診断 篠田 淳
第8章 炎症
1.不明熱、リウマチ、高安病 窪田和雄
2.サルコイドーシス・結核 伊藤公輝
3.HIV/AIDS関連疾患 諸岡 都
第9章 心疾患の診断・評価
1.冠動脈リスク評価 吉永恵一郎
2.心筋症 加賀屋豊
3.虚血性心疾患 石田良雄
第10章 脳疾患の診断・評価
1.認知症 石井賢二
2.パーキンソン病 三品雅洋
3.統合失調症 須原哲也
4.てんかん 中井昭夫
第11章 放射線治療とPET
1.高精度放射線治療の進歩 中川恵一
2.PET診断と放射線治療(その1) 八代一孝
3.PET診断と放射線治療(その2) 荻田幹夫
4.BNCTによる悪性脳腫瘍、頭頸部腫瘍の治療 川端信司
第12章 PET検診センター
1.PET検診の実情と問題点 南本亮吾
2.PET検診センターの課題と展望 伊藤正敏
3.画像診断センターの地域医療連携 加地充昌
第13章 分子イメージング
1.分子イメージング(レビュー) 藤林靖久
2.臨床研究の指針 谷内一彦
第14章 PET分子プローブの設計
1.PET分子イメージングプローブの分子設計 佐治英郎
2.最新分子プローブの開発研究の進歩 土居久志
3.ペプチド・抗体分子プローブ 長谷川功紀
第15章 腫瘍核医学の分子イメージング
1.低酸素の分子プローブとそのイメージング 上田真史
2.アミノ酸および誘導体分子プローブとそのイメージング 織内 昇
第16章 脳核医学の分子イメージング
1.βアミロイド および タウイメージング分子プローブとそのイメージング 工藤幸司
2.ドーパミン神経伝達系分子プローブとそのイメージング 伊藤 浩
第17章 心臓核医学の分子イメージング
1.動脈硬化,動脈炎の分子イメージング 福地一樹
2.心臓の分子イメージング 滝 淳一
3.心筋交感神経・受容体イメージング 久下裕司
第18章 PET分子イメージングと再生医療 尾上浩隆
第19章 PET分子イメージングと医薬品開発 渡辺恭良
第20章 各社製品の臨床評価
技術資料編
施設資料編