見出し画像

名古屋山歩会 山の情報交換

またも富士 伊豆半島北部の低山縦走

 天候が落ちつく予報の3月15日をねらって、またも富士山を眺めに伊豆半島北部の城山(342m)~葛城山(452m)~発端丈山(410m)の低山縦走にカミさんと出かけました。この山はNHKの番組で紹介され、山と溪谷社の「静岡県の山」でも取り上げられていたので良い機会をねらっていました。今回は縦走なのでJR等公共交通機関を使いました。低山ながら変化の大きいコースで初めて行く方は戸惑いそうですので、ちょっと詳しく紹介します(地図は前掲書)

 名古屋から「こだま」で三島経由伊豆箱根鉄道の大仁駅へ。9時16分到着。駅前から北西方向にロッククライミングで有名な岩壁のある城山が見えていますが、取り付きへはいったん駅の北側を回り込んで国道を南下、狩野川大橋を渡り、セブンイレブンから西に入りたいのですが国道が横断できず、信号とローソンのある交差点まで行ってからセブンイレブンまで戻って登山口に向かいました。狩野川の西側の車道を北上すると「城山~発端丈山ハイキングコース」の標識がありますが、駅からここまでは標識もありません。このアプローチはよく確認しないと迷いそうです。

 さて、まずは城山へ、岩がゴロゴロした登山道を30分程で城山峠、ここから城山山頂を往復しますが、岩壁のある山ですので足元は要注意です。15分程で山頂着。西に富士山、北北東に箱根方面、足元には狩野川の流れの展望が開けます。城山峠に戻って西に向かいますが、このあたり(天城山も)の山道は昔の炭焼きや林業などで使われたと思われるきれいなトラバース道でアップダウンが少なく快適に歩けます。40分程進むと「背面登山道入口」の小さな標識から右側の急斜面の山道に入りますが、これが踏み跡程度の急登の連続で、これまでの道とのギャップに戸惑います。40分弱の急登で葛城山山頂。ここはロープウエイで登れ、展望も良いので完全に観光地です。眼前に駿河湾越しの雪の富士山が聳え、のんびり昼食。

 下りは山頂西側のハイキングコースの標識から。よく踏まれた登山道ですがけっこう急な下り15分程で林道に降ります。ここに白い椿と濃いピンクのカンヒザクラがきれいに咲いていました。コンクリの林道を進むと稜線に戻って先ほど歩いてきたトラバース道の少し先に合流し、しばらくは快適なトラバース道になります。山頂から1時間程で益山寺分岐。ガイドブックには立ち寄ると良い、とありましたが面倒なのでパス。15分程の登りで最後のピーク発端丈山に着きました。西側は樹林で富士山方面の展望の下半分が隠れてしまいますが、駿河湾方面がきれいに見えます。

 ここから三津への下りは二カ所分岐がありますが、三津中央方面へ。ここも急な下りで粘土質の道で滑りやすく、ロープがたくさん張られていますが、どこまで頼りになるか判りませんので、補助的な使用にとどめて慎重に下りました。海岸の車道に出ると三津バス停でした。沼津行きのバスは1時間に一本程度ですが、5分程でバスが来たのでラッキーでした。

 沼津に早く着いたので、駅前の食堂で新鮮な魚や桜エビを味わい、静岡で「こだま」に乗り継いで帰名しました(少し三島に戻る方が時間的には早いのですが、料金が1000円以上高くなりますので)。  by なべさん

【行動時間】 6:45 名古屋駅発、9:20 大仁駅発、10:00 ハイキング道入口、11:05~10 城山山頂、11:50 背面登山道入口、12:30~13:25 葛城山山頂、14:05~10 益山寺分岐、14:25~35 発端丈山山頂、15:25~30 三津バス停、16:20~17:21 沼津、19:35 名古屋着

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る