
New Songは、The Whoの名盤「Who Are You」
1979年作品だっけ?の一発目の曲だ。
「We run on endless time to reach a higher cloud」
最後の方の歌詞は、Endless Wireに引き継がれている。
アルバム「Who Are You」は、Peteがさんざんインタビューで、
「ドラムのKeith Moonの衰えは激しくて、別のドラマーを雇うことまで考えた。」
とか言っていることに影響されて、日本での評価が低いのが残念だ。
確かにKeithは衰えている。
1小節中に24発叩く技「1拍6連」の回数は少なく、
以前は、タム、スネア、各シンバルを複雑に組み合わせて
「1拍6連」を叩いていたのに、(※スタジオ盤TommyのI'm Free参照)
単にタムを回すだけのフレーズが多い。
また、それ以前にはほとんど使っていなかったチャイナシンバル
(普通のシンバルを逆にとめた、おわん型の奴で、ピシーンとうるさい)
を多用してうるさくして、テクニックの衰えによる音数の少なさを誤魔化している。
(※Sister Discoサビの、♪トントコピシー!♪)
が、がだよ!
これはドラマーが聴いたら気になるだろう、ディティールだ。
全体じゃない!
バンド演奏の素晴らしさは、全体で起こる化学反応なんだよ!
パンクという目前の敵に対して張り切るPeteの曲は素晴らしく、
ガリガリしたギターの音は、「この野郎!」感に満ちている。
喉の手術後のRogerの歌は、
気迫とテクニックのバランスが最高潮に達している。
Johnの楽曲は3曲とも素晴らしく、
New Songサビのウォーキングベースや、
Who Are Youでのチョッパーなど、
遊びを入れつつ、凄みのあるプレイだ。
そしてKeithは‥
がんがってるんだよ!
Johnと息が合い、曲のキメはWho的にはバッチリだ。
シンセのフレーズの合間をぬうようなセンスのいいフィルは、
曲の彩りを華やかにしてくれる。
そして何より、とても嬉しそうだ!
音に嬉しさが出ている、張り切ってる感じがとても出ている。
だから、バンド全体としては、明るく勢いのある素晴らしい演奏になってるんだと思うな。
この、Keith在籍最後のアルバム「Who Are You」について、
Keithのテクニックの衰えを嘆く方々に俺は言いたい!
「音を聞かずに、音を観よ!」(Blue禅「ロック観音」より)(^o^)ゞ
ご清聴、ありがとうございました!
サムライサム拝
http://www.realsurf.org/zen/
NEW SONG
You need a new song:君には新しい歌が必要なんだね
I‘ll set the words up so they tear right at your soul
:俺が言葉を用意しよう。確実に君の魂を引き裂く言葉をね
Don’t take me too long:そんなに時間はかからないよ
But there‘s a danger that I’ll plagiarize something old
:ただ、昔の曲を盗作する危険性はあるけどね。
My fingers kill me as I play my guitar
:ギターを弾くと、俺の指が俺を殺しにかかってくるんだ。
‘Cause I’ve been chewing down at my nails
:たぶん、若い頃から爪を噛みすぎているせいだな。
My hairline ain‘t exactly superstar
:俺の髪の毛はスーパースターらしくないが、
But there’s one trick that never fails
:絶対に失敗しない唯一の方法があるのさ。
This never fails :これは絶対失敗しないね。
I write the same old song with a few new lines
:俺は、古臭い歌にちょっとだけ新しいフレーズを入れるんだ。
And everybody wants to cheer it :みんなが盛り上がりたがってるからね。
I write the same old song you heard a good few times
:俺は君が古き良き時代に聴いてた古臭い歌を書く。
Admit you really want to hear it
:白状しろよ、この野郎!本当はそんなのを聴きたいんだろ?
Whenever I see you
:会う度に、
You always treat me like I‘m some kind of perfect man
:君は俺を聖人のように扱ってくれるけど、
Just ’cause I please you
:その理由は、「俺が君を楽しませてるから。」っていうだけだね。
You explain, but you don‘t think I can understand
:君は思いを語るけど、俺に解ってもらえるとは思ってないよね。
My head is spinning as I scrawl with my pen
:俺の頭はグルグル回るよ、曲を書こうともがき苦しむ時は。
’Cause I‘ve been pouring vodka in my soul
:たぶん、魂にウォッカを注ぎ続けてきたせいだな。
Nothing really ever changes my friend
:何も変わったためしはないんだよ、皆の衆よ。
New lamps for old :老人向けの最新知識だ。
New lamps for old :年寄りのための光明さ。
We sing the same old song, just like a vintage car
:俺たちは、超高級クラッシクカーなみの歌を歌う
You can look but you won‘t ever drive it
:君は見るだけで、一生乗れないだろうね。
We drink the same old wine from a brand new jar
:俺たちは、ピカピカの器に入った古い安ワインを飲む。
We get hung over, but we always survive it
:俺たち万年二日酔いだが、いつも生き残ってきてるんだ。
Turn on the radio :ラジオをつけてごらんよ。
Love is proclaimed :愛が声高に宣言されているじゃないか!
Again and again and again :それも、何度も何度もしつこくね。
Join in and sing :さあ、仲間に入って一緒に歌うんだ。
Now, don’t be ashamed :恥ずかしがらないで、さあ。
Let it rain, let it rain, let it rain :雨よ降れ、雨よ降れ
Let it rain, let it rain, let it rain :雨よ降れ、雨よ降れ
Let it rain Let it rain Let it rain (WAA~!) :雨よ降れ~!
We hum the same old lines to a different crowd
:俺たちはお馴染みのフレーズを、違う観客に向けて口ずさむ。
And everybody wants to cheer it
:だって、みんなが盛り上がりたがってるからね。
We run on endless time to reach a higher cloud
:俺たちは雲の高みに辿り着くために、永遠に走り続ける。
But we never ever seem to get near it
:でも、俺たちは絶対にその近くにも辿り着けないようだけど‥。
We sing the same old song :俺たちは古臭い歌を歌い続ける。
1979年作品だっけ?の一発目の曲だ。
「We run on endless time to reach a higher cloud」
最後の方の歌詞は、Endless Wireに引き継がれている。
アルバム「Who Are You」は、Peteがさんざんインタビューで、
「ドラムのKeith Moonの衰えは激しくて、別のドラマーを雇うことまで考えた。」
とか言っていることに影響されて、日本での評価が低いのが残念だ。
確かにKeithは衰えている。
1小節中に24発叩く技「1拍6連」の回数は少なく、
以前は、タム、スネア、各シンバルを複雑に組み合わせて
「1拍6連」を叩いていたのに、(※スタジオ盤TommyのI'm Free参照)
単にタムを回すだけのフレーズが多い。
また、それ以前にはほとんど使っていなかったチャイナシンバル
(普通のシンバルを逆にとめた、おわん型の奴で、ピシーンとうるさい)
を多用してうるさくして、テクニックの衰えによる音数の少なさを誤魔化している。
(※Sister Discoサビの、♪トントコピシー!♪)
が、がだよ!
これはドラマーが聴いたら気になるだろう、ディティールだ。
全体じゃない!
バンド演奏の素晴らしさは、全体で起こる化学反応なんだよ!
パンクという目前の敵に対して張り切るPeteの曲は素晴らしく、
ガリガリしたギターの音は、「この野郎!」感に満ちている。
喉の手術後のRogerの歌は、
気迫とテクニックのバランスが最高潮に達している。
Johnの楽曲は3曲とも素晴らしく、
New Songサビのウォーキングベースや、
Who Are Youでのチョッパーなど、
遊びを入れつつ、凄みのあるプレイだ。
そしてKeithは‥
がんがってるんだよ!
Johnと息が合い、曲のキメはWho的にはバッチリだ。
シンセのフレーズの合間をぬうようなセンスのいいフィルは、
曲の彩りを華やかにしてくれる。
そして何より、とても嬉しそうだ!
音に嬉しさが出ている、張り切ってる感じがとても出ている。
だから、バンド全体としては、明るく勢いのある素晴らしい演奏になってるんだと思うな。
この、Keith在籍最後のアルバム「Who Are You」について、
Keithのテクニックの衰えを嘆く方々に俺は言いたい!
「音を聞かずに、音を観よ!」(Blue禅「ロック観音」より)(^o^)ゞ
ご清聴、ありがとうございました!
サムライサム拝
http://www.realsurf.org/zen/
NEW SONG
You need a new song:君には新しい歌が必要なんだね
I‘ll set the words up so they tear right at your soul
:俺が言葉を用意しよう。確実に君の魂を引き裂く言葉をね
Don’t take me too long:そんなに時間はかからないよ
But there‘s a danger that I’ll plagiarize something old
:ただ、昔の曲を盗作する危険性はあるけどね。
My fingers kill me as I play my guitar
:ギターを弾くと、俺の指が俺を殺しにかかってくるんだ。
‘Cause I’ve been chewing down at my nails
:たぶん、若い頃から爪を噛みすぎているせいだな。
My hairline ain‘t exactly superstar
:俺の髪の毛はスーパースターらしくないが、
But there’s one trick that never fails
:絶対に失敗しない唯一の方法があるのさ。
This never fails :これは絶対失敗しないね。
I write the same old song with a few new lines
:俺は、古臭い歌にちょっとだけ新しいフレーズを入れるんだ。
And everybody wants to cheer it :みんなが盛り上がりたがってるからね。
I write the same old song you heard a good few times
:俺は君が古き良き時代に聴いてた古臭い歌を書く。
Admit you really want to hear it
:白状しろよ、この野郎!本当はそんなのを聴きたいんだろ?
Whenever I see you
:会う度に、
You always treat me like I‘m some kind of perfect man
:君は俺を聖人のように扱ってくれるけど、
Just ’cause I please you
:その理由は、「俺が君を楽しませてるから。」っていうだけだね。
You explain, but you don‘t think I can understand
:君は思いを語るけど、俺に解ってもらえるとは思ってないよね。
My head is spinning as I scrawl with my pen
:俺の頭はグルグル回るよ、曲を書こうともがき苦しむ時は。
’Cause I‘ve been pouring vodka in my soul
:たぶん、魂にウォッカを注ぎ続けてきたせいだな。
Nothing really ever changes my friend
:何も変わったためしはないんだよ、皆の衆よ。
New lamps for old :老人向けの最新知識だ。
New lamps for old :年寄りのための光明さ。
We sing the same old song, just like a vintage car
:俺たちは、超高級クラッシクカーなみの歌を歌う
You can look but you won‘t ever drive it
:君は見るだけで、一生乗れないだろうね。
We drink the same old wine from a brand new jar
:俺たちは、ピカピカの器に入った古い安ワインを飲む。
We get hung over, but we always survive it
:俺たち万年二日酔いだが、いつも生き残ってきてるんだ。
Turn on the radio :ラジオをつけてごらんよ。
Love is proclaimed :愛が声高に宣言されているじゃないか!
Again and again and again :それも、何度も何度もしつこくね。
Join in and sing :さあ、仲間に入って一緒に歌うんだ。
Now, don’t be ashamed :恥ずかしがらないで、さあ。
Let it rain, let it rain, let it rain :雨よ降れ、雨よ降れ
Let it rain, let it rain, let it rain :雨よ降れ、雨よ降れ
Let it rain Let it rain Let it rain (WAA~!) :雨よ降れ~!
We hum the same old lines to a different crowd
:俺たちはお馴染みのフレーズを、違う観客に向けて口ずさむ。
And everybody wants to cheer it
:だって、みんなが盛り上がりたがってるからね。
We run on endless time to reach a higher cloud
:俺たちは雲の高みに辿り着くために、永遠に走り続ける。
But we never ever seem to get near it
:でも、俺たちは絶対にその近くにも辿り着けないようだけど‥。
We sing the same old song :俺たちは古臭い歌を歌い続ける。