家主は「野次馬」です。
数日前のことですが、
通りの向かいのお店に乗用車が突っ込んだ、
という事故がありました。
自宅におりましたので
そういえば夕方あたりに
ドンッと音が聞こえたようにも思います。
そのちょうど２時間後くらいに娘が帰宅。
向かいの店が事故のために営業が出来ず休みになってるらしい、
そう口にした途端
「ええっ？いつだよっ？」
とまず慌ててベランダに向かう家主。
「なんだよ、知らなかった、ちっしょー！」
そう言いながら早足でベランダに出て
通りの向かいあたりを眺めています。
２、３分経過し
「なにあれ！車ごと入っちゃってるじゃん！すごいよ！」
と目を輝かせながら中に入ってきて
「ちょっと外行って見てこようかな！エヘヘ」
自分に無関係な事で面白半分に騒ぎ回ることを「野次馬」と言うようで、
まさに家主そのものです。
見ないと損、
そんな心理でしょうか。
今日の夜７時過ぎあたりのこと。
緊急車両のサイレンが近くで聞こえてきました。
かなり大きな音で家主もそわそわ。
「すごい鳴ってるね！」そう言う家主に
「見に行くの？」と声をかけますと
ちょっと間があってから「いや、いい」
さすがの家主も寒さのせいか、
それとももう
芋焼酎を飲み、晩ごはんも終わって
めんどくさくなったのかもしれません。
しばらくして家主が部屋に入ったあとに
私のスマホに
同じ町内に住む知り合いの女性からLINEが。
家の前のアパート一階から警報鳴ってて、
煙でてたから、生まれて初めてリアルに119番通報したよ。
寝たきりのじっちゃんのタバコの不始末だったみたい〜。
消防士さんに担がれておじーちゃんでてきて救急車に運ばれていったよ。
なんとまぁ！
あのサイレンはコレだった！
そのおじいさんは無事だったのかな。
火事は燃え広がってはいなさそうでよかった…。
明日の朝、
家主にこのことを知らせておこうかと思いましたが
明日の朝には家主は
あのサイレンのことはすっかり忘れてるような気がしますから、言わなくて良いかな、と。
火事、怖いですね。
火の取り扱いにはくれぐれも気をつけたいです。
