家の近所にあるリサイクルショップに行ってきました。
良く言えば、思い出の品。
でもまぁ、もう使っていない不用品。
近所と言っても
これらを持って歩いて行くのは大変で
車に積んで行くことに。
店頭にも店内にも
「お売りください」「買取強化中」など
貼り紙が目につく。
売るって程でもないけど…
でも捨てるには…
そんな気持ちで、
買取カウンターに持ち込んでみたものの
結局のところ
大半が「当店ではお取り扱いのないものですので引き取れません」と、そのまま返されてしまいました。
店員さんが抜き取ったのは3点ほど。
「査定しますので15分ほどお待ちください」
15分の間、店内を歩いて回ってびっくり。
かなり強気な値札がつけられています。
最近は100円ショップの商品もかなり充実していたり、ニトリやホームセンターなど新品でもそれほど高くない値段で買い物が出来たりする感覚に慣れてしまっているせいか
リサイクルショップの“リサイクル品”が高く感じます。
もともとの品質が良いものや
ブランド品なのかもしれませんが
価値がわからない私にとっては、なんだか居心地の良いところではありませんでした。
そして15分後、
査定が終わり、買取価格が提示されました。
「50円です。よろしければこちらに必要事項をお願いします」
と、タブレットの用意がありました。
住所、氏名、電話番号、生年月日、職業…
思うように書けないタブレット用のペンを握りながら、私の頭の中は迷いがいっぱい。
『50円で個人情報を売ったみたい』
実際はそういうことではないのですが、
なんだかそんな気持ちになってしまったのです。
50円を受け取り、
引き取ってもらえなかった不用品をまた車に積み込み、家に帰りました。
ほんの少しではあるけれども
ゴミを減らせたと思おう。
不用なものが誰かの必要なものとして役立つのかも。
そう考えることも出来ますが、
まだ今は
持って行く前と見た目がほぼ変わらない不用品の量が目に留まってしまい
最初から
ゴミの集積所まで運ぶだけの方が良かったのではないか、とモヤモヤが続いております。