だいたい決まっています。
そのうちの一つが
「晩ごはんは何がいいですか?」
家主は好き嫌いがとても多いので
私が勝手に用意したものは
気に入らないと不機嫌になるか
「俺いいや」となるのです。
そうなっては私も気分が悪いので
あらかじめ聞くようになりました。
いつものように尋ねると
「サカナかな〜」
それを聞いて
私の頭の中では焼き魚を想像し
「では和食にしましょうか」
そう言いました。
すると家主は
「和食って?」
私は焼き魚を想像していましたから
そのほかに、の意味で
「きんぴらごぼうとか」と。
すると家主は
「あ、いいねぇ、肉じゃが!」
和食というキーワードから連想し
肉じゃがにたどり着いたようです。
会話としては成立していないですが
晩ごはんの献立は無事に決まりました。
すっかりご機嫌な家主。
では魚は買わずに
肉を買うことにしましょう。