入院に向けて2

2010-03-24 18:13:32 | 日記
土日月と頭痛がして、ちょっとしんどい3日間だった。
妹が来てくれているときに、少し横になって体を休めたので、
だいぶ楽になった。

月曜日は理髪の出張サービス。
11月の初めに美容院に行ったきりなので、髪は伸びていた。
女性の理髪師の方がいらして、母をベッドに座らせて、手早くカット。
あまり短か過ぎず、女性らしいショートカットにして、
鼻の下あたりもきれいに剃ってもらった。
その後、1週間ぶりの入浴サービス。
さっぱりと美人になったが、ちょっとお疲れの様子。

昨日火曜日は、私の細胞診の結果を聞きに乳腺外科へ。
ClassⅠ~ClassⅤまでのうち、ClassⅡの判定、
良性由来の細胞像で、軽度核腫大細胞を認めるということで、
半年後にまた超音波の検査をすることになった。
一安心。

その帰り、母が入院予定の病院に立ち寄り、
ソーシャルワーカーと面会。
2度ほど電話のやり取りをしていて、お目にかかるのは初めて。
きれいでしっかりした感じの方で、丁寧に応対してくれた。
まだ、大学病院からの紹介状が届いていないので、
母の病状や経過をお話しし、入院に関する説明を受けて、
病室を案内していただいた。
古くはないが新しいという建物ではなく、
41床の小さい病院なので、ワンフロアーが狭く、
当たり前かもしれないけど、臭いや明るさ、物の置かれ方など、
やはり病院という感じだなー。
いまどきの新しい明るい病院とはちょっと違うが仕方ない。

長期医療型療養施設への入所は、自宅待機からよりも、
一般病院からの転院の方が待ち時間も少なくてスムーズだそうだ。
入院してから経過を見て、その都度治療方針等を選択していくことなるが、
転院についても、今の時点で決め付けず、
本人の病状や家族の状況の変化によって、家に帰る選択肢もないとは言えないので、
またご相談していきましょうと言われて、なんだか少し気持ちが楽になった。
転院のケースになる可能性が大きいことに変わりはないが、
二度と家に帰れないと思って送り出すより、
「いっていらっしゃい!」と、
家族も一呼吸おいてみるというような心持ちでいることにしよう。
本人の主訴が腰の痛みなので、整形外科の医師にも診ていただき、
全科の先生方で連携してくださるとのこと。

今のところ、土曜日入院予定だが、
母にどのタイミングで話をするか・・・を考えている。
時間の感覚がなく、状況をどこまで理解できて、
記憶がどのくらい持続するかわからないので、
難しいところだ・・・。

今日は午前中、介護区分の見直し審査のため、市役所の人が来た。
最初に母に質問したが、生年月日や年齢、今日の日付など、
前回12月の審査時より、正しく答えられないことが多かった。
その後私への聞き取りを行い、1時間ほどで帰っていった。
午後は、先日レンタルした車椅子の確認等のため、
ケマネージャーが来訪。
私と同じ年の頃の方で、入院も近いせいか、
今日は珍しく少し世間話をした。

明日は大学病院の神経内科の受診の日だが、
もう通院は本人に負担なので、キャンセルし、
同じく明日の生活援助のヘルパーも断った。
夜のヘルパーについても、私がオムツ交換ができるようになったので、
お断りしようかとも思ったが、
他人に慣れるためにも、来てもらったほうがいいのではという夫の意見もあって、
引き続きお願いすることにした。

冷たい雨が一日降っている。
桜もつぼみを硬くしているだろう。
花粉症にとっては過ごしやすい日だ。
庭の金木犀の木に3羽、尾長かな?が来て、きれいな声で鳴いていた。

ひんやりとした気候なのに、母は暑いと布団をはがしている。
腰痛のためか、居心地がなんだか悪そうで、にこりともしない。
紅茶のマグカップを持つ手に力がなくなってきて、
箸使いも心もとなく、自分で口に運ぶのがだんだんできなくなってきた。
でも、朝・昼食ともまあまあ食べてくれている。
母はパンがとても好きだ。
ちょっと甘いパイのようなペストリーが特にお気に入り。
こんなにパンが好物だったとは、一緒に暮らしてのちょっとした発見だった。