あんこらな日々

毎日の記録の様なものに・・

アルチンボルド展

2017-07-26 09:29:21 | サッポロ広場
国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルド展」に行ってきました。



夏休みにアルチンボルトは最強のコンビネーションでは
小学生や若い方で活気がありました。(美術館のなかで「おかーさーん」と
大声で探しちゃってたり・・・
夏休みの自由研究かな?模写やメモしている姿も。
私も娘と一緒でしたが。

展示会場に入る前に設置してある「アルチンボルドメーカー」は
とても面白い企画でした。
パネルの前に立つとアルチンボルドが自画像を描いてくれます



撮影もOKです。(上は娘の顔です)
私のを見て、娘は「似てる~と大笑いでした」


先日放送された、「日曜美術館」はとても良いナビでした。
ハプスブルグ家の世界進出とこの不思議な絵画が描かれた背景。
時代や歴史まで絡んでいたのですね。

その際ゲストだった 桑木野先生が
この作品群が、グロテスクと一線を画すのはアルチンボルドのセンスの良さと
おっしゃっていましたが、なんと的確な表現なんだろうと
実物を見て思いました。
ただ絵が上手なだけではないのです。
ここにこれを置く?(描く?)
人々の度肝を抜く、その発想こそがアルチンボルドのユーモアと類い稀なセンスの良さ。
それが抜群の描写力で作品になったのだと思いました。



これからますます混んでしまう予感がしますが
お勧めです。
9月24日までです。