自分で自分を見捨てない

大阪心斎橋にある、対面鑑定と電話鑑定＆タロットスクールの
占い店「占いサロン・イリス」です。

今日は暑いな～
まだ、6月だから7月の暑さが怖いですけどね。


　　　　　　　　　　　　　　　


大体小さい頃から人は「我慢しなさい」とか、「○○しちゃ駄目よ」とか
「そんな夢みたいなこと考えないの」などと言われて育てられますよね。

だから自分は将来普通のOLでいいわ。
普通に大学を出て普通に就職。夢はあったかもしれないけど・・・。
と自分の可能性を見捨ててしまったかも知れません。

あるいは、どうせ自分は何をやっても駄目だしな～
どうせ、自分は暗いしな～容量が悪いし、やる気もないし～
あ～あそんな自分が大嫌いっ！

と思う場合もあるでしょう。

我慢ばかりを強いられると、「○○でなければならない」
という傾向が強くなるように思います。

で、○○出来ない自分は駄目な人間だと思い込むかもです

こういうのって、自分で自分を見限っているような気がします。
○○出来ない自分。駄目な自分、というようにね。

何だか辛いですよね。
もっと自分を認めてあげないと、誰が自分を認めてくれるのでしょうか？
もし、周囲の人○○さんはすごいよね、とあなたの事を褒めたとしましょう。

でも、自分に自信のないあなたは「そんなことない！」と反発心が出てくるかも。
普通なら「うへへ」と調子に乗りそうですが。。。

自分で自分の事を軽く扱う人は他人からも軽く扱われるようですよ。
気をつけないといけませんね。
謙遜と、軽く扱うは全く別物ですからね。


さて、「どうせ自分は」の「自分」の下りを
「どうせあなたは」と変えてみたらどうですか？

あなたは他人に「どうせあなたは暗いしね、容量が悪いしね、
やる気も無いようだし、大嫌いだわ」と言えますか？

多分言えないと思います。
また、他人から言われたら腹が立つと思いますよ。

ですが、それほど酷いことを自分自身に対しては
あなたは言っているわけです

そんなに自分を粗末に扱うことはないですよね。

せめて、自分だけは自分の事を見捨てずに、大事に扱い
励まして生きていきたいですね。
そうすれば周囲の人たちも、大事に扱ってくれると思います。

これは私も常に思う事なので、意識して自分を励まして行きたいと
思う次第です



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しぬわけじゃないし

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こんばんは、翠川琉妃です。
梅雨入りしてじめじめの昨今ですが、
今日は雨も上がり、なんとなく過ごしやすかったです


　　　　　　　　　　　　　　　


6月13日の「情熱大陸」は建築家の安藤忠雄さんでした。
12年振りの出演だそうです。

そう言えば12年前放送された情熱大陸での安藤忠雄さんもみましたね。
懐かしいな～。早いもので12年・・干支が一回りですね。

12年前も今回もとてもエネルギッシュで、さすが世界の安藤忠雄さんです

テレビを見ていて、特に共感した言葉がありました。
「別に殺されるわけじゃないし」

建築が失敗した時、思うような出来栄えじゃなかった時、
怖くないですか？（多分こういう質問だったような・・）

その質問の答えが「別に失敗したからと言って殺されるわけじゃないし」
というものでした。
「ごめん、って言えばいいねん」とも言っておられました。

建築物は形が残るので、一生その「ごめんね」が残るというのです。
その建物を見た時に、ああ、ごめんと言うものが存在しているな～と。

ま、それはさておき、
この「殺されるわけじゃない」と言うことが頭にあれば、
それほど物事を深刻にならないのではないかなと思うのです。

殺されるというのは大げさですが、
「別に死ぬわけじゃないんだから」と思えばカリカリとすることも減るだろうし、
この世の果てのような気持ちにもならないだろう、とも思います。

何かあったとき、人から悪口を言われたり、
不機嫌な態度をとられたり、自分だけ残業を言われたり、
ランチの順番が抜かされたり、宅配の不備で受取が遅れたり、
それこそ、日々生きて行くと、いらつく事が多いと思います。

その時、
「ま、いいか。死ぬわけじゃないし」と思えば楽ちんかもね。

（※死ぬより辛い事が人生にはあると思いますが、ここではひとまず
置いといて、もっと日常の些細なことを示してます。あしからず）


実はこの言葉は相方の紗花先生が言ってくれた言葉です。
私は考えすぎるたちなので、とても為になりましたね。

「なんとかなるさ、しぬわけじゃないし」



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「あかんべえ」を読んで

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こんにちは、翠川琉妃です。
久し振りの更新です。

あかんべえ 宮部 みゆき PHP研究所 このアイテムの詳細を見る

最近、とても忙しくなってきました。
それはそれでとても喜ばしいことですが・・・

いかんせん、歳も歳なので、
心身ともに疲れてしまっていけませんね

そんな疲れた日には重い本は読めません。
なので、軽い内容の本を読んでリラックスを図るようにしてます。

特にしんどい時は「宮部みゆき」さんの本を読むようにしてます。

なかでも時代物が私は好きで、
「日暮らし」や「ぼんくら」「あやし」などなど
江戸時代の庶民の暮らしぶりが書いてあるのが、なんとも
ほっとして、とても良いな～と思います。

この「あかんべえ」ですが、つい最近読みました。

さて、あらすじを簡単に。
主人公の少女、おりんの両親がやっとこさ料理屋を持てるようになって
とある古い店を買い取りそこで商いをはじめようとします。

ですが、そこにはお化けさん達が住みついています。
気のいいお化けさん達ですが、こどものお化け「お梅」は「おりん」が
嫌いです。生きているから嫌いなのです。
ですから、いつも「あかんべえ」としてしまいます。

その料理屋である事件が起き、解決する為に昔の事を調べて行く内に、
お化けさんや、おりんを取り巻く生きている人々達の
秘密や悲しみなどもあらわになってきます。


さすが、宮部みゆきさんです。
ただの時代物ファンタジーだけではなく、
推理小説としても良く出来ています。

うろ覚えですが、おりんのおじいちゃんが
「働き者に悪い奴はいない。怠け者は悪いことに手を染める」
と言います（ニュアンスはこんな感じだったと思います）

この部分が妙に納得でした。
働き者の人って、労を惜しまず、他人の分まで働きますよね。
得しようとか、楽をしようとか考えないです。
不器用でも、一生懸命働くとまっとうな人生を歩んでいけます。

反対に怠け者は・・・
働きたくないから、楽をしたいから、得をしたいから、
労せずにお金を得る方法考えたりしますよね。
人が損しても自分さえ得したらいいわ、と考えますよね。
こういう考えがエスカレートしていくと、
悪の道に進んでしまうような気がします。

宮部みゆきさんの本は現代物からＳＦものまで結構読んでますが
この人は人間の本質と言うものを、しっかりと見ている人だな～
とつくづく感心してしまいます。


江戸時代、物のない時代ですが、不便かも知れませんが、
なんかすっきりとした潔い時代だったのかも・・
こう言う風に生きていけたらな、と思ったりします。

あくまでも本を読んで感じたことなのでね。
やっぱり便利な方がいいです




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