別れ

4月17日、３ヶ月の闘病生活の末、父が永眠しました。


検査のため、家を出たまま緊急入院したのが1月17日。


まさかこんなことになるとは、誰も想像もしなかった。

父にとっては、辛い辛い闘病生活だっただろう。

この3ヶ月、飲むことも…ましてや食べることもできず…

お風呂にも入れず…

入院と共に、気管切開のために言葉を失ない…

辛いことばかりだった。

３度の危篤を乗り越え、奇跡を願ったが、4度めは…なかった。


何もしてあげられなかった。
辛いことばかりの選択しかできなかった。


ただ…
自己満足にしかならないが、最期を、家族4人で看取ることができた。

父の人生は、幸せだっただろうか？


それだけが気がかり…。


4月25日。
最後のお別れ…


涙ってこんなに出るものか…
病気が発覚して、父のことで、どれだけの涙を流したか…

辛すぎる。


今でも現実とは思えず、夢を見ているよう…

前を向いていかなければ…とは思うけど…。

いまだに受け入れられていない。

ダメだ！
こんなんじゃ、父に叱られそうだな…


偉大なる父へ…
私はお父さんの子供に生まれてよかった！大好きだよ、お父さん！
お父さんに恥じないように、一生懸命生きるよ！

宣告

気付けば4月。

今日は母の誕生日だ…


父は…母の誕生日、わかるだろうか…

１月に緊急入院して、治療を続けてきた。家に帰れる日を信じて…
二度の危篤状態…、いいこと一度もなかったな…。


どうにかして薬が効いてくれることを信じていたけど…

昨日、治療はもうできないと、医師より告げられた。


医師に言わせると、「これだけもつとは思わなかった。
お父さんもご家族もよく頑張った。」


何言ってるの？

頑張っているのは父だけで…それも病名も知らず、何をされているかもわからず、いやだと言うことばかりされて。
このまま…もっと悪くなるのを待つだけなんて…。


病院へ向かう足どり…

今日は、何をしてあげられる？
と、疑問ばかり…。


辛いな…。