下記の記事はヤフーニュースからの借用(コピー)です
11月30日、秋篠宮さまは55才の誕生日を迎えられた。それに伴い開かれた会見では「眞子さま(29才)のご結婚問題」ばかりがクローズアップされた。秋篠宮さまは眞子さまのご結婚に対してハッキリとお考えを述べられたが、その一方で口にされなかったことがある。兄の天皇陛下(60才)についてだ。 水色のネクタイをされた天皇陛下。とても良い姿勢でお話しされてる
陛下は皇太子時代、誕生日会見の際には必ず、父である上皇陛下への尊敬と感謝のお言葉を述べられてきた。 「両陛下のこれまでの歩みに思いを致す度に、両陛下に対して深い感謝と敬意の念を覚えております」(2019年)
「象徴とはどうあるべきか、その望ましい在り方を求め続けてこられた天皇陛下と陛下をお側でお支えになっておられる皇后陛下のお姿に学びながら、これからも努力していきたい」(2015年) 2016年には、上皇陛下のご体調について記者から問われ、「両陛下のお気持ちを十分踏まえながら、少しでもお役に立つことがあれば喜んでお力になりたい」と答えられるなど、息子として父を語る以上に「皇太子として天皇を支える」という姿勢を強く国民に示されてきた。 ところが、皇嗣という皇太子同等のお立場となられた秋篠宮さまは、そのような尊敬や感謝のお言葉、「陛下を支える」といった表現を、これまでされてこなかった。その果てが今回の会見であり、天皇陛下について一切触れられることもなかった。 振り返ると2018年、秋篠宮さまは会見で、天皇即位の重要儀式「大嘗祭」について「身の丈にあった儀式」にすべきと発言された。費用を抑えれば、天皇家の私費でまかなえる規模に縮小できるはずだと、繰り返し主張されたという。 「陛下も秋篠宮さまも“皇室行事の費用を抑え、国民の負担を減らしたい”というお考えをお持ちです。ですが、“身の丈にあった”という強い表現が物議を醸しました。兄への敵意すら感じさせかねないお言葉で、陛下は困惑されたのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト) それ以前にも、秋篠宮さまが陛下とお考えを異にされていると浮き彫りになる出来事があった。2004年、適応障害を発症されていた雅子さまについて、陛下は「雅子の人格を否定するような動きがあった」と会見で述べられた。だが、その約半年後の11月の会見で秋篠宮さまはこう疑問を呈された。 「記者会見という場で発言する前に、せめて陛下(上皇陛下)と内容について話をして、そのうえでの話であるべきではなかったかと思っております」 さらに、「時代とともに変わる公務の在り方について考えたい」という陛下のお考えに対しては、「公務というものはかなり受け身的なものではないか」と言及された。「皇室のスポークスマン」として、時に天皇陛下にも忌憚なきご意見を述べられる秋篠宮さま。そうした発言からは秋篠宮さまの「自負」が感じられるという。 「雅子さまが体調を崩されて上皇ご夫妻のもとに通えなかった時期、秋篠宮ご夫妻は足繁く通われ、上皇ご夫妻に寄り添ってこられました。ご自身もご家族も多くの公務をこなされ、秋篠宮さまには“自分が皇室を支えている”という自負があるのでしょう。そうしたお気持ちが、歯に衣着せぬご発言を生んでいるのかもしれません」(別の皇室ジャーナリスト) そうして秋篠宮さまの言動が兄弟の「亀裂」を醸し出しているのである。
「支え、支えられる」関係になれるのか
一般に、同じ環境で育った仲のよい兄弟も、年齢を重ねてそれぞれが家庭を持つと、互いにかかわる時間が減っていくのは自然なことだ。特に、どちらかの家族の一員が人生の岐路に立たされたとき、その家族は問題にかかり切りになる。「長女の結婚」という難題を抱えた秋篠宮家は、兄一家と交友を温める時間と余裕がないのかもしれない。 しかも、その娘の結婚は「将来の天皇の義兄」を決めることでもあり、一般の女性の結婚とは重みが異なる。では、そんな弟一家を、兄である天皇陛下は、どのようにご覧になっているのか。 「陛下は眞子さまのご結婚について“好きにさせてやればよいのでは”というスタンスだとされます。積極的な賛成ではないでしょうが、反対されるわけでもない、適度な距離感です。背景には、ご自身のご長女である愛子さまのご結婚も、本人の意思に任せたいというお気持ちがあるのかもしれません」(前出・別の皇室ジャーナリスト) 一方で、ある宮内庁関係者はこんな見方をする。 「3年前まで秋篠宮家は国民からの信頼も厚く、順風満帆でした。一方で、満足に公務や祭祀に臨めない療養中の雅子さまがいらっしゃる天皇家こそ、逆風にさらされていた。それが眞子さまのご結婚問題で、一気に国民からの信頼が揺らいだ。そのタイミングで御代がわりがあり、療養中の雅子さまは見事に儀式をこなされ、国民の喝采を浴びた。 将来の天皇を擁する秋篠宮家の当主として、秋篠宮さまは焦りを感じられたのかもしれません。兄弟としていつも比較されてきた兄の一家に、眞子さまの一件で大きく後れをとったと感じられても不思議ではないでしょう」 親と子ではなく、兄と弟。そんな関係のおふたりは上下関係として、「支え、支えられる」という関係になれるのだろうか──。 「将来、秋篠宮家は天皇家となり、悠仁さまは天皇となられます。そのとき、天皇陛下からの引き継ぎは充分にされるのでしょうか。皇室は、絶え間ない努力によって宮中祭祀などの伝統を継ぐことで、連綿と続いてきたのです。 悠仁さまには、帝王学の必要性も叫ばれます。陛下と秋篠宮さまの充分なコミュニケーションなくして、秋篠宮さまが学んでこられなかった帝王学を、悠仁さまは充分に学ぶことができるのでしょうか」(皇室関係者) 秋篠宮さまが見せた 「陛下への沈黙」は、これからの皇室にも影響しかねない。 ※女性セブン2020年12月17日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1cf2c0d16ced385e4cbe7c102b6d8c333999351?page=1
眞子さま「結婚容認」、秋篠宮さま“大決断”のウラにある「3つの事情」
なぜここへきて「結婚容認」なのか?
秋篠宮さまは11月30日に55歳の誕生日を迎えられ、記者会見で長女・眞子さまと小室圭さんが「結婚することを認める」と発言された。 「小室圭君と母が私に送ってきた6通のメール」元婚約者が明かす 「結婚容認」ともとれる発言をなさったのは一体なぜなのか? その背景には、次の3つの要因があるように見える。 ----------
(1)眞子さまの手記にこめられた“脅し”
(2)「税金泥棒」呼ばわりされる不安
(3)秋篠宮家の自主性を重んじる教育方針
---------- まず、眞子さまが11月13日に出された文書を読んで、私は“脅し”の匂いを感じ取った。 なぜかといえば、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」という言葉には、結婚を認めてくれなければ生きていけないというメッセージがこめられているからである。 ここで見逃せないのは、小室さんが父親も父方の祖父母も自殺で亡くしており、自殺のリスクファクター(危険因子)を抱えていることだ。 もちろん、自殺が遺伝するわけではない。だが、自殺者の多くがうつ病あるいはうつ状態だったとの調査研究があり、うつになりやすいという脆弱性が受け継がれやすいことも臨床研究からわかっている。 彼自身がその危険性をはらんでいる以上、生死に関わる言葉が文書に書かれていたことに、私は2人の結婚への断固たる決意とともに、結婚を認めてもらえなければ小室さんは死んでしまうかもしれないという“脅し”に近いメッセージを感じずにはいられなかった。
「税金泥棒」と罵られた雅子さま
また、小室さんとの結婚を認めなければ、眞子さまは今後他の男性との縁談に耳を傾けないだけでなく、日頃のご公務にもやる気をなくして、引きこもりがちになられるのではないかという不安もあっただろう。 もしかしたら、一時期の雅子さまのようになってしまわれることを危惧されたのかもしれない。 皇太子妃だった頃、公の場に姿を現す機会が少なかった雅子さまに対して、「税金泥棒」と誹謗中傷する声がネット上に飛び交った。ご公務の際、集まった群衆の1人から「税金泥棒」と罵られたという報道もあった。 眞子さまも表に出られなくなれば、同様のバッシングにさらされるのではないかという不安を秋篠宮さまが抱かれたとしても不思議ではない。 もっとも、もし眞子さまが小室さんと結婚されれば、皇籍離脱に際して約1億5000万円の一時金が支払われるが、その一部が母親の佳代さんの借金や小室さんの留学費用の返済に充てられるのではないかと危惧する声もあがっている。 実際にそうなれば、一時金の原資がわれわれの税金である以上、「税金泥棒」との批判が殺到するのは目に見えており、秋篠宮さまが苦渋の決断をされたことがうかがえる。
教育方針との矛盾
さらに、秋篠宮家ではこれまで自主性を重んじる教育方針を重視されてきたことも大きい。 そもそも、秋篠宮さまご自身が、昭和天皇の喪中に、周囲の反対を押し切って紀子さまと結婚されている。 お子さまたちも、ご両親のように自分が好きになった相手と恋愛結婚することを理想とされてきたはずで、今さら長女の結婚に反対することは、これまでの教育方針と矛盾する。
眞子さまは「ほれこみ」の状態
もちろん、最大の原因は、眞子さまの結婚への強い意思に根負けしたことだろう。これは、眞子さまを「ほれこみ」の状態から抜け出させるのが難しいからだと思う。 眞子さまは「ほれこみ」の状態にあるように私の目には映る。「ほれこみ」とは、フロイトによれば対象の過大評価である。恋愛対象を理想化するあまり、批判力を失い、欠点が見えなくなる。「あばたもえくぼ」という言葉があるが、まさにその状態だろう。 「ほれこみ」の状態に陥ると、しばしば無批判になり、相手に従属するようになる。フロイトによれば、その点では催眠術に似ているという。恋愛の場合は恋愛対象、催眠術の場合は催眠術師に従属するわけである。 こういう状態に陥りやすいのは世間知らずの人だが、眞子さまはその典型のように見える。皇室という“深窓”でお育ちになった正真正銘の“お嬢さま”なので、「ほれこみ」の状態になりやすいし、そこからなかなか抜け出せない。
恋愛に拍車をかける3要因
しかも、この状態に次の3つの要因が拍車をかけているように見える。 ----------
(1)障害が大きいほど恋の炎は燃え上がる
(2)「Pity is akin to love(可哀想だたほれたってことよ)」
(3)出会いがない
---------- まず、一般に障害が大きいほど、恋の炎は燃え上がる。 だから、小室さんの母親の金銭トラブルで批判が殺到したことも、結婚に関する行事が延期されたことも、アメリカと日本に引き離された状態が続いていることも、眞子さまの恋の炎を燃え立たせるだけだ。 もしかしたら、「ロミオとジュリエット」の心境かもしれない。そのあたりの機微がわかっているからこそ、秋篠宮さまも結婚に反対し続けることは得策ではないと思われたのではないか。 また、「Pity is akin to love」の心理も「ほれこみ」に拍車をかけている可能性が高い。この言葉は、直訳すると「あわれみは恋の始まり」だが、夏目漱石が『三四郎』の中で引用し、「可哀想だたほれたってことよ」と俗っぽく訳して、有名になった。 こうした心理が眞子さまの一途な恋心に少なからず混じっているように私の目には映る。 日本一の名家で何不自由なくお育ちになった眞子さまだからこそ、不遇な境遇で育った小室さんへのあわれみが強く、それを恋心と混同しておられるように見えなくもない。 しかも、この種の恋心は、小室さんへのバッシングが激しくなるほど強まる。 さらに、出会いがないことも、「ほれこみ」に拍車をかけている。 現在、眞子さまは、結婚適齢期の独身男性と出会う機会がほとんどない状態だろう。 ご公務などでそういう男性に挨拶することくらいはあるかもしれないが、男性のほうが恐れ多くて声などかけられないはずだ。 このように出会いがないと、視野狭窄に陥り「私には小室さんしかいない」と思い込みやすいので、「ほれこみ」がさらに強くなる。 「ほれこみ」の状態では、無批判になっているので、どうしても相手の話をうのみにする。当然、洗脳されやすい。 そういう状態で結婚して幸せになれればいいが、「ほれこみ」の状態から覚めたとき、幻滅が待っているのではないかと危惧せずにはいられない。 ----------
【参考文献】
ジークムント・フロイト「集団心理学と自我の分析」(小此木啓吾訳『フロイト著作集第六巻』人文書院 1970年)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b44fbee2370ade61b126feded44bd01cb6f2984f?page=2
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