化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

業界大手の定番型です。石油合成のシャンプーを参考に解析しました。

2016年11月27日 01時13分04秒 | シャンプー&トリートメント
液体シャンプーが出来た頃から多少進化していますが、従来の1,000円以内の価格で使いたい。
そんなユーザーさんには基本的な構成だと思います。
ここに多少の植物エキスが入った物もありますが、このベースがシャンプーの9割5分以上を占めていると思うので
植物エキスが入っても多少の香りずけ・・・・・・位だと思うんですよね。



旧指定成分が半分近くを占めポジティブリストもあるので今回は3分割です。
まず本質を下記でご確認いただけます。


次に旧指定成分、ポジティブリストの仕分けです。


旧指定成分が多く連なっていますが、ポジティブリストは安息香酸ですね。
ちなみに安息酸以下は1.0ml以下の配合です。

クオクタ二ウム類は陽イオン界面活性剤ですが、多くの合成をしています。
原料の第4級アンモニウムは旧指定成分由来だと思います✨

私が美容師を始めた頃はこんなシャンプーが当たり前でした。(30年前)
お客様には4Lで3,000円のシャンプーでシャンプーする。
私は親族に美容師を止めろ!!
と言われるほどぞうの様な手で仕事をしていました。
同僚が手荒れなどで美容師になるのを断念する中
なんで止めなかったのかな?

15年前に小さな美容室を1人で開業

同時に当時としてはリスクが低いアミノ酸系ヘマチン配合のシャンプーを仕入れました。
勿論お客様に使うシャンプーと自宅で使うシャンプーは一緒。

業務用が4L 16,000円位だったかな?

(店販品 400ml 約4000円)で販売もしていました。

材料やさんは多くの新商品を紹介してくれますが、この頃には裏を見て硫酸系やスルホン酸系を避ける様になっていたので断ると、

先生、そんな高いシャンプーを良く営業で使えますね?
営業用はもっと安いのを使わないと・・・・・。
利益率悪いじゃ無いですか?

と言われました。

15年前はアミノ酸系など3,000円以上のシャンプーは今の天然系100%とうたわれて販売されてるレベル(天然100%はまだまだ雀の涙。アミノ酸系は上記に比べれば刺激が穏やかなのです。アレルギー体質の方は前記事タイプも合わないと思います。成分で確認)が出始めでした。
業界的にはマニアック!!
など非常識なものだったようです。

お客様に高額でも良いものをと販売しているのに、店で4L 3,000円程度の硫酸型を使えと進められ唖然でした。

この頃からディーラー泣かせなお客でしたね。

上記が従来型のシャンプーです。

私はかぶれるので使えません。

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