化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

化粧品のポジティブリスト

2017年08月02日 00時42分11秒 | 化粧品成分 豆知識

化粧品のホジティブリストとは

法律的に言葉を並べると難しい。一般人にはわかりにくい。

一般人の私の通訳としては・・・・・。

旧指定成分が多い。

旧指定成分とは旧厚生省が定めた、
石油合成成分(有害化学物質)で皮膚障害を起こす可能性のある成分の中で
、過去にアレルギーや接触刺激、皮膚毒素、発ガン性等の症例から
報告されたものを中心に2001年3月までに表示が義務付けられた成分のことです。

(昭和55年から)消費者が表示を見て避けることが出来ることを目的として表示義務化されたのが旧指定成分

旧指定成分には上記リスクはあるけどその中でも特に危惧される成分には配合制限をする事によってポジティブに考えて使っていこう。

そのポジティブリストは化粧品基準として定めされている。

一覧は下記から

http://www.office-ksb.com/kesyouhin/kijun.pdf

ボチッとクリックした方はすぐに戻りたくなったのでは・・・・・。

化粧品に配合が許可されているポジティブリストの多くは・・・・・。

殺虫剤・防腐剤などの成分と類するものがづらり。

日本ではパラベン・安息香酸を避けようとする動きに対応して厚生労働省が

新たに配合制限をかけた成分にメチルイソチアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノン(setで使用される成分)

パラベン・安息香酸より安心とは思えない・・・・・。声が多い・・・・(パラベン=安息香酸です。安息香酸塩類とはパラベンの総称)

世界的な動きが紹介されているホームページより下記を抜粋

http://www.bloom-jp.com/blog/72

メチルイソチアゾリノンの分析

<メチルイソチアゾリノンの分析>

メチルイソチアゾリノン(Methylisothiazolinone, MI, MIT)化粧品防腐剤の規制等の動きが世界各地で見受けられます。
EU 〜欧州委員会
 洗い流さない製品への配合禁止と、2017年2月12日以降の製造販売禁止
カナダ 〜カナダ保険省
 メチルイソチアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンのリスク通知

メチルイソチアゾリノンの日本での配合上限は0.01%(粘膜に使用される製品は禁止)ですが、このほど業界団体から「洗い流さない製品への使用自粛」の連絡がなされました。
この機会にメチルイソチアゾリノンの配合/含有の確認をなさってはいかがでしょうか。
ブルームではメチルイソチアゾリノンならびにメチルクロロイソチアゾリノンの成分分析・試験検査を承ります。
 
 
無添加化粧品やオーガニック化粧品・アミノ酸系化粧品に近年採用されている防腐剤です。
 
成分配合例(ヘアトリートメント)
水、グリセリン、ステアリルアルコール、ベヘニル-PG-
トリモニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウ
ムクロリド、セタノール、エタノール、ベヘニルアルコー
ル、シア脂、ラクトフェリン(牛乳)、加水分解コラーゲ
ン、ゼニアオイエキス、クララエキス、ローズマリーエキ
ス、シラカバ樹皮エキス、カミツレエキス、ポリクオタニ
ウム-7、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリ
ド、オレス-7、炭酸ジアルキル(C14、15)、パル
ミチン酸エチルヘキシル、ジメチコン、シクロメチコン、
BG、乳酸、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソ
チアゾリノン、香料
 
因みにメーカのPRとしては
アミノ酸系洗浄成分配合で豊かで細かい泡で優しく洗浄し、 アミノ酸系セラミドCMCや11種のアミノ酸と33種類の美容液成分配合で 髪の内部からキューティクルまで様々なダメージを徹底的に集中補修し、 天使の艶輪に導きます。
 
気になる方は裏を見て確認されてから使用するか、否かを検討されると良いと思うのです。
 
このトリートメントはベヘニルアルコールまでが全体の9割を占めると思われます。
 
By さえぽん