【スタートレック】ミスター・スポックの母星「惑星バルカン」が発見される!【長寿と繁栄を】
スタートレックシリーズのミスター・スポックの母星として知られる惑星バルカンが発見されたと報じられ話題になっている。地球型の惑星であり、高度の文明があるとのことだが、バルカン人のジェスチャー「バルカンサリュート(長寿と繁栄を)」は果たして使えるのだろうか(笑
【現実】スタートレックに登場する「惑星バルカン」発見か⁉︎
— 気になる宇宙 (@Kininaruutyu) 2018年9月20日
米人気テレビシリーズのスタートレックに登場する「惑星バルカン」が存在すると設定されていた約16光年先のエリダヌス座40番星Aに地球型惑星が発見された。進んだ文明が存在する可能性も高いとのこと。 pic.twitter.com/I8lXpFwTBG
スポックの故郷、惑星バルカンの発見https://t.co/WVtL1M5cnA
— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) 2018年9月18日
16光年先にあるエリダヌス座40番星にある(TVシリーズで言及されてないが1991年にロッデンベリーが天文学者と共にそう設定した)。
本当に惑星あったらしい。地球に最も近いスーパーアース型惑星
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予言? スタートレックに登場する「バルカン星」を発見! 生命がいる可能性も
Photo credit: javitrino on Visualhunt / CC BY-NC-SA
Point
・スタートレックに登場するミスター・スポックの故郷バルカン星は、設定ではエリダヌス座40番星にあるとされている
・フロリダ大学の系外惑星探索研究で、このエリダヌス座40番星Aのハビタブルゾーンに地球型惑星があることがわかる
・エリダヌス座40番星は、進んだ文明が存在する可能性が比較的高いと考えられている
ミスター・スポックの故郷が見つかりました。
アメリカの人気テレビシリーズ『スタートレック』に登場する「惑星バルカン」。主人公カーク船長との熱い友情で魅せる人気キャラクター、「スポック」の故郷の星であり、約16光年先のエリダヌス座40番星Aにあると設定されていました。
そして今回、なんと同じ場所に地球型惑星を発見。ネット上でも、「バルカン星は予言されていた」と盛り上がっているようです。研究は“Monthly Notices of the Royal Astronomical Society”に掲載されました。
The first super-Earth detection from the high cadence and high radial velocity precision Dharma Planet Survey
https://academic.oup.com/mnras/article-abstract/480/2/2411/5056228
南天のエリダヌス座領域のエリダヌス座40番星Aは、三重星の一部です。『スタートレック』では言及されていませんでしたが、関連書籍ではバルカン星の場所が示されています。1991年にスタートレックの生みの親、ジーン・ロッデンベリーとハーバードスミソニアンセンターの3人の天文学者が雑誌“Sky & Telescope”にバルカン星の場所の選択とその理由について議論を繰り広げていました。
ジェームス・ブリッシュによる小説版『宇宙大戦争』2巻とジェフ・メイナードらによる“Star Trek Maps”などでは、バルカン星の太陽としてエリダヌス座40番星の名前が上がっています。しかし、スタンおよびフレッド・ゴールドステインによる“The Star Trek Spaceflight Chronology”では、「エリダヌス座ε星」となっています。
しかし私たちは、エリダヌス座40番星をバルカンの太陽とする方が良いと思いました。それは、ウィルソン山でこの2つの星について学んだことによります。観測によると、エリダヌス座40番星は40億歳で、太陽と似たような年齢です。一方エリダヌス座ε星はやっと10億歳になった程度です。
地球上の生物の歴史を考えると、エリダヌス座ε星の惑星上の生物はやっとバクテリアから進化が進んだほどの時間です。一方、エリダヌス座40番星の惑星では、知的な文明まで進化して何千年も経っている可能性があるのです。よって、40番星のほうがバルカンの太陽としてふさわしいでしょう。
Photo credit: Daniel Arrhakis on VisualHunt.com / CC BY-NC
エリダヌス座ε星は1つの惑星を持っていますが、居住不可能なガス巨星です。新たに、フロリダ大学が主導する“Dharma Planet Survey”の天文学者たちは、エリダヌス座40番星Aに軌道を持つ、居住可能性の高い天体を発見しました。詳しく言うと、この天体はスーパーアースと呼ばれる地球のおよそ2倍の大きさの岩石質の惑星で、エリダヌス座20番星Aの軌道の内、暑すぎも寒すぎもしないちょうど良いハビタブルゾーンに軌道を持ち、42日周期で周回する天体です。したがって、この惑星には生命が生まれる可能性があります。
「オレンジがかったHD 26965こと、エリダヌス座40番星Aは太陽より若干冷たく質量も若干軽い星です。太陽とほぼ同じ年齢で、磁場の周期は10.1年。太陽の黒点周期11.6年と非常に似ています。よって、HD 26965は進んだ文明を育む星としては理想的かもしれません」とテネシー州立大学の天文学者マシュー・ミュタスパウ氏は言います。
惑星の探索には視線速度法が用いられ、系外惑星の引力で起こる星のわずかなブレを検出しました。HD 26965bは、この調査では最初に見つかった系外惑星候補です。名前はもちろん、将来的にはバルカンと呼ばれるのがふさわしいでしょう。
もし南半球に行く機会があれば、ぜひ夜空を眺めてみてください。この恒星は裸眼でも見ることができるみたいですよ。
https://nazology.net/archives/19920
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