グルメとペットの絵のブログ

今日の一枚 / フランスの思い出

今日の一枚は先日フォローして下さった「は・な・う・た・ま・じ・り」さんの愛猫二匹。二匹なので二枚になるが、一枚に一緒に描いたので、やっぱり一枚だ。https://blog.goo.ne.jp/nice_day002

コロナワクチンを何度も接種されているようで心配だが、大切な二匹の猫ちゃんのためにもデトックスされることが望ましいだろう。

フランスの思い出

私が初めてフランスへ行ったのは1985年4月だった。まだ関空はない。伊丹空港が国際空港だった。フランス語はその時までに約2年半、フランス人の先生とのマンツーマンレッスンをメインに学び、日常会話に不自由しないレベルにまで到達していた。といっても、日本に住んでいるフランス人と、日本のことを何も知らない現地のフランス人では通じるレベルが違うかも知れない。自分のフランス語がどこまで現地で通じるのか、まだ未知数だったのだ。

フランスへ行く以上はエールフランスで行きたかった。当時はまだディスカウントチケットといっても高かったし、帰国時にはいちいち電話で再確認などをする必要があった。

出発したのが平日でもあり、幸い機内は空いていた。

フランス語を使いたくて仕方なかった私は、乗務員を捕まえてはフランス語の“練習”をしたのだが、それに喜んで付き合ってくれたのが、ドイツ人のスチュワードだった。あとで知ったところ、彼はフランス人の奥さんとパリ郊外に住んでいた。下の写真の左側の男性だ。

この時私はパリで一か月ホームステイをするのだが、毎週のように日曜日に彼が車で私を連れ出してくれ、マルメゾンやヴェルサイユ宮殿へも案内してもらったし、最後にはご自宅にも招待してくれた。

その彼と機内で話をしていた時、機長が偶然通りかかった。機長に紹介されたので挨拶すると、「ほう、あなたのフランス語は素晴らしい」と褒めてくれ、コックピットを案内しようとまで言ってくれた。ただ一言挨拶しただけなのに??

東京からアンカレッジへ向かう途中である。そしてあろうことか、私をコックピットに入れてくれたのである。それだけではなく、私は機長の後ろの席に一時間ぐらい座っていたのだ。まだコックピットには機長、副機長、エンジニアの3人がいる時代で、ところ狭しといったところである。左端が機長。

このようなこと、今では到底考えられないが、当時であってもあり得ないことだった。おかげで興奮してパリまで一睡もできなかった(笑)。

実はこの時カメラ(コニカC35)のピントが壊れていて、せっかくフランス滞在中に撮った写真も大半がピンボケしていたのだ。コックピットで撮った数枚は、幸いなことにそこまでボケてはいなかった。

一番最初のフランス旅行がこれだったので、必然的に私はエールフランスのファンになってしまった。こんな経験をすれば、誰でもそうなるだろう。その後フランスへ何度も行ったし、仕事柄エールフランスを使うことがほとんどだったが、まあフランス語ができると、いろいろと特典があるし、よくしてもらえるのでありがたかった。

当時、伊丹空港に就航していたのはこのタイプ ⇓

出典 https://flyteam.jp/photo/3097162


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る