昨日、フランス・パリのロンシャン競馬場で世界最高峰のレース凱旋門賞が行われた。賞金面はともかく、凱旋門賞を勝つことこそが馬主にとっても調教師にとっても騎手にとっても、最も名誉なことなのである。私は毎年、凱旋門賞に出走する馬の関係者直前コメントを和訳する仕事を頂いている。今年も先週はその翻訳作業にかかりきっていたのだが、今年は本命不在のレースで、何が勝ってもおかしくなかった。
勝ったのは二番手追走の4歳牝馬ブルーストッキング。追い込んできたアヴァンチュールが2着。逃げたロスアンジェラスが3着。一番人気の3歳牡馬ソジーが4着。ブルーストッキングの直前コメントは「ブルーストッキングが大きな役割を果たす可能性は十分にある。」というぐらいの比較的控えめなコメントであった。
日本からは今年もシンエンペラーなる馬が参戦していたが、見せ場なく12着に大敗。またしても日本馬の勝利は成らなかった。不思議なもので、昔もTVの解説で言われていたが、血統だけを見ると日本の馬の方が遥かに良いのだが、こうして走って見ると勝てない。これはやはり馬と人間との距離感にあるのだと私は思っている。いくら欧米の真似をしたところで、まだまだ日本は十二分に馬とコミュニケーションを取れていないのだと思う。
凱旋門賞のような芝の深いコースで、しかも重馬場になることが多いような競馬場では、スピードとスタミナを兼ね備えていなければ勝てない。それもある程度前へいって、そのまま押し切るぐらいの力が要求される。私は今はもう競馬を全く見ていないので、最近の馬のことはわからないが、かつての馬で凱旋門賞へ遠征して勝てたかも知れないと思った馬は、前にも書いたが、タニノチカラ(1972~1974)、ハイセイコー(1973~1974重馬場に限る)、サルノキング(1982)、ホスピタリティ(1982)の4頭のみである。
誕生日
土曜日は私自身の○○回目の誕生日だった。特に何をするわけでもなく、この日は稽古もなかったので、特筆すべきはスイカを買ったことぐらいか(笑)。切ったスイカは滅多に買わないのだが、小さめのスイカ一個が1200円以上していたのに比べ、この大きさで380円だったのでこちらにした。しかも黄色なので珍しい。
ベランダではキリギリス数匹が弱りながらもまだ鳴き続けている。今年は特に虫が死ぬのが早い。キリギリスはオスがまだ3匹いるとはいえ、この分だとそう先は長くあるまい。
さて、誕生日の夜は行き付けのインド料理店「神戸・ロード」で食事することにした。少しばかりのインドビール。量は飲めないが、海外のビールはほんのりと甘味があって口当たりが良いし、日本のビールと違って酸化防止剤が入っていないので、頭が痛くならない。
特別に淡路の鯛の炭火焼を注文。いやあ美味しかった。
カレーはほうれん草カレーとバスマティライス、それにプレーンナン。
食べ過ぎて苦しかった(笑)。一つ歳を取って、何が変わるわけでもなく、することも変わらなければ見た目も変わらない。そもそも年齢自体を意識していないので、何歳であろうと余り関係がないのだ。何か老化現象があれば、それなりに年齢を感じるのだろうが、視力も体力も記憶力も全く変わらないので、何も感じないのである(笑)。
本日のおススメブログ
昭和の爺の独り言
行雲流水の如くに
https://blog.goo.ne.jp/megii123/e/641d69e429839940a5c90f9903ad2b48