あやめ苑・八幡神社への散歩(5歳児)
6月27日5歳児が佐倉河地区にある胆沢城跡・あやめ苑・八幡神社に歩いて行ってきました。当日は、お母さん方4名に安全に行けるよう危険箇所の見守り、付き添いに協力をいただきました。
「踏み切りは危険だよ。あわてないでしっかり歩いてね」
あやめ苑に行く途中、胆沢城跡地で発掘作業を見ることが出来ました。係りの方から発掘で見つかった土器を見せてもらいました。皆が幼稚園で作ったかわらけと同じ『かわらけ』で『ずーと昔2000年も前のもの。田んぼの土の色が違うところから出た』事を聞き、興味津々。手に取り熱心に見ていました。お母さん方も見て地域の歴史を感じていました。
いよいよ県道を渡ります。「大きな道路を渡るよ。よく見て渡ってね」道路を渡ったあとはボランティアのお母さん方に見送られ、あやめ苑へ向かいました。
(途中で水分補給をして、出発。木陰はとても涼しかった)
あやめ苑に到着。とてもきれいに咲いており、思わず「きれい!」 皆であぜ道を歩いてみました。あやめの手入れをしている地元のおばあちゃん達に会い、「よく歩いてきたね」と声をかけたいただいたり、あやめを見に来たおばあちゃん達から蛇が泳いでいる事を教えてもらい、見に行ったりたくさん交流をする事ができました。
あぜ道での会話…「蛇いる?」「あ、いたいた」「どこ?」「水から頭出しているよ」「わー、しましまだ」「かえるがたくさんいるからかな」「そうだよ、蛇はかえるが好きだからね」生き物が大好きな男の子達の会話でした。
八幡神社に到着。とても暑く、大丈夫かなと心配しましたが水分補給をしながら片道2,6キロを全員歩きとおしました。「疲れた」といっていた子ども達も神社の鳥居の前に来ると「ワーついた」「頑張ったよね」ととても嬉しそうな笑顔になりました。友達と一緒に歩く事で頑張る気持ちが湧き、歩きとおせたと思います。帰りはマイクロバスで帰りましたが、秋には往復歩く予定です。
「神社の中、涼しいね。先生、お水があるよ。」「神様のお水だよ。手を洗って、口をゆすいでから中に入るのだよ」「あっ、穴がある。虫がいるかもしれないよ。」「見せて、いるいる。」
「ワー、高い木だ!すごいね」「屋根の形、面白いね。」「本当だ。皆、見てみて。」「不思議な形だね」
境内がとても広く、開放的な気持ちになったようで鬼ごっこが始まりました。「ジャンケンポン、あいこでしょ」「あー、負けた」「にげるよー」園でする鬼ごっこと一味違う鬼ごっこを楽しみました。
様々なものに興味を示し、目をきらきら輝かせながら見ている姿、友達を誘い合い観察している姿を見ていると自然は子どもの力を引き出してくれると感じました。
地域の施設、自然環境を活用し「不思議だな」「面白いな」等感動体験ができ、地域が大人になった時の心の支え、原風景になれば良いと考え,取り入れている活動です。
夢あかり点灯式
園でかわらけを作り、お家では親子で夢あかりのカバー作りを行いました。又、園外散歩では昔のかわらけを見せていただき、夢あかりを飾るあやめ苑を歩き、楽しみにしていた夢あかり点灯。当日は雨天で心配しましたが、準備のあたりにはやみ、ほっと安心しました。点灯式には多くの園児が参加し、親子で点灯をしました。7時過ぎには夕焼けになり、暗くなると夢あかりがとてもきれいでした。
皆が作った夢あかり。親子で工夫して作った力作です。園に夢あかりを持ってくる時「子どもと材料を買いに行ってきたんですよ」「おかあさん、早く作ろうと言われ頑張って作りました」等親子で楽しく作った様子が伺われるお話をいただきました。
お父さん、お母さんと一緒に見に来る子が多かったようです。「ここにあったよ」「あ、あったね」と親子で自分達が作った夢あかり探しをしていました。
いよいよ点灯式。「あー、ついた。きれいだね」
夢あかりの中を家族で歩き、楽しそうに帰っていきました。だんだん暗くなるにつれ、夢あかりの美しさを感じる夜でした。
あやめ祭り(夢あかり点灯式)に参加し、子ども達はいつもと違う雰囲気に感動したり、友達に園と違う場所で会える楽しさに心がうきうきしていたようです。このようなお祭りに親子で参加することで地域の良さを感じたり親子での触れ合いになり、心に残ると感じました。
七夕なかよし集会
7月6日、全園児で七夕なかよし集会を行いました。七夕の由来を聞き、願い事の発表、職員によるブラックシアターを使ったおりひめ、ひこぼしのお話を見ました。暗い中でのブラックシアターは幻想的でした。その後、夕涼み会で踊る踊りを皆で踊りました。
それぞれの学年で作った短冊。材料や作り方を皆に説明しました。○5歳児「短冊につけた輪つなぎは折り紙でハートの形になるように作りました」 ○4歳児「おりひめ様とひこぼしを作って乗せました」
○3歳児「お星様を作ったの」 はじめの言葉を5歳児の係りが言いました。
各学年から代表の子2名に願い事を発表してもらいました。「鉄棒ができるようになりたい」「仮面ライダーに会えますように」「野球選手になれますように」「ピアノが上手にひけるようになりたい」「縄跳びが100回跳べるようになりますように」「いつも家族がみんなでいられますように」と夢のあるお願いや家族の事を大事に思ってる事が伺われるお願いがあり、子ども達の気持ちがかなうと良いなと思いました。
ブラックシアターに見入る子ども達。暗い中で光って見える星に「きれい!」と感動の声が上がっていました。いつもより一段と集中して見ていました。
5歳児が3歳児をリードしながら踊りました。
終わりの言葉も5歳児の係りが言いました。
各クラス七夕飾りの前で全員集合!
いろいろな願い事。子ども達の気持ちが1人1人表れていて家族に温かい愛情で包まれて生活している事を感じました。