心のしるしを束ねる(No.33)

～瞳孔～

些細な言葉に不安を
曖昧な行動に疑いを
覚えたなら
それを繋いで真実に

あなたの口は嘘吐き
あなたの顔は正直者

信じるのは
感じた気持ちだけで
私の第六感は優れもの

私の気持ちは揺らぐ…

真実を知れば
時々は傷付くだけ

二度と嘘は見失わない
瞳を凝らして見てる
耳を澄まして聴いてる

あなたは
それを忘れないでいて

心のしるしを束ねる(No.32)

～腕枕～

腕枕の中で眠る時
傍に居る時は
この人をまだ信じれると
思えるのに

片時でも
離れてしまうと怖い

眠れない。
そんな私はまだ幸せなの?

裏切りに恐怖が
付き纏うならば

失わない
この感情も
いつか消えてしまう?

許し合う事が
愛だと学んだのは
随分 昔の事

深く強いもの
それは裏を返せば
儚く脆いという事もある

心のしるしを束ねる(No.31)

～愛の深さで許せる～

透明な心で元通りになど
修復出来る箇所は
限られてるのに
信じる心もあなたへの愛も
まるで失ってない

途切れないのは
何よりも愛してるから

愛されてると
今でも信じるから

過去に帰れぬ様に
零れた涙が瞳に戻る訳じゃない

事実が変わらぬなら
それをも受け止めるだけ

愛の深さで許せる
信じてゆける

これからも変わらずに

心のしるしを束ねる(No.30)

～私の愛し方～

あなたが例えば嘘を吐いても
あなたがもし約束を破っても

私はきっと変わらずに瞳を瞑って
あなたを愛すんだと思う

何故、と問うあなたには
きっと分からない

誓った永遠に
例えば不安を抱いても

揺るぎない想いを信じられるなら

どんなに苦悩しても
別れは選ばないと思う

それが私の結論
それが私の愛し方

心のしるしを束ねる(No.29)

～こんなにあなたの事を愛せる女は私だけ？～

こんなにあなたの事を
愛せる女は

私だけ？

肝に銘じて
二度と裏切らないで

あなたの事を
betrayerなんて描いて

汚い言葉で貶して
反省もした

あなたには私が必要
私にはあなたが必要

咎めて
思い知ったのは
愛情の強さ

思い描く未来が
壊れずに続きます様に
今はそう願うよ