行田市のI邸での運転会

今年初めて
前回から5か月ぶりの
行田市のI邸での運転会に参加してきました。

先週まで雨と寒さで
4月はどうなるかと思ってましたが
3月の末日、暖かいを通り越して
昼は暑かったですね。

久々に東武と秩父鉄道を乗り継いで行ってきました。

今日の参加者は7名でした。
私が持って行ったもの
コキ104とコキ106　そしてクム1000の混成編成です。


機関車はEF65-1000の貨物塗装機です。

今日走らせたものはこれだけ
でも、走らせる以上に感動したことがありました。
朝着いた折に
本日の参加者をIさんにお伺いしました。
初参加の方がいるとのこと
お名前を聞くとNさんという方
なんとなく私の琴線に触れる予感があり
もしかしてT社さんの方ですかと聞くと
そうですとのお答え。
昔からのご友人だそうです。
まさか伝説のモデラーNさん？
Nさんって
私の中では伝説のモデラーさんです。

一昨年、広島の藤原模型店にお邪魔した時に
店主さんからこのNさんのお話が出ました。
店主さんとは同年代
丁度、381系が発売されたタイミングです。

鉄道模型趣味誌　75-2　国鉄381系振り子電車
鉄道模型趣味誌　79-1　ﾆｭｰﾌﾞﾙｰﾄﾚｲﾝ7輌編成
両方ともペーパー自作
ブルトレは、妻面の絞りまで表現されたもの。
いまでも記事を覚えています。
その制作者のNさんがT社に入社され
模型の設計に携わっているとのことでした。
今回の381系もその集大成だと言われるのです。

なんとNさんは
その伝説の方でした。
早々にご挨拶させていただきました。

しかも持ってこられているのは
79-1に掲載されたあのブルトレです、
今から45年ほど前のあの記事の車輌を直接見ることができました。
感慨深いですね。


T社の入社試験で
このブルトレを持って行ったと広島の藤原模型店の店主さんに聞いていました。
いや～～都市伝説ではないかと思ってましたが
ご本人にお伺いしてみました。
事実で、さらにビスタカーも持って行ったとのこと。

いろいろとお話しすると
あのペーパー自作の時期は
二子玉川のいさみやさんに出入りされていたとのこと。
私とは年齢が4つほど離れているので
接点はありませんが、
とても親近感を覚えました。
いさみやから蒲田のピノチオさんに出入りするようになったとのこと。
その時代に鉄道模型趣味誌　80-12表紙を飾ったビスタカーを製作したとのことでした。

その伝説の24系25型ブルトレ
台車のピンで上下が外れます。

室内も作られています。



当時のことですから
室内灯もこんなのが付いていましたね。
45年も前のものですが
歪みもなく塗装のはげもなく、ましてや塗装には輝きさえあります。

こうやって
いろんな方と知り合えて
お話が聞けるのが
楽しいんですよね。
これだけで
お腹が一杯です。

次回のI邸の運転会は
4月28日日曜日に参加します。