SAKIWAI日誌

フリースペースSAKIWAIの活動、ふきのとうの会のお知らせ、不登校・ひきこもりについて思うことなど、書いています。

さよなら原発 3.11関西1万人行動

2012年02月27日 | 原発と震災

奈良脱原発ネットワークからの案内です。

さよなら原発 3.11関西1万人行動

3月11日(日) 午前11:00~12:15 中之島大ホール 講演:「原発事故が奪ったもの」 飯館村 長谷川健一さん、「原発銀座の若狭から」 美浜町 松下照幸さん

 午後13:15~14:45 集会、デモ14:45~ 集合場所:公会堂大ホール、女神像エリア、剣先公園エリア

http://homepage3.nifty.com/skroba/robaeven.htm

“いのち”から原発を考えるシンポジウム

3月3日(土)午後1時半~ 奈良県社会福祉総合センター大ホール 資料代500円

講演:小浜明通寺住職 中嶋哲演さん、阪南中央病院 村田三郎さん、飯館村 村上真平さん

http://panw-nara.seesaa.net/article/250970372.html

原発依存度50パーセントと言われていた関西電力のの原発がすべて定期検査で止まりましたが、切迫した状態に一度もならず、電気は供給されています。今年の冬は、去年にもまして、寒い冬でしたが、大丈夫でした。それなのに、政府と関電は、何とか再稼動しようとしています。福島第1原発の内部がどうなっているのかわからず、未だ収束していないのに、そして、日本全体で地震活動が活発化していて、東南海地震や直下型地震がいつどこで起こるかわからないのに、原発を再稼動しようとしています。低線量放射能の内部被爆の本当のこわさや、健康被害の実態ははっきりわかっていないのです。

もっともっと原発のことを知って、一人一人が行動していきましょう。

by スピカ

 


[青い光が見えたから-16歳のフィンランド留学記」 高橋絵里香著

2012年02月24日 | 教育・子育て

青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記 青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-03-16
「小学生のときムーミンを読んで、フィンランドにあこがれ留学を夢見ていた絵里香さんは、進学した日本の中学校で体罰や脅かしが当たり前に行われている様子にすっかり自信を失い萎縮してしまいます。そんなとき父親が絵里香さんをフィンランドの旅行に誘い、少女のフィンランドに留学する夢の後押しをします。自分の夢を見出した絵里香さんは、16歳のときフィンランドに旅立ちます。

最初はフィンランド語がほとんどできなかった絵里香さんを、ホームステイ先の家族や、高校の先生、クラスメイトたちは、できないことにいやな顔もせず、何度もていねいに教えてくれたり、励ましてくれました。そんなフィンランドの高校で、絵里香さんは自分らしさをとりもどし、積極的に勉強したり様々なことに挑戦し、最後には難しいフィンランド語の卒業試験にパスします。

今、フィンランドの教育が注目されていますが、この本の中でも日本との違いが書かれています。例えば、成績の評価は、周りとの比較ではなく本人がどれだけ頑張ったかという評価がされること、試験では問題がたいてい一行の文で書かれて、それに関して授業で習ったことだけでなく、自分の持っている知識をすべて動員して書かなければいけないこと、日本のように塾はなく、一人一人の生徒に合わせて学校で補講をしてくれること、体罰はフィンランドでは絶対許されないことで、もし先生が生徒を殴ったら警察に通報されクビにされることもあること、慕われている先生は名前で呼ばれるのが普通であることなど書かれています。決して子ども同士を競わせたり、知識をたくさん教え込むことが、高い教育水準につながっているのではないようです。」

「ふきのとう」No.109 2008.1.25 ・本の紹介より

by スピカ

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橋下市長の小中学校の「留年」検討発言に尾木さんが懸念

2012年02月23日 | 教育・子育て

2月23日今朝の朝日新聞の記事で、教育評論家の尾木直樹さんが、橋下市長の小中学校の「留年」を市教委に検討するよう要請したことに対し、「一律の線引きで子どもを下に落とす運用は反対」、尾木さんは、読売新聞のインタビューの提言は「一人ひとりの個性に見合った教育を重視する観点から、本人や保護者が希望した場合に柔軟に留年も認めてもいい趣旨」と強調。…「一定の学力に達しない子どもを機械的に留年させる考えなら私とは真逆。安易な運用は競争主義を生むし、子どもの学習意欲そぐ」と注文をつけたと書かれています。

参考記事:http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201202230030.html

ただ、今日の昼間のTBSの「ひるおび」で、尾木さんは、橋下市長の子どもの学力の底上げをはかるいう考えは賛成で、検討会議に招かれたら参加すると発言していました。

橋下市長の方も、少しトーンダウンしてきて、まるごと留年させるのではなく、科目別留年や、下の学年で習った内容を集中的に復習させる特別学校を設置することもできると発言していました。

2人の発言の中に、学力という物差しばかりで、学校が子どもにとって学びの場であると同時に、友達と触れ合い、心も体も育つ大事な生活な場であること、そして不登校の子への視点が、抜け落ちていることが気になりました。

学力世界一と言われるフィンランドの学校に留学した日本人の体験した※本を読んだことがあるのですが、フィンランドの学校では、子どもたちを競わせるのではなく、学び合うことを大切にしています。知らないことは恥ではなく、わからなければ遠慮なく、友達や先生に質問し、わかる子がわからない子に教え合ったりしているそうです。

※以前「ふきのとう」通信でも紹介しました。「青い光が見えたから-16歳のフィンランド留学記」 高橋絵里香 著 講談社 です。

by スピカ

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大阪の橋下市長が小中学生の「留年」を検討、大阪の教育基本条例案

2012年02月22日 | 教育・子育て

2月22日の朝刊によると、大阪の橋下市長は、
義務教育課程の小・中学生が目標の学力レベルに達しない場合、
元の学年に「留年」させることを市教委事務局に要請したという記事が掲載されていました。

橋下市長は教育評論家の尾木直樹さんが、読売の夕刊20日付けのインタビューで、小中学校での留年を柔軟に認めるよう提言したことを受けて、「義務教育で本当に必要なのは、目標レベルに達するまで面倒をみること」「留年は子どものため」と指摘し、
市教委に検討することを求めたと書かれています。

尾木直樹さんの読売のインタビュー記事が、どんな内容かわからないのですが、
今までは、不登校の子が、一日も登校していなくても、ほぼ進級できたのですが、
もし、留年を認めるようになれば、不登校の子は一定の学力に達していないから
として、留年を求められるか、特別支援学校へ移るよう求められるかもしれません。不登校の子の大部分は、いじめや友達関係、学校の生き苦しさなどで、学校に行けなくなっています。当然、最初のころは、テストはもちろん、勉強どころではない状態です。そういうとき留年するよう言われたら、親も子ももっと苦しく、追い詰められるかもしれません。

参考記事:
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120222-OYT1T00501.htm

大阪の教育基本条例案は
先週放送された、毎日放送の夕方のニュース「Voice」の特集で、アメリカで失敗した教育制度、落ちこぼれゼロ法に、内容がそっくりだそうです。
教師に対して懲罰的な内容で、統一テストで学校、教師、生徒同士を競わせ
だめと烙印を押された、教師は解雇され、学校は統廃合される。

アメリカでは、その結果、点数ばかり気にする教育になり、統一テストの日には
成績の良くない子は休ませたり、いろいろ工夫して授業してきた教師が解雇されたり、 貧しい地区の学校が廃校に追い込まれたりしたそうです。

大阪の教育基本条例案もアメリカの落ちこぼれゼロ法も、イギリスのサッチャー首相の教育制度が参考にしているそうです。イギリスではこの教育改革でむしろ格差が拡大 したとのことです。

参考ブログhttp://blog.goo.ne.jp/liveinpeace_925/e/dd802741e31a353354dee06912e93d0a

by スピカ

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2月14日、チョコクッキーを作りました。

2012年02月19日 | フリースペースSAKIWAI

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2月14日、バレンタインです!フリースペースSAKIWAIで、ホットケーキミックスでココアクッキーとチョコクッキーを作りました。ホットケーキの粉に、牛乳やバター、卵、ココア、チョコチップなどをこね混ぜて、生地は簡単にできましたが、SAKIWAIの小さな電気オーブンでは、5回くらいに分けて焼いたので、けっこう時間がかかりました。

その間に、ミーティング、来月の行事を決めました。

3月の予定は、3月6日:バンダナで作る巾着袋、3月13日:お団子作り(みたらし・きな粉・あんこ)、3月27日:お絵描き+おしゃべり です。

ミーティングやおしゃべりをしている間に、ふんわりとしたソフトクッキーがいっぱい焼きあがってきました。この日も、女の子たちは、ネットやアニメやゲームのことなど楽しくおしゃべりしたり、テニスの王子様のミュージカルビデオを見たり、絵を描いたりしていました。

参加者:スタッフ、子ども会員、若い人合わせて10人


手芸の会

2012年02月12日 | 手芸の会
2月3日、今日は二名参加でした。

スター編みのバッグ、だいぶ出来てきました。
来月には完成すると思います。
形ができて行くのは楽しいです。

3月は2日にします。時間は13時から16時まで。
スター編みのバッグの続きをします。
カレンダー感覚で作るアップリケキルトもはじめます。
持ち物は、アップリケキルトは 好みのカットクロス、裁縫道具です。
by けいとだま



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「学校って何-『不登校』から学ぶ」 小沢牧子著

2012年02月05日 | 教育・子育て

★「学校って何-『不登校』から考える」 小沢牧子著 小澤昔ばなし研究所 1400円+税

登校拒否・不登校を考えるねっとワーク夏の全国合宿でも講演され、「心理学は子どもの味方か?」「子どもの場所から」などの著書がある小沢牧子さんの、最新著書です。

子どもは群れ遊び育つ、地域の学校はそんな子どもたちが集まる貴重な場、けれど、学校は国家が国民としての子どもに課題を与え、子どもを測り、子どもを振り分けて、親という人たちも間接的に縛る、国民管理、国民コントロールの場の側面を持つ。それでも、学校は子どもにとって大切な場だと小沢さんは言う。仲間がいて群れ遊び育つ場だから。

子どもは知りたがり、やりたがり、考えたがり…でも学校では、やりたいのにやらせてもらえず、知りたいのに答えてもらえず、子どもたち元気をなくし、無気力になっていると書いています。

小沢さんは、人を値踏みし比較することは、無礼な行為であること、「日々値踏みと評価と比較がくり返される学校と社会で、子どもたちが『人間とは値札を貼り貼られる存在である』という人間観を持ち、それを仲間との関係で実行する…人間をふくめてすべての対象の細かな差異をみつけ、評価し選択し捨てることで成り立つようにみえる社会…それが子ども社会のいじめの背景にある」と書いています。

また、小沢さんは、今、学校で子どもたちをどんどん分けていく現状に、疑問をなげかけています。年齢による仕分けから始まって、障害のある子は養護学校に、そして今、ちょっと変わっている子は「発達障害」とレッテルを貼られ特別支援教育に分けられる、しかし、社会はいろいろな人で成り立っている、学校もいろいろな子が一緒にいるからこそ、意味がある。能力差別によって、人を分けない。その単純な原点を譲らないことがだいじだと書いています。などなど、示唆に富んだことがいっぱい書かれています。

スピカお薦めです。

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2月12日午後1時~4時・ふきのとうの会交流会

2012年02月05日 | ふきのとうの会

厳しい寒さが続いていますね。奈良は連日最低気温が氷点下で、寒さで縮こまって、外出が億劫になります。でも、大雪で困っている北国の人たちに比べたら、雪がほとんど降らず、まだまだ恵まれていますね。

2月12日(日)1時~4時、フリースペースSAKIWAIでふきのとうの会(奈良の不登校・ひきこもりを考える親たちの会)の交流会があります。

不登校・ひきこもりの子どもの様子が心配、学校との関り、進学・仕事のこと、家族との関係、発達障がいのこと、医療のこと、どんなことでもかまいません。気軽に話してみませんか。ご参加お待ちしています。参加費500円です。

1月27日、フリースペースSAKIWAIで、恒例のふきのとうの会の新年会がありました。今年は12名の方が参加されました。まず、皆で「ふきのとう」「SAKIWAIだより」通信の発送作業、人数が多いので1時間足らずで終わりました。新年会の用意が整い(今年はあずま寿司弁当、おすましです)、ふきのとうの会からのお知らせと会計報告(今年度は赤字にならなくてほっとしています。)をすませて、なごやかに新年会です。二つのこたつを囲んで、子どものこと、健康のこと、夫のこと、原発のことなど、わいわいがやがやおしゃべりです。デザートは、SAKIWAIのすぐ近くにあるテレビでも紹介されたラ・ポーズのケーキ屋さんにケーキを買いに行きました。ちょっと高いけれど、ショコラタルとケーキとイチゴタルトケーキ、やっぱり美味しかったですね。

2月24日(金)1時~は通信の発送はありません。茶話会です。気軽におしゃべりやご相談に来てください。初参加の方も歓迎します。

by スピカ

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