酒よありがとう~日向市原町編集局(酒乃宮崎)

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減速した生活

2012年01月21日 | 日記
3.11以降は今までの常識で関わってきた仕事意識や考え方にも疑問を感じるようになった。
自身の経験と行動には間違いではなかったと自負しているのだがそれでも何かが変化してきたのかな・・・
無自覚で古いシステムにしがみついているのならそれは不幸なのだろう。

毎日毎日、瞬間瞬間に人は様々な判断や決断をしている。いつのまにか、知らない間にそうなったと思っていても
そこにはきっと意思だとか、周りの後押しだとかいろいろな力が働いているのだと思う。

ホンモノを追求する小さな生業の酒屋を営む中で農家や移住された方、町の住民、山村や漁村の方々との小さなコミュニティーができる。酒と食を通したコミュニティー。想いのある人々に支えられながら私も想いのある人々をささやかに支え、心とモノとお金が循環できることをこれからもずっと続けたい。繋がりのある仲間たちは不況の中にあってもなかなか潰れない。大変な面もあるだろうけどとても幸せそうです。楽しそうです。
国や経済に左右されない生き方、カネに支配されていないから、心にゆとりがあるんでしょう。

大きなシステムが破綻しているとするならば、もうそれには頼れない。
カネに支配された今を一人一人が生きやすい未来に変える!

ヨーロッパ情勢も緊迫化している、経済不安、雇用、財政赤字・・・人々はいつ自分が失業するのか分からないという不安の中でゆとりが無い。そんな同時代にイタリア人は元気だと聞く、国内の経済悪化は深刻な問題であるが、農林水産業や生業の専門職の人のコミュニティーは世の中の不景気などとは関係なく幸せそうにしているという。カネに支配されていない人々が中心なので繋がりが強く小さく幸せな世界を作っているそうだ。

政権の舵取り・・・?TPP問題は農業VS製造業の構図になっている。

それだけじゃ済まなくなるだろう。

アメリカの雇用、市場開放は日本を狙うだけのもの。

医療、保険なども交渉テーマ。

政府の監督政策、労働、環境、公共事業政策、安全基準等‥規制や制度といった「非関税障壁」撤廃を義務づける・・・
簡保、ゆうちょ、残留農薬基準、教育、公共事業の規制もなくせと迫っていると聞く。


脱原発・・・世界に目を向ければドイツやイタリアはフクシマを契機に脱原発に舵切り、スウェーデンはそれ以外に脱石油、台湾も脱原発・・メキシコは原発10基の建設中止そして天然ガスと自然エネルギーにシフト、デンマークが2050年頃までに再生可能エネルギーで100%電気と熱の供給を目指すことを発表している。

日本政府はベトナム、ヨルダン、トルコに原発を輸出するようなことを言っている。
フクシマが終息してもいないのに海外にそれを売る。

めちゃくちゃな政府、経済界、大企業を肥やすだけの政策。

古い利権を守ろうとするヤカラ、ヤカラの朽ちていく姿を日々暴露される時代になりだした。
未来はいつも可能性を信じた者によって創られる。
それに対する批判の言葉もまた同じだ。「不可能だ、現実的でない」。

その批判者はいつも利益を失いたくない既得権益者だ。

酒やワインの業界も一緒だ。
そろそろメスの入る時代だろう。
減速して生きよう!「ダウンシフターズ」
これからの日本の在り方。

参考にしてみたい。

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