参院選 消費税は社会保障目的に 公明・山口代表
6月24日12時32分配信 毎日新聞
参院選 消費税は社会保障目的に 公明・山口代表
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参院選が公示され、第一声を上げる公明党の山口那津男代表=さいたま市で2010年6月24日午前10時16分、津村豊和撮影
◇参院選が公示された24日、公明党・山口那津男代表の第一声
民主党政権がいいのか悪いのかを審判する選挙だ。民主党の政権運営は裏切りの連続。「政治とカネ」や米軍普天間飛行場移設問題、ガソリン税の暫定税率廃止、高速道路の無料化など、どれをとっても実現していない。「政治とカネ」の問題ではウソをつき続けている。普天間問題では沖縄県民と連立政権を組んでいた社民党を裏切った。鳩山政権から菅政権に代わっても民主党政権の本質は変わっていない。このまま政権運営を任せておくわけにはいかない。消費税増税は閣内や党内からも「議論がない」と言われる始末。財政再建のための増税は反対だ。財政再建は税収増と歳出削減で行い、消費税は社会保障のための目的税とすべきだ。うつ病や高齢者の孤独死など、これまでの政策では受け止めきれない新しいリスクに国民は直面している。公明党はこれを解決する「新しい福祉」でも先頭に立っていく。
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最終更新:6月24日12時32分
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