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さいとう整形外科リウマチ科 開業日記

新規開業に至るまでの軌跡を公開。
2011年5月10日 名古屋市名東区平和が丘、猪高車庫西に開院!

ブログ引っ越し

2011年07月16日 | 市バス検索
いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。

これまでgoo blogを用いてブログを書いてまいりましたが、

この度、晴れてさいとう整形外科リウマチ科のHPに
ブログを組み込んでいただくことになりました。

お手数ですが、お気に入り登録していただいている方は
再登録をお願い申し上げます。

http://saito-seikei.jp/blog

開業2か月を迎えて、
新米院長はますますいろんな難題にもぶつかっております。
ブログにかけること、かけないこといろいろありますが、
頑張ってつづっていこうと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
Tel 052-776-3110
Fax 052-776-3112
http://saito-seikei.jp/

理念の共有

2011年07月16日 | 日記
開業して2ヶ月がたち、
少しづつですが患者さんのご家族やご紹介で来院される方も
おみえになるようになってきました。

面白いもので、午前中の忙しさと午後の穏やかさのギャップが大きく
なかなか均等に患者さんに来ていただくというのは難しいですね。

そんな中、先日は午前中に重症患者さんがおみえになり、
その分他の患者さんには長い待ち時間をいただくことになってしまいました。

スタッフ全員フル回転でそれぞれの業務に当たってはいましたが
それでも患者さんのクレームにつながってしまいました。

僕を含め、スタッフ一同それぞれが重く受け止め、
まだまだいろんなところで改善の余地があることを痛感しました。

昨日今日といろんなことを考えていますが、
開業2か月の新米院長として、
チームづくりとリスクマネージメントの難しさを痛感しているところです。

基本は患者さんのために動くことをぶれない絶対軸として考えて
そしてそれぞれの部署が補完し合う強さを持たねばと思います。


465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
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院長 斉藤 究
Tel 052-776-3110
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エビスタとフォルテオ

2011年07月14日 | 骨粗鬆症
今日は日本イーライリリーという会社の社内セミナーで
骨粗鬆症におけるエビスタとフォルテオの使い分けについて
僕が日常診療でどのように使っているか
というお話をさせていただきました。

骨粗鬆症は骨が弱くもろくなり、骨折のリスクの高まった状態です。

女性に多く、閉経とともに女性ホルモンのエストロゲンが減少することと
相関して骨が弱くなっていきます。

その女性ホルモン類似のSERMと呼ばれるお薬の一つがエビスタです。

骨粗鬆症治療薬の主流であるボナロンやベネットと比べても
背骨の骨折を防ぐ力は引けをとらず、
高脂血症の改善効果や乳癌のリスクを減らしたり
更年期障害を改善する作用ももちます。

ボナロンやベネットは週に一回、
起床時に内服して30分は食事をしない、横にならない
という内服時の注意がありますが、
エビスタは毎日1回、いつでも服用可能です。

閉経早期からの骨粗鬆症の方が、長期間にわたり内服をしていくには
飲み易く、骨折予防効果も高いお薬と言えるでしょう。

また、フォルテオは骨形成に働く最新の骨粗鬆症治療薬で、
骨密度増加作用も1年間でボナロンやベネットの2倍~3倍の力があります。

毎日自己注射をしなくてはならないのですが、
針は糖尿病のインスリン同様非常に細く、
お腹に刺してもほとんど痛くありません。
(自分でも刺しましたが、痛くなくてびっくりでした)

このお薬は、今にでも転んだら骨折するだろうという
非常に骨密度の低い患者さんにおすすめです。

1日でも早く骨密度を高めて、明日の骨折を予防するというイメージです。

勤務医時代には、毎日のように骨粗鬆症による骨折の患者さんが
救急外来に運ばれてきました。

大腿骨頚部骨折では手術が必要で、
その後転院して自宅復帰までリハビリを行います。
費用的にも時間的にも、骨折を予防するために内服や注射をする
何倍もの負担が必要になってしまいます。

閉経は全ての女性が迎えるもの。
少しでも骨粗鬆症に対する意識を持ち
骨折を未然に防ぎ
いつまでも背筋を伸ばして自分の足で歩きたいものですね。


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待ち時間が少ないのは?

2011年07月13日 | 日記
開業2ヶ月。

午前中は診察やリハビリで待ち時間をいただくこともしばしば。

でも午後は診察、リハビリともに空いています。

予約診療はリウマチで生物学的製剤を使用している方でしか行っていないので
やはりこの患者さんの集まる時間帯は大分集中するみたいです。

バスの多い時間帯や、夕食の支度などの都合もあるんでしょうね。

ということで、最近受診、リハビリは16:00位に来院されると
待ち時間は比較的少なく診察できますよ!

さて明日の夜は製薬会社さんの社内研修。
骨粗鬆症についてお話させていただきます。

今日は論文を読みながら少し夜更かしです。


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肩こり、腰痛、手足のしびれ

2011年07月12日 | トリガーポイント
開業すると、これまでの大病院で勤務していた時に比べて
こんなに腰痛、肩凝りで悩んでいる人がいたのかと驚くばかりです。

痛みの発現部位の診断をしっかり行い、骨なのか関節なのか神経なのか、
はたまた筋肉の痛みならどの筋肉か。
問診と診察と検査で痛みの部位を絞り込みます。

その上で筋肉の痛みと診断すれば、トリガーポイント注射をおすすめします。

一回で大幅に痛みが軽減する方もいれば、
長年にわたる慢性痛の方では何回か注射をして、
痛みのピークが下がっていく方もいます。

しこりとなった筋肉を探し、圧痛のある部位に注射をします。

針は非常に細いので、思ったよりも痛くないという方がほとんどです。

開業して2ヶ月ですが、
これまで椎間板ヘルニアと言われていた人や、
腰部脊柱管狭窄症で手術が必要、と言われていた人のなかには
実は思い込んでいた神経痛だけではなく、筋痛が原因となっている人が
かなりいるように感じています。

加茂先生のご経験には遠く及びませんが、
これまでの骨やMRIから神経痛の原因を探す治療だけでなく
筋痛も放散痛やしびれを起こし、
それがトリガーポイント治療で消失していく症例も数多く経験しています。

まだまだトリガーポイントについて学び始めたところですが、
患者さんのつらい痛みをとる手持ちの手段が増えたことで
また一つお役にたてることも開業してからのやりがいです。


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