(岩上氏)ノンキャリの上の方?
もちろんノンキャリ。
(岩上氏)キャリアもノンキャリも含めてこういう腐敗になっちゃってる。
キャリアは賢いんで、自分が手を汚さない。自分が吸うお金をもらうだけ。私を死ぬまで、黒木さんと同じような状況で死んだんですが、その男は産経新聞のジャーナリストですね。たまたま僕の上級生だった。顔を知らなかったけど。
その彼が、現職の産経新聞のサツ回りの記者だった時に、愛媛県警ですよ、ある警務総務畑から、東さん何とかしてくれまいかという要望が入ったわけですね。実は、本部長が次期の上納金を上げろと言ってきたと。その時まで東は薄々知ってたけど、具体的にはどこからももれなかったですから。ただ、裏金があって、上納してるというのは聞いてましたよ。
だけど、今から約20年前です。彼は、ハッキリ数字を知ったわけですよ。当時警察は部門が5つありまして、事務部門、刑事部門、交通部門、警備部門、生活安全部門の5つ。この5つに、20万ずつ割り当てていた。上納金を愛媛県警は、本部長にね。月100万なんですよ。
そしたら、刑事部門は強いんですよ。報償費があるから。生活安全部門も防犯協会とかいろんな許認可の関係があって強いんですね。警備はもっと強いですよね。国費の捜査協力費がありますから。交通は安全協会があるでしょ。だから、みんな強いんです。
ところが、事務部門はカラ出張しかないんですよ。事務部門はカラ出張いっても、出張自体がないじゃないですか。だから、その20万円を毎月作るには。20万だけ造るのは簡単ですよ。自分たちもカネがいるわけですよ。ノンキャリアが。そうなってくると、自分たちが減らされる、だから、上げてくれと言ったときに、東君に止めてくれじゃなくて、上げるのを止めてくれ、今のままで済ませてくれないかと。それで、彼は本部長に直談判したんです。
そして、そこで本部長が部屋から出て行けと言ったので、本人はドア蹴ったんですよね。そしたら当然周りにいる人あたりが、東逮捕するぞと。東は、茶坊主と言ってましたよ、みんなイエスマンだから。この茶坊主たちのノンキャリアの警部クラスからね、東逮捕するぞと、それで彼は言ったんですよ。逮捕してみろ、月100万円の件新聞に書いたるとこう言ったら、本部長がドア開けて、東さんどうぞと。それからフリーパスです、彼は。
で、それで東は、もう100万円以上上がったことは無くなっただろうと、彼は彼なりに解釈したんです。そしたら、犯人探しされただけで、金額は上がったそうですよ。
毎月100万ですから、上納金。1200でしょ。愛媛県警、それは、20年前ですけれど、私が告発した5年前には、年間4億円でしたから。これもデータがあるわけですね。捜査報償費が、いくらとか。出張旅費がいくらとか。そうした履歴とかいろんなデータもっている。それが、4億円ありました。
で、そのうちの4億円をそのキャリアに数千万渡して残りの3憶数千万をノンキャリアが分配するわけです。ですから、面白い話を。私が告発をしようと弁護士たちと話をしたあとで、私を唯一仙波と呼び捨てにできる上司は、過去にも一人だけなんですよ。その上司は、なぜ私を呼び捨てにできるかというと、私の女房の葬式に幹部としてただひとり来たんです、彼は。
私は裏金拒否しているし、息子の事件があったりして、いろんなことがあって、危険人物マル特でしょ。マル特の女房が死んでも、管理職は、関与したくないです。で、そういう意味では、葬儀と言ったらものすごく家族的なファミリー的な警察は凄いんです。
もう署長のお父さんが死んだと言ったら、県下の署長から全員花束がいったりとか、全員が集まったりとかそれは凄いんですが、そういうファミリー的な中で、現職の警官の奥さんがなくなって、管理職が一人しか葬儀に来ないというのは、これは本当に異例なんですね。
私にとっては当たり前ですけれども。その上司は喪服を着てこずに、普通のスーツに喪章をつけてきましたよ。だから、黒服着たら、今日仙波の葬儀に行くと思われちゃう。だから、彼は彼なりに来てくれました。で、僕はそれに対して恩がありますから、それから仙波と言われても、もう普通の幹部がモノを言ったら、誰にモノ言うの、犯罪者がただ一人犯罪を犯していない警官に対して、誰にモノ言うんかと僕なら言う。
言われるの知ってますから、みんな。だから、仙波部長というふうに呼び捨てしないんです。先輩だって。ところが、彼は、愛媛県警で仙波のことを呼び捨てできるのは俺一人だという自負があるんです。~仙波と言われても、まあええかと。その人も仙波を自由に扱えるのはおれだけだと思ってますから、今回告発する時も情報が漏れた時に、彼は、身を呈しても止めましたよ、私を。
で、全権委任ですよ。県警がお前しかとめれないと。だから、彼は、私にいいましたもん。頼むからわしの顔を立ててくれと。お前の言うことは何でも聞くと、階級もあげると、これから残り4年半、好きなポジジョンいかすと、そこまでいいましたよ。
で、その彼から、私が告発するということをまだ情報が漏れてないとき、面白いですよね、仙波、わしは__というから、わしは、こないだの年末のボーナスの日に、自分が署長で栄転をする前の年ですから、署長に実はボーナスの日にこういうことをしたんだと。だから、私は、署長で行ったと、こういうわけですよ。
なにしたの?こちらも聞かないかん。ボーナスの日に百万円帯封のついたカネを書類ばさみに挟んで署長室で、署帳ボーナスですと言って渡したんだと。これを開けて、それを制服のポケットに入れて、すまんのう、あんたなんて言ったのと聞いたら、私も半分もらってますからと言った。
自分も50万懐へ入れているけど、署長には100万渡したということを自慢げに言うんです。私が講演で使うのに、なぜ警官の制服のポケットに二つあって、なぜ内ポケットが大きいか、百万円入れても表から見たらわからない。
この同じような服装が、大学病院の院長先生のドクターの白衣。ここに大きなポケットがあるでしょ。30万ぐら入れてもわからない。だからよく例えに使うんですよ。ドクターの場合は、実際入れた方から聞きましたから。私の家族が手術をしてもらう時に先生に。大学病院などは当然だと、そういう方いましたよ。
え、30万入れたんやと言うんですね。あ、そうなんだと。これは伝聞ですけど。でも、警察署長の我らの制服の裏ポケットを見てもらったらわかりますよ。100万円入れても表からわからん。そういう風な作りしてますからね。
で、それを100万円渡した。で、私は半分もらっているからいいんですと、俺はこういう風なこと、毎月上納する裏金以外に、ボーナスの日に特別に+αで100万出すんだよと、それぐらい、俺は腕が切れるんだよと、僕に言わすんですよ。それさえ出来てれば、出世できる。
県警本部にグリーン観葉植物が置いてある。1階から9階までありますわね、毎月変わっている。そしたら、諸君は、毎月変わっているなと思うでしょ。一階のを2階へ、2階を3階、3階を4階へ持っていくんですよ。係りが。
警察ぐらいセクション、セクト別の意識の強い組織ないですから、原則的に、警備部と刑事部は、全く合わない。交通部と生活安全部と会わない。みんながこれ(手の甲と甲を合わす仕草をする)ですよ。だから、県警本部、1階から10階までありますけど、2階の部が3階の部へ行くことがないんですよ。交流がない。
だから、2階の観葉植物が、一つ来たって上へあがっても気付かない。自分とこにある観葉植物は替っている。でも、それは観葉植物を買っているんです。買い取りですよ。買い取って、領収書を1階から9階までで、9万8千円とわしは担当から聞きましたよ。領収書を書いた人からね。
ところが、9万8千円で買うけど、毎月買ったことになるんです。職員の目をそらしているだけ。そして、領収書を書くのは同じ人間なんですよ。その売っていた花屋が私の同級生なんですよ。白紙領収書を、9万8千円と最初は書きますよ。それを同じ領収書を12枚渡すんです。で、日付だけ変えて。で、同じ職員が書くわけですよ。
同じ人が書いて、毎月買ったことにするんです。年間100万円浮くんです。こういう裏金の作り方もあるんですね。
(岩上氏)そういう裏金に長けて作るのがうまくなる人が、出世が早く、上納するから出世が早い。
能力は二の次ですよ。
(岩上氏)もうこれ完全にやくざ組織なんですけどね。
だから、私が告発してから、やくざが私に頑張ってください。愛媛県のやくざは私を応援しますよ。右翼なんか車止めて、仙波さん頑張ってくださいって、やるもん。警察は、私の後尾行して、軟化落ち度を取って裏を取ってデッチ上げでもいいから、逮捕しようとするもん。どっちが犯罪組織ですか。
私が定年退職したことは、弁護団が言いますもん、奇跡だと。
(岩上氏)何らかの形で弱みとか落ち度を見つけて、逮捕して失職に追い込むとか。
それだけならいいですけれども。私は命を覚悟しました。だから、黒木さんが今回、ああいう風なことになった時、私はやっぱりやられたと思いましたよね。確証はないけど、私の心の中ではやられたと。だから、ジャーナリストの方も「次は仙波さんだよ」とそういう意味で言ってきたわけですよね。
だけど、私は、それについて本当に自殺なのか事件なのか私は口にできません。両面ですよね。だから、彼とは、最後は6月ぐらいかな、連絡電話で。2月にあってますけどね。
(岩上氏)こちら群馬のある弁護士の方に書留で手紙が届いたらしいですね。黒木さんから亡くなる前に、その話が届いたということは、その弁護士は認めていると。けれども中身については言わないと。明らかにしないと。何か事情があるんでしょうね。言えない内容。そこがどっちに傾く内容なのかわかりませんけど。
まぁ、そういうふうに冤罪と裏金作り、また告発しようとする者は重要危険人物として徹底してやる。それのもっとも顕著な例が群馬県警の大河原事件ですよ。彼は、非常に優秀な警官でしたね。すごく出世も早い、腕も立つ、剣道6段、男前というのは関係ないけどいい男ですよ。
彼が口にした非常に厳しい監視におかれたわけですね。テレビで告発をした。それからは、警察の手のひらの上で踊らされて、最終的にはデッチ上げ逮捕、首ですよ。メディアは警察発表をそのまま言っちゃう。だから、こんなことが現実にあれば、現職の警官が裏金を実名で告発するなんて、私がすること自体、大河原さんは衝撃的だったと言いますよ。
それと同時に、第二の仙波は30年間出ませんよ。3人ですよ。それは、私が5年前でしょ。5年前に25歳以上の警官は全員、ニセ領収書を書いてましたから。だから、25歳ぐらいまでの若い警官は、書いてない方もいたかもしえない。だけど、25歳以上の警官ぐらいになると、全員書かされてます。それが、今一番若くて30歳でしょ。
ということは、30歳未満の方で、一度も書いていない方が30年たって実名で告発できるという可能性はあります。自分が手を汚してましたら、できません。だって、自分の犯罪を認めるんですよ。私も書きましたと。
(岩上氏)北海道警の原田さんなんかは。
彼は、時効来てたじゃないですか。退職してから8年でしょ。時効は7年ですよ。もちろん、彼は時効を計算してはいてないのですよ。だって、そういう非常に厳しい意見を原田さんにぶつけましたけれどね。彼は素晴らしかったです。だけど、結果的には時効が成立してから言っているのは、これは、偶然ですけど真実です。
だから、原田さんが実名で告発することは素晴らしいですね。現職でやるということとはリスクが違います。だから、私は原田さんに非常に失礼なことを申し上げて、反省もしてます。彼は今なお活動されてますから、そら素晴らしい方ですね。
だけど、私とは立場が違う。だから、裏金の問題は、アメリカに法律があって、告発することによって国の税金が損害が免れる。それは、告発をした人が、被害を防げた分を3分の1は告発者のモノになるという。告発を奨励するという意味でね。そういう制度があって、それで言うと、私が告発してから200億円予算が減った。
だから、金額だけを見てもやっぱり私の告発は効果があったと思ってます。ただ、金額的に効果があってもまだ200億円残っている。ということと、誰も犯人が警官が刑事責任を負っていない。だから、私の告発行為が本当に不完全な結果しか出ていないですね。
(岩上氏)一人で頑張られてもそんなに成果が上がるというものでもない。これはやっぱり、官僚が。官僚が腐っているからできないんですけれども、官僚組織に改善正常化というものを求めるのが難しいのであれば、警察官僚のね。やはり、政治の力であったり、メディアの力であったり、あるいは支援する市民の力だったり、そうしたモノが大きく湧きあがってこないと、それらが手を携えて、法曹の力とかも大きいですね。弁護団とか。仙波さんを支援している弁護団80人ですか。大変なお仲間と言いましょうか、支援者の後押しもある。こういうのが大きく手を携えて、愛媛県警の話にとどまらない全国どこにでもある話なら、これは国レベルの話ですから、やはり、国会とかどっかで証言していただくとか。そういう話にならないと難しいですね。
5年前、告発した当初、告発して24日目に民主党の議員が4人来てくれました。総団長が中井さんですね。4月に中井さんにお会いしに行ったんですよ。東京ね。会いましたけど、野党でいる時と与党、政権党になった時に態度が全く違いましたね。
民主党から5年前には仙波を国会へ呼ぼうという話があったんですが、当時政権与党の自民党は、全員圧倒的多数で私を拒否しました。それは、当然、警察庁から自民党に要請しているわけですね。私はどこへ行っても同じことを言いますからね。全く手を汚してませんから、一番危険人物ですよ。
で、私を拒否した自民党。今度、民主党が天下取ったら当然私を呼んでくれると思ったんですね。だけど、いまだに呼ぼうとしない。三井さんだって、今そう言う国会の動きがあると聞いてますけど、まだ、具体性がないですよね。
(岩上氏)例えば、冤罪を防ぐためということで、今非常に緊急のテーマとして、可視化ということが言われている。警察・検察の取り調べの可視化。可視化というのは民主党の公約にしていました。ところが、いざ政権与党になってもなかなか実現できない。圧倒的官僚の抵抗の前に何もできない、立ち往生しているというのが現実です。
官僚と言いましても、検察警察官僚ですわね。
(岩上氏)これの抵抗のために、何もできないでいると。そうもするうちに、民主党内部にずいぶん手を入れられてガタガタになって、民主党が、全く違う二つの政党になったような状態です。菅民主党と09年小沢さんを支持したと言っていいでしょう、代表選を戦った大将小沢さんだから。09年のマニフェストに書かれていた事を支持するグループと、09年マニフェストをことごとくひっくり返し毎日毎日ひっくり返し続けていると言ってもいい現在の菅政権と、全く違う政党になっちゃってるですよね。
(岩上氏)で、手掛かりと言いますか、わずかな希望を託せるなと思えるのは、可視化議連というのがあって、川内さんという鹿児島選出の川内さんが会長で、事務局長を辻恵さんがやられている。そこが精力的にやられている。昨日も会合をやってらっしゃいますけど、可視化に向かって働きかける原動力と言うのをまだ維持してやっているわけですね。で、政権の中にありながらもほとんど、すっかり別の政党になっちゃってる。飲み込まれてしまった現在の党と言っても主流派の人たち、やや趣を異にする。もちろん、これ主流派、反主流派どちらにもまたがっているんですが。その人たちの会合には、それこそ三井さんも呼ばれて、この間お話なされてましたし、ぜひ行かれたらいいんじゃないかと思います。
私は、国会がどうであろうとどこだろうと、もういけるんですよ。ただね、根本的に皆さんが勘違いしているのは、検察や警察の抵抗がある、じゃ、彼らがどうするか、可視化に賛成する人も陳情、可視化を進める人のあらさがしに警察が全力を上げているわけです。
だから、小沢さんの場合は、小沢さんの何でもいいから彼をスキャンダルを出せば、可視化はもうつぶれると思ったわけです。だから、彼が、小沢さんがいろんなことをやられましたけど、私はこの次期、あ、可視化つぶしだというふうに、瞬間判断した。西松事件は。可視化つぶしですよ。
(岩上氏)陸山会の事件。可視化つぶしですか。
もちろんですよ。可視化つぶしですよ。だから、小沢さんに直接会う機会があったら、あなたは手を打ったのかと、自分の事件を検察が起訴しない不起訴にする条件として可視化を法案を通さないという事で手を打ったのかということを僕は聞きたい。小沢さんに。
(岩上氏)いや、でも、不起訴になってもちゃんと検察審査会。
それはまた別ですよ。
(岩上氏)えー、でもあれは1セットじゃないですか?
あれはねー。まだ、小沢さんが這いあがってきたときには、困るのは検察なんですよ。だから、とことんいっぺん不起訴にした。じゃ、小沢さんも可視化はもう見送ろうということで手を打ったはずですが、小沢さんという方は、やはりねばい方ですから、自分が政権取ったら、ボーンと可視化をやる可能性がある。あの人の性格なら。だから、ここで、とことん小沢さんを潰さないといけないというためのセットですよ。
もちろんですよ。だから、検察は、小沢さんというのは恐いんですよ。だけど、小沢さんはそこで、最初の時に手を打たなければ起訴されてましたよ。
(岩上氏)ここには、おそらく攻防があったんではないかと。それは、何か情報に基づくもの?
もちろん推測です。実際に西松事件の調書を見たわけでもないし、そういう意味で、私の今までの経験則から言うと、それしかないと。
(岩上氏)烈しい攻防が行われている可能性があると。
僕は、小沢さんに会えば、聞いてみたいですよね。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-e111.html
今の民主党政権で、前の自民党もそうですが、 検察警察に対してノーと言える政治家は、小沢一郎さんだけ。彼は強い信念を持っている。昔の政治家だの金権政治家とメディアは言っているが、彼のポリシーは日本の国を良い国にしようとしている原点がある。
小沢一郎さんは阿久根市長竹原信一とダブる。竹原信一は、自分を捨てて阿久根市民の中で一番生活の苦しい方を少しでも豊かにしようという気持ちな んです。そのために一番高い生活をしている市役所職員、議会の議員の報酬や収入を下げようという絶対侵してはならないところに足を踏み入れた。そのため、 マスコミも含めバッシングを受けた。
奇人変人アウトローのごとく報道を受けているが、彼と4時間話して本物とわかった。
そこでいろんなことがあって、彼の所へ来ました。
確かに、竹原市長のやっている行為手段は、いいとは言わない。彼が市民のためにやろうとしている公約は、あの専決でなければできなかった。
そういう意味で今までのことはどうでもいいと、私が来た以上これからルールを守ろうとで、一つ一つクリアーして行っている。今も議会は開いている。
その彼のしようとしている姿勢と小沢さんが日本の国をこうあるべきだと二大政党にして一つの政党がダメなら、片方の政党がやればいいと。そういうことで、日本を良くしようということを実行した方です。
ところがそれをやられると困るのは検察警察。政府が変わられては困る。だから、検察警察は、自民党政権の方が良かった。警察庁長官を高官に補佐官に入れることもできるし、何でも自由にできる。
愛媛県警でも、今の県知事は文科省の出身でリクルートで失脚した官僚。森喜朗さんのいわば腹心。で、森さんが総理大臣になった。今の知事は、当然落下傘で、愛媛県知事になった。当然抵抗勢力があります。現職の県知事と戦ったんですから。
現職の知事が負けました。負けた知事を応援した土建屋を徹底して潰すために、国家権力を使いました。
私なんか朝6時に呼ばれました。ガサ行くと。負けた現職知事を支持していた土建屋、もうほとんど小さい、しょんべん件で、ガサですから。小さい談合など。談合なんてほとんど全部やってました。本気でやろうと思えば簡単ですよ。小さい形式犯とか。
政治的な闘争に敗れた場合に、徹底的にやられる。ガサ行くと、業者が言う。みんな権力の犬か。
私は言う。そうだよ。あなたが負けた知事を応援したからだろ。私はガサ来て関係書類持って帰るけど、こんなことわかりきっとるだろと。そしたら、社長が、そこまで捜査員に言われたら、もうしょうないですと、彼はお手上げしました。
そんなことをハッキリ現場でいうのは僕だけ。他のものは、上司の命令でとか、ここに犯罪があるからという。だけど、違う。その県知事が、伊藤さんが警察庁長官に圧力をかける、警察庁長官は県警本部長に圧力をかける、本部長は所轄の所轄の署長に指示する、この構図は、すべての警官はわかっている。
具体的証拠はと言われたら、我々が話したことはわかりませんけど、経験則で、なぜこの時期にこの事件をやれというのか、担当の刑事課に聴いても知らない。なぜこうなったかわからない。
ある日突然、本部の一課長の方からこれこれやるからと言われて、唖然としているわけです。県警本部の刑事課が全力でやっているわけです。
だいたい事件は、各警察署がやる。多くの事件の時に県警本部の刑事課が応援に来るというのがシステム。
それが、県警本部が主導的にやるということは、だから、捜査2課の場合は、2課長はキャリアを置いている。
2課は、経済犯、知能犯。汚職関係をやる。政治的な捜査。上の方の支持から。
そういう事犯については、本部長の指揮事件という。本部長の指揮事件では、被害額100万円窃盗事件で捜査本部を設けるだとかいろいろある。なのに、選挙違反であるとか、汚職の事件は全件本部長指揮事件、そういう政治家がらみの件は、キャリアが判断をするというシステムになっている。
現場のものはわかってますから、今回負けたものは行くよと。
ところが、我々は政治で二つの人が争っている、甲が勝つと思っているわけで、負ける乙の方を選挙違反たくさん集めるわけです。ところが、逆転する場合があ る。その時困る。とおった側の方にたくさん違反を集めている。その時は面食らうが、その時は捨てる。で、最初とおるとした候補者が落ちたからそっちへ行きま す。
選挙でいい情報をつかんで署へ上げると、刑事課長らがこれいい話やこれはやらないかんないうて外堀埋めて参考人聴取しとって、証拠集めていつでもやれるようにする。その候補が通った時は、没ですから。
だから、政治家は警察には絶対にノーと言えない。徹底してますもん。
小沢さんの場合でもやらせをやる、警察は。私は小沢さんの支持者です。それなりのポジションまで行く。そこでその人が買収したらいいじゃないですか。それは警察にいるんです。
いますよ。そんなこと当たり前でしょう。選対本部の中に、警察官という身分ではなく、警察の協力者スパイSがいる。
だから、公安がいる。
公安は、だいたい警官の2%ぐらいいる。愛媛県警2500人のうち、50人ほどいますけど、彼らは、名前住所連絡先が抹消されている。名簿を持っているの は、本部長、警備部長、公安課長だけ。関係ない署長は知らない。署長でも知らない。活動がわからない。出勤しなくていいから。政治的な活動が仕事。
私のような場合、警察の裏金を告発をしました。する以上は、ある時点から情報が漏れた。徹底して彼らは動いていた。告発の前の日に、弁護団が記者クラブに 明日記者会見すると言います。前の日に言わないと記者がこれない。記者は、スパイが多いですから、そのまま県警本部へ行き、明日裏金のことで告発するのが いるらしいよと。
私の確率では半分以上は警察の犬じゃないですか。記者クラブにいる連中は。
だって、記者懇って知ってます?警察が記者を飲ましている会。私が県警本部にいた時当たり前にあった。僕は言った。もはら乞食か?乞食というのは、掃除機?に使うんですよ。飲み食いのたかり。
(岩上氏)副署長に接待される。官房機密費だけが記者クラブメディアを汚染させている原因なのかと首相に質問するやりとりは、読売他すべての新聞がから落 ちた。官房機密費だけが汚染の原因ではなく、もっと日常活動の中で、社会部サツ回りというのは、大変大きな仕事をしているから、日々事件報道が大きい。こ の記者たちが赴任先に行って、まず、副署長に飲ませてもらう。たかっててというのは日常的にあるんですね。
私が告発したときに、私の同期生で、三人ほど出世がいた。その人が警備公安畑。松山東署長がいましたが、その男が、ハッキリ言いましたよ。産経の記者が、松山のトップクラスの記者ですよ。同郷なんですよ偶然。当然、飲み会へ行くでしょ。原君が産経の記者に対して、「仙波は告発をして捜査報償費のことを云々言っていると。だけど、あいつ は警備公安にいたことがないから国費の捜査協力費のことは何も知らないから、俺たちは安心している」と記者と話している。飲み会で。
それを原所長がこんなことを言ってましたよと、記者が私に言うんですよ。じゃ、書いたらと言ったんです。本人が原という署長が言ったのだから、書けばいいじゃないかと。イヤ、同郷だし、それを書いたら私ところへは記事が回らなくなるという。
だから、記者は知っている。官房費もそうでしょ。初代官房長官に愛媛県の人がいました。彼とは仙波さん仙波さんという仲。彼が若い時、飲み会なんかに呼ばれた時、僕は乾杯の音頭で、私の方が上だったんですよ。ところが今官房長官でしょ。彼は、実際にカネを使っているじゃないですか。そういう実態は、ある程度わかりますよ。
野中広務さんが退職してから、ま、退官してからですよね、言わないよりはいいけど、口から言っているのを聞いた。正直な方だと思いました。
田原総一郎さんだけが貰わなかったというようなことをメディアから聞いたときに、田原さんはハッキリ物事を言っているなと思いましたもん。後のものは渡しているんなら、テレビでアサヒに行ってもダメかと思ってある程度想像はしました。
官房機密費の件は、東京新聞だったかな、僕は、阿久根へ行ってから官房機密費のことで内閣官房長官が、「国益に反するから言わない」と言った段階で、それは裏金だと思ってくださいとコメントした。それは載りました。
だけど、捜査と同じです。捜査も秘密、捜査協力者を守るためだと、そのために言えないんだと言った時点でそれは裏金だと解釈してください。
(岩上氏)国家の秘密として、政治家官僚ぶら下がっている記者を含めて私腹を肥やしている可能性がある。
私は、断定している。じゃ、証拠はと言われたときに、それを裁判の中で争ったら、私は自分の経験則だから、愛媛県警を見て、全国の警察を語るな彼と言う人もいます、だけど、どのキャリアが来ても同じシステムです。どこの県で私が話しても同じなんですね。
(岩上氏)上が代わっているわけだから、上司が私服を肥やすような人が上司になった場合、そこの愛媛県警が汚れていたなら一新される可能性があるわけですよね。とこ ろが、慣行としてみんな同じように決まった金額で行くなんてことは、次から次へと申し渡しということでなければ、話にならないですね。
阿久根の市民会で愛媛県警しか知らないが鹿児島も同じとしゃべると、必ず公安が来ている。15か所来たときに、彼に言った。私が裏金のことを言ってあなた どう思う?顔を真っ赤にして言わないんです。何でもいいから言ってといった。警備課長です。どうしてそこにいるの、毎回毎回。今日は入っているけど、いつ も裏横にいたからね。半年前に市長を襲うという情報があって、秘書を擁護するために来てますというけんね、じゃ、どうしてそこでテープ回してるの、あんたのバックの中にテープあるだろと言ったら、こう押さえるんですよね。
で、秘書は僕が守るからいいよ。事件があった時はもちろん捜査はしてもらうけど、それまでは僕が彼を守るからいいよと言ったら、あくる日から来なくなった。そういう風に、警備の者は、私の言質を取って何とかしようと今でもやってますから。
私は、群馬に勝手に来ますけど、阿久根副市長で行ってもやはり大河原君のデッチ上げ逮捕だけは、どんなことがあっても彼の名誉回復して彼が復職できない限 り、日本の警察に明日はないです。これは断言します。彼が復職できたら、現場の警官は、少しは襟を正しますもん。正義は通ると思いますから。
だけど、大河原さんの事件がこのまま闇に葬られて、彼が復職も名誉回復もできなければ、やっぱり警察は裏金に染まった犯罪組織の中に手を染めないとダメなんだと思ってしまう。そしたら、冤罪ですよ、誰でもいいんです。
だって、犯人がAならAとわかった段階で、このAを確定するまでには、B,C,Dさんから情報を貰ったということがいるでしょう。犯人のAがいなければ、捜査協力費をとれないんですよ。これ単純な、こう。
(岩上氏)裏金のノルマができてしまっている。やくざみたいなもので親分に上げる上納金が決まって、上納金に合わせてしのぎでいろんな悪さをしてお金を作らなければならないようなやくざと同じで、自分たちである金額を作らなくちゃいけない、そのためには事件を作らなければいけない、事件を作らなければいけないので冤罪でも何でも構わない。極論を言うと、こういう構造になっているというのは、まさに可視化の問題を冤罪の問題と考えた時には、そういう腐敗した権力構造、 裏金作りのことまで視野に入れないと、改革はできないということですね。
(岩上氏)かつ、改革をしようとする人間が、なぜ か政治的に追い込まれて倒れていく。今小沢さんの名前を出されましたけれども、この状況のバックには、検察警察のすべてのシステムの暗部というものが明る みに出されては困る、可視化されては困るという抵抗の表れとしないと説明がつかない。
(岩上氏)あくまでも推理ではあるけれども、小沢一郎という人は、警察検察にとっては非常に不都合な人物で、だから、追い込みたいと。でも、彼らは、起訴してしまえばいいと思った、やろうと思ったらできたはずだと、その見たてのお話を少し。
だって、起訴するしないは検察官の判断で起訴できた。99・7%有罪、小沢さんが0.3%に入ってもいい。時間がかかるから、無罪確定で最高裁までいくの に最短で3年。政治生命は絶たれる。起訴の段階で。それで、小沢さんの立場であれば、私は小沢さんだったらどういう結論を出すかと考えるが、私だったら起訴を承知で手を打たない。でも、小沢さんの立場だったら、ここで不起訴になるもしくは起訴になる条件が可視化法案を抑えることで不起訴になるのであれば、 私は不起訴の方を選ぶと思います。
立法府の議員は一番弱い立場。
(岩上氏)国家権力にとっては、いつも政党政治を弱い状態にしておきたいんでしょうね。戦前もそうでした。戦前というのは、帝人事件というのがあって、有力な官僚、政治家が17人も起訴され全員無罪でした。でも、それをきっかけに日本の政党政治というものが、大正デモクラシー以降育ってきたものが一挙に壊滅して、軍部ファッショになっていった。大変恐い状況にあ る。
確かに検察国家なんですよ、今はね。正直警察は、検察の捜査力をばかにしている。事件の端緒をつかむこともできない。警察が捜査して犯人と書類を送って初めて事件を扱える。
その例外的なのが、特捜がやっている政治犯罪的な物ですね。これさえ、彼らは一からやることはできない。何らかのことがあってそのおまけにきた。じゃ、彼らが一から掘り起こしてやれる能力は、ほとんど経験がない。死体も触ったことがない。
やくざと政治家がつるんだ場合がありますね。やくざを職務質問したこともない。暴れる連中を一からやってみろと言ったらできない。だから、警察は、検察の上。
だけど、警察は形の上では、検事さんと頭を下げるけど、後ろ向いたら、_と思っている。
(岩上氏)日本一の捜査機関と言われているが、底上げされている。実際としては、検察の問題を語っていても、検察が可視化に応じようと仮になることがあったとしても、警察筋がノーと言っていたら、
そりゃ、ダメです。検察だけを責めたらダメなんですよ。警察言わないと。警察と検察は一体ですよ。一体でどちらが力を握っているかというと、国民の皆さんは検察と思ってますけど、実際は警察なんですよ。
だって、検察が事件するのはほんのわずかでしょ。なぜ、検察か可視化に抵抗するかというと、自分たちんことを守っているのじゃなくて、警察を守っているから。
検察官が、確かに調べ我々の送ったものをやります。ほとんど警察で土俵はでき上がっている。後は化粧回しをするだけじゃないですか。起訴するための。とこ ろが、一番原点の警察は、当然無理な取り調べはするわけです。私らもしてきましたよ。その中で何が一番大事かと言ったら、現場の捜査官は自分の捜査テク ニックが漏れるのが嫌なんです。守りたい。自分たちのやっている不正なことが公に流れたら、自分の首を絞める。この二つが理由で、可視化は絶対にしてほしくない。それは当然、警察から検察に言っていますから。
検察も確かに皆さんの事件を含めて、いろんなことがありました。だけれども、一 番ひどいのは警察ですよ。私は確かに殴ったことはあったかなかったかと言ったらノーコメントですよ。かなり厳しい調べをしないと、黙秘権で自分の気持ちに 反してまで言わなくていいよと言って、誰が言います?
お前が言わないけんのよと最初から言いますよ。そして、全部自供させてメモ帳にメ モって、そして、さあ、今から調べるぞと、「お前の意思に反してまで言わんでええことしっとるの?」「はい、しっとります」。私は意思に反して言わなくて いいことをわかりました。このこと事件についてお話しますと書かせる。もう、聞いとるんですから。もうすでに本人自供させているのだから。
無実の人を犯罪者に仕立て上げるは当たり前なんです。一番単純なのは、「それでもやっていない」という痴漢の映画がありましたが、痴漢というのは、痴漢をされ た被害者がいて横に男性がいたら、それだけで彼は犯人ですよ。この女性がこの人に触られたと言えば。だから、私は公園でよく言う。その時に全くそこにいな ければ黒にできないが、女の人がこの人に触られましたという供述調書がとれれば、私はこの男の人を23日間の拘留期間のうちに必ず自供させる私なら自信が あると言いますよ。だって、条件は一つ。
証拠隠滅の恐れあると、拘留を打つ。10日間のうち1週間ぐらいムスわけで す。ムスとは全く調べしないんですよ。下界、俗世界とは全く遮断させるわけです。そしたら本人は普通に生活している人が、1週間会話もなく何もない、普 通は、ギブアップしますよ。だから、認めたと言えば出れるんだよと。そこで、まずウソの調書を生みサインをして出る人もいます。まず、これが一つ。
まだ、それでもワシはやってないと言いますね。そしたら、あと3日たって、10日たったら本人が完全否認だということで、証拠隠滅ですから、また再拘留をうてますよ。それで10日でしょ。それからまた1週間ぐらい蒸すわけです。その人が犯人でないのわかっているんだから、調べても一緒だから、そこで、ちょ うど逮捕されて20日目、本人に言うんですよ。これで否認すると一月単位で拘留されるよと。
で、後3日したら起訴するよと。起訴すると きは、君の顔写真も君の家庭の環境も全部出るよと、新聞に。こんなことしておきながら、いまだに完全否認だと。そして、実刑へ行くよ。それより今署名して、「ひょっとしたら触ったかもしれません」でいいんだと。そこで罰金を払っていった方がいいんじゃないか?と。どっち取ります?
グラグラとしますよ。だって、20日間、家族とも面会謝絶ですよ。会えるのこの人だけですよ。弁護士だって、お金がある方ならいいですよ。着手金30万はらって。今、国選もありますけど、だけど、まだまだ被疑者の段階で権利が充分に守られていないですね。
(岩上氏)それは、当たり前ですよとおっしゃらないで、何とか変えていかないと。
私は、全件自供させたし、全員無罪はないですよ。だけど、他の警官はそれをやりかねない。だって、私が今まで逆に今まで調べてまとめたそうした犯人の弁護士が、被害者に何10万というお金を積んだために、被害届を取り下げるんですよ。私達は、何週間もかけて書類作って実況見分して調査報告書を書いて、こんなに書類作って、さぁやろうと思ったら、取り下げですよ。
特に告訴がいるような事件については、告訴下げられたらダメでしょ。そんなことを体験しますと、そういったことに掛けた労力は、評価ゼロですよ。そんなことよりは、犯人作ってでもいい1件やった方が、今月やったとこうでしょう。そっちへ流れちゃう警官が多いですよ。
警察署長以上で、碌に調書とれる人は何人います?調書取って調書出来る人は署長になれませんから。仕事に自信のある人はゴマすらないから。仕事のできない人は一生懸命上納金出して裏金出してね。
だいたいお歳暮お中元というのに、上司が部下の部屋で言う。「うちは箪笥が古くなってね」というのは、お歳暮で箪笥持ってこいという意味。そしたら、今度、誰かが、デパートから何10万のタンスを持っていくわけです。そしたら、あくる日の朝礼で、「箪笥はもう直ったんだよね。次はこういうものが、冷蔵庫」 と言うと、冷蔵庫を持っていく。それが当り前ですよ。
それを聞いてお中元というのは、私がそれしなかったときに、私のことを気にかけてくれた上司がこういいました。「君、どうしてしないんだよ」と言うから、何をですか?「お歳暮お中元だよ」。何でしなくちゃいけない、僕が貰いたい方だよと言った。
じゃあ、君は単身赴任で、2年間いく間にいくら余分なカネがかかると思ってるんだ。君がここでお歳暮お中元包めば、2年3年の単身赴任がなくなるんだよ。 単身赴任で言ったら、年間100万円余分にいるよと。3年間で、300万も余計にお金がいるのに、その半分をお歳暮お中元にしたら被害半分で済むだろうが と。これですよ。私の上司が。
(岩上氏)ある意味凄いせこい話じゃないですか。このせこい話が積み重なって、毎日のように冤罪が生み出され、それ が当たり前だと感覚がマヒして、そして、出世に響き、警察の上層部が腐敗していき、挙句全体として腐敗した組織を防衛するためには、もはや何をやってもかまわないと、検察の背中を押し、あげく日本の国の国運を左右するであろう国政を左右する。自分たちのダーティな私欲を守る自分たちにイエスマンであるよう な政治家だけしか当選させない、もしくは、都合の悪い人間は徹底的に追い落としにかかると。国の命運を左右する話にまで、この朝礼で箪笥が古いんだよねと いう話とつながっている。たまったものじゃない。
だから、警官OBで生きているのが15万人いるといわれていますが、私もそ の一人ですね、定年退職して、裏金に関与していないのは、私一人ですもん。たった一人ですよ。今までの日本の警察官の中で。他の人は大なり小なり、お金を もらった人も含めて、日常費を書かされたものも含めて、大なり小なり全員関与してます。自信を持って言います。私以外は、全員関与していると。私がただ一 人関与していないだけなんです。
だから、私に対しては、手出しができない。もっと言葉を換えれば邪魔だ。5年前に告発した段階で、命は覚悟してますから。子どもたちに、死んでも骨を拾うなと、どういう死に方をしても自殺はない、だけど、どういう死に方をしても泣くな、と。自分の信念を通 した挙句の死だから泣くなと言ってます。息子たちわかったと言ってます。
警察官になろうとする者は全員志は高いんだけど、それが組織に 入ったとたんに一つ減り二つ減り、そして、犯罪行為をすることが慣れっこになってしまう。そういう意味では、市民のみなさんが警察に対して、絶対的な信頼 を持つのではなくて、警官だって人間だと警官にパーフェクトなことを要求するのではなくて、皆さん方困ったことないですか、あなた方は本当に法に触れてま せんかという理解と監視を僕は持ってほしいと。
警察の言うことは、正しいという感覚を持ってもらっては困りますと、本当にあなたのやっていること正しいですかという気持ちを持って接してください。と僕は言ってます。
(岩上氏)しかし、無力な市民は、そうはいっても警察の代わりはないじゃないかと。どうやっていけばいいのか。一歩一歩やっていくしかない。可視化をやりますと言っ た政党を投じた結果が09年の原動力の一部にはなっているだろうと思う。でも、民主党が、ぎゅうぎゅうにこう潰されていくと。おそらく、変節もしたんで しょう。明らかに変わっていってしまった。そういうのを見ているとどうして行ったらいいんだと。何か出来ることを。
私がお願い しているのは、確かにレコーダーは大事ですよ。だけど、いつも持ってません。それで、一番大事なのは、取り扱った警官のセクションと階級と名前は必ず聞い てください。必ず、メモする癖を。私はメモ魔と言われている。何もしないでただワーワー喧嘩する人はしよいものなんですよ。触って公務執行妨害を取ればい いわけすから。そして、できるだけ今こういう目にあってますよと誰かに伝えておく。
(岩上氏)可視化議連、日弁連、などできるだけ中央で発言する機会を持っていただきたいですね。
私は、なぜ阿久根に行ったかというのは、警察の裏金をこれだけ命をかけて、絶対に警察庁警察の歴史の中で、ありえないのは現職で警察の裏金を告発することです。鉄のピラミッドの中から、ポッと出たわけですね。最初っから入っていなかったのかもしれませんよ。そのことがあって、命を賭してやりましたよ。誰も犯人は、捉えていない。80人の弁護人で裁判には勝ったけれども、私は定年退職。定年退職した中で私だけが再就職の仕事がない。そういう報復を受ける。
そういうことの中で、もう私にやれることは、裏金については。具体的に私が頑張っても成果はある程度見えてきたんですよ。大河原さんたちも頑張ってますよ。だけど、大河原さんの支援はやります。絶対に死ぬまで。
しかし、そこで偶然竹原信一という市長からオファーがあったわけですよね。生き様に彼は評価したわけです。その彼のやっていることは、本当に行政の不条理を なくそうとしている。しかし、彼の手口では、国家権力によって彼は絶対につぶされるというのはわかってますから。だから、私が行って。小さなしょんべん件 だって、形の上では侵しているわけです。で、そういうことも含めて私が行って、竹原市長が行政改革をやろうとしてることを私が行くことによって、少しでも プラスになればとそれだけで行っているんです。
ある意味、警察の不条理を行政の不条理に若干土俵を変えたということを、仙波は高いポジションを高い給料で行ったんだろうという風なことをいう方は多いですよ。だから、僕は、給料をもらってない。ただ行って、彼が行政改革やれればいいと思っ ている。だから、竹原市長がぶれたら私は離れます。
誰にも理解してもらおうとは思っていない。江川紹子さんも、検察の在り方検討会議に入ったけど、彼女にしたって、形式的は報道を帰納しているという、ちょっと、江川さんとはトラぶりましたけれどね。ま、それはそれでいいと思ってます。僕の人生ですから。
(岩上氏)江川さんは阿久根にいかれることを徹底的に反対した。仙波さんにとって良かれと思って。お互いに信念を持っている方だから。
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