北の勘吉

日々の出来事をつれづれなるままに書きしるし、残り少ない足音とする。

好き者こそ、ものの上手なれ。

2008-03-14 07:26:47 | Weblog
某不動産屋の社長と、今年は何を作るかという話になった。何をというのは、野菜の話である。農家の家に生まれた社長は、現在83歳。裸一貫身をおこし、現在ではマンション8棟、学生用下宿2棟を持つオーナーでもある。野菜作りに関してはプロで、仕事の合間1500坪位の畑にありとあらゆる野菜を毎年作っている。「今年は大豆中心だな」と社長。自分で作った野菜を漬物にして、下宿の学生にも食べさせているが、中には漬物をあまり食べない学生もいるという。カレーはやはり人気で一人で3杯も食べる子もいるそう。日本全国から集まってくる学生たちは公立だけに、勉学も一生懸命やるらしい。が、中には遊びほうけるマナー知らずの子もいるそうで、そのときは親に成り代わって教育的指導をする。「人の子だろうが、叱るときは叱る」と語るのだが、社長のアキレス腱は無類の女性好きということ。老若を問わず片っ端からくどきにかかるものだから「いいかげんにしろよ」と息子に怒鳴られている。「好きなもんは仕方ないよな○○くん」とオレに語りかけるが「度を越している」と思いつつも、うなずくオレ。「この道をいけば、いつか道は開ける」そうなんだわ。