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新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

このところの我が家の様子

2014-04-13 16:07:15 | メンタルヘルス
4月に入ってから、色々バタバタしていたので、気付かないうちに更新ペースが落ちていました。

僕は、仕事は今の事務所三年目に入ったし、今年は担当換えも無かったので、今のところ割と落ち着いていますが、所長がスカタンなので、少々先が思いやられます。PTA役員の方は、やっぱり大変かも…と思うことがあったりして…。

妻は、あまり体調が優れないようです。日によって上がり下がりも大きく、朝も起きれない日が増えて来ました。今も布団に横になっています。
家事は頑張ってやれるだけしてくれていますが、本人が出来に納得いかないようです。これは入院前からずっとですけど「自分は何もしていないのに、疲れるのはおかしい」と、こぼすことが多いようです。

お疲れモードの両親をよそに、娘一人が元気一杯。毎日、友達と楽しく遊んでいます。僕はあの歳の頃には、学校の中に居る時以外では、友達と遊ぶことがかなり少なくなっていましたから、娘が親の轍を踏まずにいるのを見ると、ホッとします。

娘の存在と、時折見せてくれる妻の笑顔が、僕の支えになっています。妻と出会ってから、丸十五年が経ちました。あっという間でしたが、長かったような気もします。




ガンダムでビジネス書!?その2

2014-04-13 11:49:17 | 読書
二冊目です。



「僕たちはガンダムのジムである」
常見陽平 著

書名と帯のコピーが、端的に内容を物語っています。
ご存じない方に、一応解説しますと、「ジム」というのは「機動戦士ガンダム」に登場する、地球連邦軍量産型モビルスーツです。


 ジム

試作品であるガンダムをベースに開発された後発機にも関わらず、ガンダムより性能、装備において劣るという、訳の分からない機体(笑)。きっと、ガンダム開発時にテム・レイ(アムロの父)が予算を使い過ぎて主計官から睨まれたか、予算折衝で「どうして1位じゃないといけないんですか?2位じゃダメなんですか?」とでも言われたんだろうと思います。ジャブロー以後、ソロモン戦、ア・バオア・クー戦で大挙して登場しますが、初登場からシャアのズゴックに串刺しにされたり、ソロモン戦ではドズルのビグ・ザムに一網打尽にされたり、そのイメージは、とにかく「弱い」。そういう代物です。

で、この本ですが、実に耳の痛いことを言い放ってくれます。

「僕たちはガンダムのジムである」

「ガンダムではないのだ」

と。

どうせならザクにしてくれよ、と思いますが、やっぱりガンダム好きな著者は容赦ない。

「僕たちはザクのようなワルにはなれない」

「ザクですらないのだ」

じゃあ、どうすればいいのかと言うと、帯にもありますが、

「世の中は1%のすごい人ではなく99%のその他大勢が動かしている」

のです。

ジムであることに誇りを持とう。

これが、著者のもっとも言いたいことだと思います。

いや待てよ、ジムならまだマシだ。「動く棺桶」の異名を持つボールや、搭載ミサイルを撃ったら、後は撃墜されるだけのパブリクだったらどうするんだ、などと僕なんかは思いますが。


 ボール
(これが敵を倒しているのを見たことない気が…)


パブリク
(大概みんな撃墜されます…)

本文中にもありますが、大切なのは、周りに踊らされないこと、自分の強みを知ること、等身大の自分に誇りを持つことです。ボールならボールの、パブリクならパブリクのやり方があるはずです。あれらに乗った人間が、みんながみんな戦死する訳ではないでしょう。

本文中に示された今の日本社会に対する著者の分析や認識には鋭いものを感じます。一読の価値ある本だと思います。

実は、僕は今回の本では扱われていない「逆襲のシァア」が大好きなのですが、好きな理由の一つはクライマックスシーンにあって、地球に落下しかかった小惑星アクシズを支えるために、アムロのνガンダムを筆頭に、やはり量産型のジェガンや、ネオ・ジオンのギラ・ドーガまでが次々集まって、みんなで「よいしょ」って持ち上げる。まさに「世の中は1%のすごい人ではなく99%のその他大勢が動かしている」瞬間です。そういう感覚を大事にしたいんです。

しかし、ガンダムでビジネス書ですよ。テレビの再放送や劇場版三部作に熱狂し、ガンプラ目当てに模型店に走った僕には、感慨深いものがあります。

探せば、他にもありそうな気がしますね(*^-')b。



ガンダムでビジネス書!?その1

2014-04-13 00:40:08 | 読書
最近読んだビジネス書を二冊、ご紹介します。

題材は、僕の大好きな

「機動戦士ガンダム」。

「ガンダム」でビジネス書ですって。何だか凄い時代になったものです。

まず一冊目。



「『機動戦士ガンダム』が教えてくれた新世代リーダーシップ」
松山淳 著

ガンダムのキャラクターを題材に書かれた、リーダーシップ論の本です。ブライトやシャア、ギレン、キシリア、ランバ・ラルにマチルダといった主要リーダーキャラは当然のことながら、アムロやカイ、果てはフラウ・ボウといった、リーダーシップとは無縁と思われるキャラまでも、この観点から語るのはちょっと驚きです。

また、取り上げられるキャラの多いこと。ワッケインやドレン、コンスコンにガイア、ククルス・ドアン辺りはまだ分かりますけど、クワラン(「時間よ、とまれ」でガンダムに時限爆弾仕掛ける曹長)やモスク・ハン(マグネット・コーティングの博士)、バロム(ソロモン戦で、マ・クベに脱出ポッドを救出するよう進言する参謀)辺りになると、名前だけでは正直分からない。モスク・ハンは顔を見ても分からず、本文を読んで、やっと思い出した次第。

著者のマニア振りに共感しつつ、こんな本が書けるガンダムという物語の奥深さに、今更ながら感じ入ります。

個人的には、マ・クベ、ワッケインへの適切な洞察と、ドレンへの高評価が嬉しかったですね。

長くなるし、夜も遅いので、もう一冊は、稿を改めて、また明日にでも。

お休みなさい。