goo blog サービス終了のお知らせ 

新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

続編公開中の人気作

2014-08-04 00:52:27 | 映画
「るろうに剣心」
監督 大友啓史
主演 佐藤健

(物語)幕末の京都、人斬り抜刀斎と呼ばれ恐れられた男がいた。彼は新しい時代のためと信じて人を殺めていたが、鳥羽伏見の戦い以後、忽然と姿を消す。

やがて明治の世となり、士族の多くが食いつめていた。とある潰れかかった道場のところへ、ひょんなことから若い流浪人が飛び込んできた。彼は名を剣心と名乗った。

   ◇    ◇ 

90年代に週刊少年ジャンプに連載され、アニメ化もされて絶大な人気を誇った時代劇マンガの実写映画化第一作です。一昨日の「金曜ロードショー」で見ました。

原作が連載されていた頃、既に社会人となっていた僕は、ジャンプをもう読んでいませんでしたし、アニメも見ていません。だからかな、先入観のない分、素直に楽しめました。ひ弱そうでいてべらぼうに強い剣心は佐藤健君にピッタリだし、青木崇高さん、江口洋介さん、吉川晃司さん、香川照之さんら脇を固めるキャストが魅力的で、特にガトリング砲を撃ちまくる香川照之さんのイカれっぷりが絶品です。

結構どぎつい描写もありますが、雰囲気が良いんですよね。こういうの、好きです。

先に見たい映画があるし時間もないので、今公開中の続編を映画館で見ることはないとは思いますけど、DVDになったら、9月公開の3作目と併せて借りたいですね。


砂の器

2014-07-21 09:46:28 | 映画
「砂の器」
監督 野村芳太郎
主演 丹波哲郎

(物語)駅の構内で見つかった初老の男の惨殺死体。刑事達の聴き込み捜査の結果、近隣のスナックで被害者とおぼしき男と若い男が話していたことが判明するが、初めての客で、しかもホステスを遠ざけて二人だけで話し込んでいたとのことで、結局、被害者の身許も分からずじまい。唯一の手がかりは、ホステスが聞いた東北弁の「カメダ」という言葉のみ。地名と睨んだベテランと若手刑事のコンビが東北地方へ飛ぶが、何ら有力な情報は得られず、捜査は暗礁に乗り上げたのだった…。

   ◇    ◇

TOHOシネマの系列映画館で「新・午前十時の映画祭」と題して、2週間交代で朝十時から一回のみ昔の名作映画を上映しています。A・B・Cの3グループあって、そのグループによって上映する順番には違いがあるようですが、グループBで今週まで上映しているのが、この「砂の器」。

前々から見たいと思っていた作品なんですが、何となく見そびれて来ました。三連休中、娘が僕の実家に遊びに行ったのをこれ幸い、妻にはその間買い物をしていてもらって、一人で浸って来ました。

で、見終えた結果ですけど、号泣しました。映画館で、あそこまで涙が止まらなかったのは初めてです。一応ハンカチで涙を拭いてから会場を出ましたけど、落ち合った妻がしきりに「大丈夫?」と聞いてきましたから、はた目にも大丈夫じゃなかったんでしょうね(^^;。

クライマックス、加藤剛さん演じる新進音楽家の新作「宿命」の演奏が始まってからの展開は、本当にたまりません。まさに映画ならではの映像表現が、繰り広げられます。

この映画が何を扱っているかはよく知られていますけど、知らない方のために、ここでは敢えて書かないでおきます。知らないで見る方が、衝撃が大きいと思いますので。

僕は、この犯人を責めることはできないと思いました。


試写会行きました

2014-07-10 06:19:03 | 映画
「思い出のマーニー」
監督 米林宏昌
主演 (声)高月彩良

(物語)杏奈は喘息の転地療法のため、夏休みを田舎の親戚の家で過ごすことになりました。預けられた家の周辺を散策していた杏奈は、入り江のほとりに古い洋館を見つけます。今は誰も住んでいないその洋館が、杏奈は何故か気になって仕方がないのでした…。

   ◇   ◇

色々あって、更新が遅くなりました。

前記事でも触れましたが、火曜日の夜、大分で行われた試写会に、娘と二人で行ってきました。四十半ばで初めての試写会体験です(*^_^*)。場内は満員で、老若男女問わない広い客層。相変わらずのジブリ人気の高さを感じました。

公開前の映画について、内容を色々言う野暮はしません。僕は良い映画だと思いました。途絶えて久しい、往年の「世界名作劇場」の後継者が、やっと出てくれた感じです。
ただ一つ、観客の対象は、中高生以上だと思いますね。あまり小さいと、内容が分からないとは思います。



さしこ最高

2014-06-16 21:46:00 | 映画
「薔薇色のブー子」
監督 福田雄一
主演 指原莉乃

(物語)女子大生の幸子は、幼い頃から周りにブーブー文句ばかり言っていたので、付いたあだ名が「ブー子」。憧れのキャンパスライフも、彼女には華やかな話など全くない。そんな彼女の唯一の楽しみは、ネット上で知り合ったスパロウさん(自称ジョニー・デップ似)とのメッセージのやり取りだけ。

ついにスパロウさんと会うことになった幸子。しかも、待ち合わせの時間は22時。これは、ひょっとして、普通に会って食事をするだけでは終わらない…(*≧m≦*)ププッ。

今日を境に私は生まれ変わるんだ!当日の朝、強く決意した幸子でしたが、そんな彼女に、情け容赦ない波乱万丈な一日が、待ち受けているのでした…。

   ◇    ◇

最近、家族連れで映画鑑賞というのが続いています。

この前の総選挙でも2位と大健闘。大分が誇るトップアイドル(笑)指原莉乃主演の爆笑ナンセンスコメディー。娘がひどく見たがっていたのですが、上映が夜7時15分からの一回のみだったので、半ば諦めていた一作。でも思い立って、昨日の日曜参観の後で、夕方から妻と娘を連れて見に行きました。

で、見に行った感想ですが、大正解でした(*^-')b。いやあ、凄いです。監督が「コドモ警察」の福田監督ということで、ありえないギャグがマシンガンのように次々に炸裂します。さしこも観客も全く休ませない。「嘘だろ~」(はい、嘘です)というデタラメなシチュエーションが、絶え間なく目まぐるしく展開していきます。2時間笑いっぱなし。さしこのコメディエンヌぶりが堪能できる傑作。娘も妻も、大満足でした。

蛇足ですが、主演のさしこと義父役のユースケサンタマリアは共に大分出身。二人とも応援してます。頑張ってね(^-^)/。


ありのままの姿を見せるのよ…

2014-06-08 20:36:44 | 映画
「アナと雪の女王」
監督 クリス・バック
   ジェニファー・リー
主演 松たか子
   神田沙也加
  (日本語吹替版)

(物語)仲良く育つエルサとアナの姉妹。ところがエルサには触れた物を凍らせる不思議な能力がありました。
その能力を畏れた父王夫妻は、姉妹を引き離し、城門を閉じ、召し使いも最小限にとどめて、ひっそりと暮らし始めます。しかし、王と王妃は公用で出掛けた海で嵐に巻き込まれ遭難死。両親を亡くした姉妹は、互いに顔を合わせることもなく、寂しい生活の中で成長していくのでした。

三年後、エルサの成人を待って戴冠式が盛大に執り行われますが、アナとの感情的ないさかいがきっかけで能力のコントロールが効かなくなったエルサは、城や街を凍らせた挙げ句に姿を消します。雪と氷に覆われた国を救うため、エルサは一人、姉を追い掛けていくのでした…。

   ◇    ◇ 

話題の、あの映画です。僕が見たい見たいと言っていたら、家族3人揃って見に行くことになりました(*^-')b。

で、見た感想ですが、実に素晴らしかったです。「レット・イット・ゴー」は、あんなシチュエーションで歌われるんですね。涙が出ました。

アンデルセン童話の原型は、ほとんど無いと言っていいですね。ストーリーは完全オリジナルと言ってもいいこの作品。見ごたえのある傑作です。内容的には、むしろ大人に見て欲しい作品だと思いました。