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新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

名匠が逝く

2016-07-04 00:23:37 | 映画
 マイケル・チミノ監督が亡くなったそうですね。

 「ディア・ハンター」…不朽の名作。

 初めて見た時の衝撃を、今でも覚えています。

 ロバート・デ・ニーロの数ある主演作の中でも、トップクラスの素晴らしさだと思うし、助演のクリストファー・ウォーケンにとっては、これが代表作となりました。

 ラストの衝撃の後のエンディング、ギターの奏でるメロディーがただひたすら美しくて、涙が溢れてクレジットが見えなくなるんですよね。

 僕はこの作品は随分前にビデオで見たんですが、見終わった後、呆けたように動けませんでした。

 今は、映画を見る時間がなかなか取れないんですが、ぜひ、もう一度見たいと思います。

 感動をありがとうございます。心より、ご冥福をお祈りします。



繰り返される親と子の物語

2016-01-03 12:05:00 | 映画
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
監督 J・J・エイブラムス
主演 デイジー・リトリー

(物語)帝国の崩壊から30年後、最後のジェダイであるルーク・スカイウォーカーは姿をくらまし、帝国軍の残党はファースト・オーダーを名乗って新たな策動を開始した。レジスタンスのリーダーとなったレイアは、ルークの行方を探るため惑星ジャクーの村にポー・ダメロンを派遣するが、ファースト・オーダーの攻撃を受け、村は全滅、ポーは捕虜となる。捕まる直前、ポーはドロイドのBB8にルークの所在を記した地図のデータを保存、後を託す。荒野をただ1機進むBB8は、たどり着いた街で、たった一人、廃品業で生計を立てるレイという少女と出会う。一方、ポーの捕獲作戦でファースト・オーダーのやり方に疑問を感じたジャクー出身のストーム・トルーパーの青年は、ポーの救出に手を貸し、ともにファースト・オーダーの戦艦から脱出することに成功する。子供のころにさらわれ、コードネームしかないストーム・トルーパーの彼に、ポーはフィンと名付けた…。

    ◇    ◇



 見てきました、スター・ウォーズ!

 この休み中に見ておかないと、いつ見られるか分からないことに昨日気が付いたので、妻の了解を取った上で、映画館まで高速を使って約1時間、昨夜11時からのレイト・ショーに車を走らせてきました。好きなことだと、このくらい平気なんですね。これが仕事だと、全然違う話になるんですけど(笑)。

 で、見た感想ですが、面白かったです。旧3部作のキャスト出演をはじめ、そこかしこに昔のファンの気持ちをくすぐる画面作りをしていますが、レイアとハン・ソロの再会や、ミレニアムファルコンのアクロバット飛行、Xウイングとタイ・ファイターの集団ドッグファイトには、やっぱり目がウルウルしてしまいます。

 物語については、なんかネットでは賛否両論あるようですが、僕はこれでいいと思います。J・J・エイブラムス監督にとって、スター・ウォーズとは、父と子の世代交代の物語ということなのだと思いますし、それはこのシリーズの解釈としては、正しいと思うんですよね。

 旧作ファンにはショックな展開もあるんですが、あと2作ある(んですよね?)ことも考えると、妥当なやり方なのかなあとも思ったり。物語の上でも、必要なことですし。

 見終わった後で、思いっきり足腰に来ました。それだけ入り込んでいたんですね。

 フラフラになりながら帰った夜でした。












永遠の処女が逝く…

2015-11-25 23:40:04 | 映画
 ニュース速報を見て、驚きました。

 昭和の名女優、原節子さんが亡くなっていたことが、今日になってわかったそうです。

 小津安二郎監督作品のヒロインとしてよく知られていますし、僕も「東京物語」は大好きな映画の一つです。

 でも、僕にとって原節子さんのベストは、黒澤明監督の「白痴」です。

 ドストエフスキーの名作文学を北海道を舞台に翻案した文芸作品ですが、これが実に面白くて、僕は黒澤監督作品でもトップレベルだと思っているのですが、特に、原節子さん演じる自由奔放なヒロインのイメージが、鮮烈に記憶に残っています。

 引退後、公の場に全く姿を現さないことを徹底した方でした。その姿勢は、最後まで揺らぐことはありませんでした。

 数多くの感動を、ありがとうございました。

 ご冥福をお祈りします。






グラスホッパー

2015-11-23 16:26:00 | 映画
 山田涼介くん目当てで、娘が見たがっていた映画に、昨日の夕方行って来ました。

「グラスホッパー」
監督 瀧本智行
主演 生田斗真

(物語)渋谷スクランブル交差点で発生した自動車暴走事故は、人為的に仕組まれたものだった。その事故で婚約者を失った元教師の鈴木は、何者かの手紙でそのことを知らされ、手紙にあったフロイラインという会社に就職する。
 キャッチセールス中にまとわりついてきた教え子という女の子を薬で眠らせて拉致監禁した女性上司と鈴木は、社長の息子との待ち合わせのため交差点に向かうが、信号待ちで向こう側にいたその待ち合わせ相手が、何者かに突き飛ばされて道路に飛び出し、車にはねられてしまう。女性上司の命で、突き飛ばした男を追跡する鈴木。それが、彼を巡る謎と危険に満ちた2日間の幕開けだった…。

    ◇    ◇

 伊坂幸太郎さん原作の、巻き込まれ型サスペンスの映画化。バイオレンス描写の多い映画です。その手のジャンルが苦手な方にはお勧めできませんので、最初に申しあげておきます。ちなみに、妻はこの映画を見ませんでした。というか、見ようとしたのを僕と娘で止めて、映画を見ている間、買い物して待っていてもらいました。

 お好きな方、平気な方には、お勧め品です。面白かったです。既に原作を読み終わっている娘の言葉によれば「結構お話を変えているけど、これはこれで面白かったよ」とのこと。

 訳がわからず翻弄される主人公を生田斗真君が好演していますが、今作はやっぱり山田くんに注目。きれいな顔して、凄腕の殺し屋。娘は目をキラキラさせて見入っていました(笑)。クライマックスの浅野忠信さんとの死闘は見ものです。





 お店はすっかりクリスマスモードでした(*^_^*)。

 さて、僕は原作を読まなければいけません。娘から借りているので(「早く読め」って言われてます。自分はもう読んだのだろうに(^_^;))。



フォースのご加護のあらんことを

2015-11-14 15:33:30 | 映画


「STAR WARS THE COMPLETE SAGA」

 買うか買うまいか、かなり迷ったんですが、結局、発売日直前に予約しました。

 エピソードⅠ~Ⅵプラス特典ディスク3枚からなるブルーレイBOX。価格は11,320円なり。

 1万円を超える買い物は、今でも躊躇します。生活に要るものならともかく、自分の趣味となると…。でも、これは、こらえきれなかったですね。

 昨日の帰りにTSUTAYAで受け取って、また感激。装丁がかっこよくて(*^_^*)。ダース・ベイダー卿の凛々しい立ち姿。ため息が出ます。

 妻には内緒です(^_^;)。

 僕の宝物にします。

 エピソードⅦ、楽しみにしています。田舎なので、1800円で見られます。