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新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

週末の夜は家族で笑って

2013-01-25 23:55:42 | 映画

「釣りバカ日誌18
 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」
監督 朝原雄三
主演 西田敏行

確かシリーズ開始20周年記念作品でした。なのに「18」なのは、途中でスペシャルが2本あったから。

何にせよ、気合いの入った一作で見応えがあります。

老い、若さ、リーダーの在り方、会社の利益と社会の利益、自然保護と開発…笑いつつも、色んな要素が含まれていて、考えさせられます。

僕は田舎の人間ですから、この作品で取り上げられた「開発か環境保護か」の二者択一の問題は身近なテーゼです。実際、地元でつい最近まで裁判で揉めていた問題があり、映画と同じく開発反対派の勝利には終わりましたが、地元には深刻な対立の後遺症が残りました。

自然とともに生きていく…それは、映画ほどは簡単な話ではありません。

でも、田舎は自然が一杯だからこその田舎なのです。
沢山の魚がとれる海、トトロがいそうな森、澄んだ空、おいしい空気と水…。

大切なものは何か…ゆっくり考えていきたいと思います。



レ・ミゼラブル

2013-01-12 21:05:00 | 映画
「レ・ミゼラブル」
監督 トム・フーパー
主演 ヒュー・ジャックマン

若い頃、ユーゴーの原作を必死になって読破した僕としては、これはもう見たくてたまらなかった作品でしたので、妻の「どっか行きたい」の声にすぐさま便乗し、娘の「『妖怪人間ベム』か『綱引いちゃった!』がいい」との声を無理矢理押し切って、家族三人で見ました。

結果は、大人二人は大満足でした。娘には、ちょっと難しかったみたいですが(苦笑)。

予告編の時点で印象強かったアン・ハサウエイの独唱シーンが、まず素晴らしい。あの歌声が当分耳から離れそうもありません(あ、また涙が)。ヒュー・ジャックマンもジャン・バルジャンのイメージにピッタリだし、コゼットも可愛いし

3時間近くもある上映時間があっという間。フランス料理フルコースを堪能しました、という感じです。久々にサントラ盤が欲しくなった作品でした。
パンフレットも欲しかったけど、売り切れで手に入らず。残念


映画館には行き損ねました

2013-01-12 00:26:49 | 映画
「コクリコ坂から」
監督 宮崎吾朗
主演 (声)長澤まさみ

記事の連投です。

映画の記事はウケが悪いみたいですが、さっき金曜ロードショーを見てから、書きたくて仕方ないもので。

ジブリ作品で、映画館に行かないことはほとんど無いのですが、この作品は、前の職場で多忙だった時期と重なったために、行き損ねたんです。

監督の前作「ゲド戦記」の出来が出来だったのもあったんで。

でも、この映画を映画館で見なかったことを、ちょっと後悔しました。

綺麗な映画です。

絵だけじゃなくて、内容が。

相変わらず、ジブリの日常描写や微妙な心理描写はピカ一だと感じました。

時代は昭和38年だから、僕の生まれるちょっと前。画面に描かれている事物や風景が、僕の幼い頃の記憶とダブって、懐かしくて。

しかも、高校生の初恋の物語。

しかも、スポットが当たるのが文化系の部活動

そうそう、こうだったよなあ、なんて…。

もう、何もかもがキラキラしてるんですよ。

たまりません

DVD買ってしまいそう。


佐藤允さん追悼

2013-01-11 00:12:49 | 映画

「独立愚連隊西へ」
監督 岡本喜八
主演 佐藤允
   加山雄三

多分、テレビで追悼特集とかやってくれないと思うので、自分一人で勝手に偲んで鑑賞。

佐藤允さんの代表作「独立愚連隊」シリーズの2作目です。1960年の作品ですから、もう半世紀以上昔の映画ですね。

物語は元祖「プライベート・ライアン」と言えば、分かりやすいかもしれません。第二次大戦中の中国で、全滅した部隊の軍旗捜索に駆り出された日本陸軍の左文字小隊と八路軍の死闘を描きます…といっても、実はコメディなんです、これが。

はっちゃけまくりの佐藤允さんに映画出演2作目の若々しい加山雄三さん、風車の弥七とは違った趣の中谷一郎さんなど、出演者がみんな生き生きしてて、これぞ喜八作品という醍醐味が味わえる異色反戦映画です。

女性にはちょっと…という部分はありますが、日本映画史に残る名作と思います。

しかし、この作品はいつかブログで取り上げようと思っていたのですが、こんな形で記事にするとは…。

改めて、佐藤允さんのご冥福をお祈りします。




憧れの俳優の死

2013-01-09 13:39:00 | 映画
療養二日目です。

まだお腹の具合は全快とはいかないようです。正直しんどい…。

で、気を紛らそうと新聞を見て驚いたのが、俳優の佐藤允(まこと)さんの訃報

大好きだったなあ…。

昨年の12月6日に亡くなっていたんですね…。ショックです。

脇役の多い人だったけど、岡本喜八監督作品では主役級も多くて、あの満面の笑顔が実に魅力的で。「独立愚連隊」に「独立愚連隊西へ」、「戦国野郎」…いずれも僕の好きな映画の上位に入る傑作揃いです。

たくさんの感動をありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。