「惑星ソラリス」
監督 アンドレイ・タルコフスキー
主演 ドナタス・バニオニス
(物語)
地球に帰還した調査員の奇妙な証言の真偽を確かめると同時に、今後の調査継続の是非を判断するため、クリスは惑星ソラリスに旅立つ。そこには、現在三名の調査員が駐在しているはずだったが、到着早々に、うち一人の死報に接し、基地内には残った2名の調査員以外の子どもの存在を目にすることになる。混乱するクリスの前に現れたのは、十年前に亡くなったはずの妻だった…。
◇ ◇
近年、ソダーバーグ監督がリメイクした、SF映画の古典。
タルコフスキーの映画って、十年くらい前にBSで放送された「鏡」を見たくらい。その時は、映像は美しいけど何だか分からない…っていうのが、正直な印象でした。
で、この作品なんですけど、2時間40分と長い映画ですし、これといってドラマチックな展開がある訳でもありません。でも、退屈はしませんでした。なんか見入ってしまうんですよね。
物語は、やっぱりよく分かりません。「2001年宇宙の旅」でボーマン船長が木星に到着して以降の展開を、台詞入りで見せられているような…。もっとも、モノリスやスターチャイルドは異星文明の手による人工的な存在だったけれど、今回は惑星そのものが相手。でも、それってどういうこと?と思っても、明確な答えは示されない…。
この監督には熱狂的なマニアが居ますが、その気持ちは何となく分かるような気がします。
たまにはこんな映画を見て、世界は通り一辺倒ではない様々な価値観から成り立っていることに思い当たるのも、悪くない話です。
監督 アンドレイ・タルコフスキー
主演 ドナタス・バニオニス
(物語)
地球に帰還した調査員の奇妙な証言の真偽を確かめると同時に、今後の調査継続の是非を判断するため、クリスは惑星ソラリスに旅立つ。そこには、現在三名の調査員が駐在しているはずだったが、到着早々に、うち一人の死報に接し、基地内には残った2名の調査員以外の子どもの存在を目にすることになる。混乱するクリスの前に現れたのは、十年前に亡くなったはずの妻だった…。
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近年、ソダーバーグ監督がリメイクした、SF映画の古典。
タルコフスキーの映画って、十年くらい前にBSで放送された「鏡」を見たくらい。その時は、映像は美しいけど何だか分からない…っていうのが、正直な印象でした。
で、この作品なんですけど、2時間40分と長い映画ですし、これといってドラマチックな展開がある訳でもありません。でも、退屈はしませんでした。なんか見入ってしまうんですよね。
物語は、やっぱりよく分かりません。「2001年宇宙の旅」でボーマン船長が木星に到着して以降の展開を、台詞入りで見せられているような…。もっとも、モノリスやスターチャイルドは異星文明の手による人工的な存在だったけれど、今回は惑星そのものが相手。でも、それってどういうこと?と思っても、明確な答えは示されない…。
この監督には熱狂的なマニアが居ますが、その気持ちは何となく分かるような気がします。
たまにはこんな映画を見て、世界は通り一辺倒ではない様々な価値観から成り立っていることに思い当たるのも、悪くない話です。