goo blog サービス終了のお知らせ 

新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

爆熱!ゴッドフィンガー!!

2018-02-24 20:51:53 | アニメ・マンガ

「機動武闘伝Gガンダム」
監督 今川泰宏
主演(声)関智一

(物語)人類の大半がコロニーで生活する世界。人類は戦争を回避するために、各コロニーの代表を集めて4年に一度開催される、ガンダムファイトの勝者の属するコロニー国家を世界の支配者と定め、政治を行っていた。

 第13回ガンダムファイトに参加するネオ・ジャパン代表のガンダムファイター、ドモン・カッシュには、心に秘めた思いがあった。デビルガンダムを奪って逃げ、逃亡の際に母を死なせ、父を永久冷凍睡眠の刑に追いやった兄キョウジの行方を探し求めること、そして、ガンダムファイトで優勝し、父の冷凍睡眠を解くこと。

 様々な人間の野望と欲望が渦巻く中、今、ガンダムファイトの幕が開く!!

  ◇    ◇

 連続してアニメの記事ですが、ダブルオーの次がこれって、両作品とも知ってる人が見たら、どう思うでしょうね。でも、見終わって、これほどすがすがしい気分になれる作品を、取り上げないではいられません。

 宇宙世紀の物語ではない、アナザーガンダムの記念すべき第一作目。富野監督の手掛けたVガンダムの後番組で、それまでのガンダムの世界観とは全く違う、というより相容れない世界観に、ぶっ飛んだ覚えがあります。当時は仕事も忙しくて、初めの頃しか見なくて中断したままだったんですが、 今回、改めて全部見て、やっぱりぶっ飛んだ凄い世界に大いにハマり、大好きな作品となりました。

 まず、監督が今川泰宏さん(「ジャイアント・ロボTHE ANIMATION」など)、チーフライターが五武冬史(ごぶふゆのり)さん(「戦闘メカ ザブングル」など)、キャラクター協力が島本和彦さん(「炎の転校生」など)って、この3人が絡んでて面白くない訳がない。拳と拳を合わせることでしか互いを理解することができない、熱き武闘家の世界。日本列島そのまんまのスペースコロニーが出てこようが、主人公たちが生身でビルからビルへ飛び移ろうが、そんなことは気にしない、いや、突っ込んだっていいんだけど、それ以上に物語を楽しまなきゃ損だと思わせてしまう迫力があります。ともかく熱いのです(#^^#)。

 特に、この人大好き。


 ドモンの師匠、東方不敗。名前からして凄いでしょう。「不敗」ですよ、「不敗」。実際、ものすごく強いし。たぶん、作中最強の人物。

 作中に出て来るモビルスーツは、全部「○○ガンダム」という名前です。全部で何十体もあるけど、基本、オーダーメイド。コロニーの代表ですからね。


 これはネオ・スウェーデン代表のノーベルガンダム。後半登場する第2のヒロイン、アレンビーの乗機ですが、ご覧のとおり、見た目が、ほぼセーラームーン(^^;)。見ている方も、もうどうしようって感じになります。でも、これが強いんだ、また。

 最初に見るガンダムがこれだと、確実にガンダムというアニメを誤解すること間違いない怪作ですが、大傑作だと思います。物語に乗ってしまえば、感動の熱き涙に浸れること請け合い。熱い男の世界をどうぞ(=゚ω゚)ノ。




ガンダム版ファウンデーション!?

2018-02-22 00:05:16 | アニメ・マンガ

「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」
監督 水島精二
主演(声)宮野真守

(物語)新型モビルスーツの公開演習に、突如現れた正体不明のモビルスーツ、ガンダム。その威力を散々見せつけた後、一つの声明が発せられた。ガンダムを擁した組織の名は「ソレスタルビーイング」。「全ての戦争、武力紛争に介入する」と主張し、次々と世界中の武力紛争への介入を始めた。
 果たしてソレスタルビーイングの真の目的は?彼らの正体は?謎が謎を呼ぶ中、多数の人々の運命が翻弄されていくのだった…。


 と、いう訳で、実は年末に見終えていたのですが、紹介しそびれてた作品です。そのまま触れずに埋もれさすのはもったいないので、取り上げることにします。

 主人公たちが、あらかじめ定められた一定のプランに基づいて行動するという点が、アシモフのファウンデーションシリーズを思い出させるなあと思いながら見ていました。

 第1シリーズの後半からは、本当に目が離せない展開が終盤までずっと続きます。Zガンダム並みに数が多く性格も多彩なキャラが、みんな基本的に個人の考えに基づいて行動するものですから、もうこんがらがって、こんがらがって。正直、中年には主要キャラの名前が覚えきれない…。でも、めちゃめちゃ面白いんですよね。

 ストーリーは、シビア、というより、はっきり言って残酷です。キャラクターが無残な死に方をしますし、生き残った人も大きな精神的なダメージを受ける場合が多くて。そもそも、主人公たちの活動自体が、戦争をなくすために武力介入するという矛盾を抱えており、自分たちの活動が現実に被害者を発生させる負のスパイラルを作り出している。敵に勝ってめでたしめでたし、では全然なくて、却って事態が悪化することもしばしば…。戦い続ける彼らの行く先に待っているのは…。いつしか目が離せなくなっていた自分がいました。

 第1シリーズも、第2シリーズも、クライマックスは涙腺崩壊でした(;_:)。

 そうそう、美少年キャラが多いので、女性人気が高いという話を聞いています。キャラクターデザインは高河ゆんさん。僕ら世代のオタクには、懐かしい名前です。

 僕はDVDのレンタルで見ましたが、放送10周年とかで有料でネット配信もされてます。

 傑作だと思います。



一部で話題のアニメ

2018-02-19 00:50:19 | アニメ・マンガ
 今、ネットで色々騒がせている、話題のアニメ、ポプテピピック。ぶっ飛んだ作品世界に、今、娘と一緒にハマってます。



 主人公は、この二人。見た目はカワイイキャラなんですが、中身が凄いんです。もう、凶悪な二人で…。


 この記事を書くのに検索してたら、こんなの見つけました。



 男子フィギュアのメダリスト二人ですね。



 こっちは相棒のお二人。これを見つけた後、しばらく笑いが止まりませんでした。

 さて、そろそろ寝ないといけませんね。
 おやすみなさい。




面白かった~

2017-11-23 10:54:27 | アニメ・マンガ
 相変わらず、隙間時間にアニメ見てます(≧▽≦)。



「新機動戦記ガンダムW(ウイング)」
監督 池田成、高松信司
主演 (声)緑川光

 スペースコロニーからモビルスーツガンダムと共に地球へ送り込まれた5人の少年たち。彼らは互いの顔も素性も知らないまま、コロニーのために孤独な戦いを続けるのだった…。

 前に取り上げた「ガンダムX」の前年に放送され、宇宙世紀の物語ではない「アナザーガンダム」の中では高い人気を誇る作品です。主人公であるヒイロ、デュオ、トロワ、カトル、五飛(ウーフェイ)の5人の少年が、見た目も中身もかっこいいんですよね。女性ファンが多いのもうなずけるところ。

 でも、それ以上に僕が素晴らしいと思うのは、その主人公を取り巻く多彩なキャラクターたち。ヒロインのリリーナ、敵側キャラであるゼクス・マーキスことミリアルド・ピースクラフトに、その忠実な部下であったノイン、5人とリリーナの敵であるオズの幹部、トレーズ・クシュリナーダと、彼の腹心の部下レディ・アン、ガンダム開発者のじじいたち(笑)などなど、魅力あふれるキャラクターたちが、実に魅せてくれます。というか、まあ、みんな勝手なんです。5人も他の連中も、人の言うことを素直に聞く人間なんか一人もいやしない(笑)。

 物語は中盤以降、リリーナの提唱する絶対平和主義とは裏腹に、地球とコロニーはむしろ戦争への道を歩んでいきます。道化にされるリリーナ、失脚するトレーズに、オズを追われるゼクス。コロニーから見捨てられ、孤立していく5人。追い詰められていく中で、どうやって打開していくか。見ていて色々考えさせられるし、最終回までハラハラし通しでした。とてもいい作品だと思います。

 画像は、手前がミリアルド・ピースクラフト、奥がトレーズ・クシュリナーダ。主役を差し置いて、この二人(笑)。だって、クライマックスの中心は、この二人だものね。



月は出ているか?

2017-10-18 22:24:31 | アニメ・マンガ

「機動新世紀ガンダムX」

監督 高松信司
主演(声)高木渉

 忙しい時ほど、気分転換が大事。ということで、この何週間か、乏しい隙間時間を縫って一生懸命見ました、全39話。

 宇宙世紀じゃない作品世界を舞台にした、いわゆるアナザーガンダムの一つです。地球とコロニーの全面戦争終結15年後、無政府状態の混沌とした世界を舞台に、哀しみや痛みを背負いながら懸命に生き抜く人々の姿を描きます。富野由悠季監督作品以外では珍しい、宇宙時代を生きる人類の革新たるニュータイプ論を中心に据えた一作でもあります。

 雰囲気は真面目なザブングル。でも、繰り広げられる物語が痛々しいんですよね。キャラクターも、大半は一見みんな明るいんだけど、どこか心に傷を負ってて、回を追うごとに、その過去の闇や痛みが明るみになっていきます。

 でも、人にはそれを乗り越える力があるし、その先には明るい未来があるんだと、そう信じてみたくなる。そんなお話です。特に終盤、シビアな状況下でも広がっていく、主人公たちを取り巻く人々の輪が感動的でした。

 毎回のサブタイトルが、その話の台詞というのがしゃれてるんですよね。前回のラストから始まるオープニングや、ラストシーンからなだれ込む予告編同時進行のエンディングも粋で、随所に演出のセンスが光る傑作です。