５月４日 国内社会・海外・政治・経済のできごと ※再掲載※

国内新たに２万６４６９人感染＝前週比１万９７００人減－新型コロナ（時事通信）◆国内では４日、新たに２万６４６９人の新型コロナウイルス感染が確認された　新規感染者は前週水曜日から１万９７００人超減った　死者は２０人で、重症者は前日比１４人増の１７４人だった　東京都では２９９９人の感染を確認


サケ・マス流し網漁始まる　ウクライナ情勢影響、例年より３週間遅れ（朝日新聞）
◆３日　北海道東部から東北北部太平洋側にかけての日本２００カイリ水域でのサケ・マス流し網漁が３日に始まった　北海道根室市の歯舞漁港では、小型船（１４トン未満）４隻が、岸壁の家族らに見送られながら解禁時間の午前０時を期して出漁した
◆例年は４月１０日が解禁日だが、今年は、サケ・マスの多くがロシアの川で生まれることから操業の条件などを協議する日ロ交渉の開始がウクライナ情勢の影響で遅れ、出漁も３週間余り遅くなった

迫力満点の力比べ　人牛一体の妙技　新潟・小千谷で角突き初場所（毎日新聞）
◆３日　新潟県小千谷市小栗山の小千谷闘牛場で３日、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統習俗「牛の角突き」（小千谷闘牛振興協議会）の初場所が開幕した　追い立て役の「勢子」の「よしたあ（頑張れ）」の威勢のよいかけ声とともに、牛が激しくぶつかり合うと、会場から歓声が上がった

五月晴れ×富士山×シバザクラ５０万株　山梨・富士五湖（毎日新聞）
◆３日　ゴールデンウイーク後半に入った３日、五月晴れが広がる富士山麓の山梨県富士河口湖町本栖では、「富士芝桜まつり」（実行委員会主催）に多くの観光客が詰めかけた　首都圏周辺で最大級の約５０万株が植えられたシバザクラは、厳しい寒さを乗り越えて小さくても生き生きと咲き、見ごろを迎えた

長野・諏訪大社の御柱祭　里曳き、熱気最高潮「血が騒ぐ」（毎日新聞）
◆３日　長野県諏訪大社の御柱祭後半を飾る上社「里曳き」が３日、従来通りの人力曳行で幕を開けた　五月晴れの御柱日和の下、本宮（諏訪市）の４本を曳行　新型コロナウイルス感染予防対策でトレーラー搬送となった「山出し」の分まで気持ちを込めて運んだという氏子たちは、飛び切り明るい表情で「よいさ、よいさ」と綱を曳いた

祇園祭の鷹山、２００年ぶり復帰へ着々と　本番さながら試し曳き（朝日新聞）◆今年７月の京都・祇園祭の山鉾巡行に約２００年ぶりに本格復帰する「鷹山」の保存会が４日、曳山を製作してきた京都府京丹波町で試し曳きをした　復帰に向け、懸装品を飾り付けて動かしたのは初めて　「エンヤラヤー」のかけ声で綱を曳き、竹を車輪下に敷いて方向転換する「辻回し」も練習した

路面電車を独り占め　８組限定の運転体験「大切な思い出になった」（朝日新聞）🚃◆３日　岡山電気軌道（岡山市中区）は３日、一般の人が貸し切り状態で車庫線内の路面電車を運転できるイベントを開いた　１時間超も電車を独り占めできるとあって、４日を含め８組限定の企画に１０倍近い応募があったと

春の伊勢エビ漁、初日は大量１８００キロ…ピチピチ跳ねる姿に市場活気（読売新聞）🦐◆３日　徳島県美波町の日和佐町漁協で３日、春の伊勢エビ漁が始まった　初日の水揚げは約１８００キロと大漁で、漁師がピチピチ跳ねるエビを持ち込み、市場は活気づいた

博多どんたく閉幕　８０万人来場　「町が元気を取り戻すきっかけに」（毎日新聞）
◆新型コロナウイルスの影響で中止された演舞台やパレードが３年ぶりに福岡市中心部を彩った「博多どんたく港まつり」が４日、閉幕した　主催者によると、３、４日の２日間の人出は延べ約８０万人で、コロナ前の２０１９年（約２４０万人）の３割強だったが、担当者は「無事開催できたことは大きな前進。街が元気を取り戻すきっかけになればうれしい」と話した

砂浜に太宰府天満宮や平和記念像…３５基の砂像並び、九州・沖縄を旅した気分に（読売新聞）
◆３日　様々な砂像が並ぶ鹿児島県南さつま市恒例の「吹上浜砂の祭典」が３日、市役所前など４か所で始まった　大型連休を利用した観光客や家族連れらが訪れ、大小３５基の砂像を楽しんでいる
◆今年のテーマは「砂像でめぐる日本の旅～九州・沖縄編～」で、各県の観光名所やイベントを砂で精巧に表現　福岡県の太宰府天満宮や長崎市の平和祈念像、佐賀インターナショナルバルーンフェスタの様子などがあり、来場者はカメラに収めて楽しんでいた


プーチン氏、ウクライナへの兵器供与停止を要求　マクロン氏と協議（毎日新聞）
◆ロシア軍の攻撃を受けウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所からの民間人避難が難航する中、マクロン仏大統領は３日、プーチン露大統領と電話協議した　協議は３月２９日以来、約１カ月ぶり
◆ロイター通信などによると、停戦や民間人避難の継続を求めたマクロン氏に対し、プーチン氏は西側諸国のウクライナに対する兵器供与の停止を要求　協議は平行線に終わった

プーチン氏、制裁法服の大統領令に署名　禁輸や取引禁止（毎日新聞）◆ロシアのプーチン大統領は３日、米欧や日本などからの経済制裁に対抗し、独自に選定する外国の制裁対象者や企業への原材料や製品の輸出や取引を禁止する大統領令に署名した　露政府に、１０日以内に制裁対象者リストを策定するよう指示した　ロイター通信などが報じた


「２カ月ぶりに空を」マリウポリの製鉄所から１０１人避難　国連が支援（毎日新聞）
◆国連人道問題調整事務所（ＯＣＨＡ）は３日、国連と赤十字国際委員会（ＩＣＲＣ）による調整の下、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所などから民間人１０１人の避難に成功したと発表した
◆民間人の避難に同行したＯＣＨＡのルブラーニ人道調整官は３日にウクライナからオンラインで記者会見し、「１２７人の市民とザポロジエに到着できたことに喜びと安堵を感じている」と話した／「（製鉄所の地下で）暗闇に閉じ込められた人たちが、絶え間なく続く砲撃の中で、２カ月ぶりに空を見ることができるようになった」などと語った

武器供与で「第三次大戦リスク冒さずに済んでいる」　バイデン氏（毎日新聞）
◆バイデン米大統領は３日、南部アラバマ州にある軍事産業大手ロッキード・マーチン社の工場を訪れた
◆ロシアの侵攻を受けるウクライナに供与している携行型の対戦車ミサイル「ジャベリン」の生産を担う従業員らを前に「あなたがたのおかげで、ウクライナの人々が自衛できるようになるとともに、米軍兵士をウクライナに送ってロシアとの第三次世界大戦となるリスクを冒さずに済んでいるのだ」と強調した


北朝鮮、弾道ミサイル発射＝韓国新政権けん制の意図も（時事通信）
◆韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は４日、平壌の順安空港一帯から日本海に向けて弾道ミサイル１発を発射した　日本の鬼木誠防衛副大臣は最高高度約８００キロ、距離約５００キロを飛び、日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）外に落下したと推定されると明らかにした
◆北朝鮮には、昨年１月の朝鮮労働党大会で定めた「国防科学発展・兵器システム開発５カ年計画」に沿って多様なミサイル開発を進めるとともに、今月１０日に発足する韓国の尹錫悦新政権をけん制する意図もあるとみられる

次期韓国駐日大使、尹徳敏氏に内定　前国立外交院長　現地報道（毎日新聞）◆聯合ニュースなど複数の韓国メディアは４日、韓国の尹錫悦次期政権の駐日大使に尹徳敏元国立外交院長（６２）が内定したと一斉に報じた　文在寅政権下で、慰安婦や徴用工問題をめぐり冷え込んだ日韓関係の改善を目指す交渉役を担うことになる　１９０２

米オハイオ予備選　トランプ氏支持候補が逆転勝利（産経新聞）◆１１月の米中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が３日、中西部オハイオ州などで行われた　ＡＰ通信によると、同州共和党の上院選候補者争いでは、白人労働者階層を描いたベストセラー『ヒルビリー・エレジー』の著者でトランプ前大統領の支持を受けたＪ・Ｄ・バンス氏（３７）が勝利した

中絶容認判断覆す判決原案、米最高裁「本物」　報道の情報源調査（毎日新聞）◆米連邦最高裁は３日、政治サイト「ポリティコ」が２日に報じた人工妊娠中絶を容認する憲法判断を覆す判決原案について「文書は本物だが、裁判所としての判断や各判事の最終的な立場を表すものではない」と発表した

「編集長襲撃はロシア情報機関の犯行」　米国務長官が言及（毎日新聞）◆ブリンケン米国務長官は３日、首都ワシントンで記者会見し、２０２１年のノーベル平和賞を受賞したロシア紙「ノーバヤ・ガゼータ」のムラトフ編集長が襲撃された事件について、「米情報機関はロシアの情報機関による犯行と判断した」と明らかにした


ノーマン・ミネタ元米運輸長官が死去、９０歳＝日系人初の米閣僚（時事通信）◆ノーマン・ミネタ元米運輸長官が３日、心不全のため、メリーランド州の自宅で死去した　９０歳だった　関係者が明らかにした　第２次大戦中に日系人強制収容を体験　市長や下院議員などを歴任し、クリントン政権で日系人として初めて米国の閣僚に起用された


ウクライナ支援に全力＝ロシア侵攻に毅然と対応－日伊首脳（時事通信）◆岸田文雄首相は４日午後（日本時間同）、イタリアのドラギ首相とローマで会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応を協議した　両首脳は先進７カ国（Ｇ７）をはじめとする国際社会の毅然とした対応が重要との認識で一致　ウクライナの政府・国民を全力で支援することを確認した　２３１４

「核なき世界」実現で強力＝岸田首相、ローマ教皇と会談（時事通信）◆岸田文雄首相は４日午前（日本時間同日午後）、バチカン（ローマ教皇庁）を訪れ、フランシスコ・ローマ教皇と会談した　首相がライフワークと位置付ける「核なき世界」の実現に向けて協力することで一致

岸田首相、北ミサイル「強く非難」伊・英首相とも協議の意向（産経新聞）◆イタリアを訪問中の岸田文雄首相は４日午前（日本時間同日午後）、北朝鮮が同日にミサイルを発射したことについて　滞在先のローマ市内のホテルで記者団の質問に答えた　首相は４日にイタリアのドラギ首相、５日に英国のジョンソン首相との会談を予定

「中距離ミサイル、北海道に配備を」　自民・佐藤正久外交部会長（毎日新聞）◆３日　自民党の佐藤正久外交部会長は３日、米シンクタンク「戦略国際問題研究所」（ＣＳＩＳ）のイベントで、中国やロシア、北朝鮮のミサイル攻撃を抑止するため、地上発射型の中距離ミサイルを北海道に配備すべきだとの考えを示した


ＮＹダウ終値、６７ドル高の３万３１２８ドル（読売新聞）