１２月２４日 経済・政治・海外のできごと

日産の関・副ＣＯＯが退任へ、日本電産入り　経営に打撃、ルノーとの関係に影響も（産経新聞）◆日産自動車の関潤副最高執行責任者（ＣＯＯ）が退社の意向を示していることが２４日、わかった　来年２月にも日本電産が次期社長含みで迎える見通し

ＪＤＩ、在庫を１００億円過大計上の疑い　第三者委設立（朝日新聞）◆経営再建中の液晶パネル大手ジャパンディスプレイ（ＪＤＩ）は２４日、元社員からの通知を受けた不適切会計の調査で、過年度の在庫について累計１００億円程度を過大に資産計上し、その後、全額を取り崩していた疑いが判明したと発表した

スズキ、新型ハスラー６年ぶり２代目、初の全面改良　室内空間拡大（産経新聞）◆スズキは２４日、軽自動車「ハスラー」を平成２６年の初代販売開始以来初めて全面改良し、来年１月２０日に発売すると発表した　室内空間拡大や先進安全機能強化などによる使い勝手と、アウトドアをイメージしたデザイン性をさらに強化


未払い賃金請求、時効を３年に延長案　労働側は５年主張（朝日新聞）◆社員が未払い残業代などを会社に請求できるのは「過去２年分」までとする労働基準法の規定を「３年」に延ばす案が２４日、厚生労働省の労働政策審議会の分科会に示された

新１部、流通時価総額１００億円＝東証市場、２２年再編－金融審報告書案（時事通信）
◆金融庁は２４日、東京証券取引所の市場改革に関する金融審議会（首相の諮問機関）作業部会の報告書案を公表した　２０２２年上半期をめどに、現在の４市場を「プライム」「スタンダード」「グロース」（いずれも仮称）の３市場に再編。新たな１部市場に当たるプライムの新規上場基準は、市場で売買できる株式数に株価を乗じた「流通時価総額」で１００億円と設定した

ＮＹダウ終値、３営業日連続で最高値更新…中国の輸入関税引き下げを好感（読売新聞）
◆２３日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前週末比９６・４４ドル高の２万８５５１・５３ドルとなり、３営業日連続で過去最高値を更新した　中国政府が２３日、来年１月から冷凍豚肉など８５９品目の輸入関税を引き下げると発表し、米中貿易摩擦が和らぐとの期待が高まった

東京円は横ばい、１ドル＝１０９円３９～４０銭（読売新聞）

日経平均終値、９円高の２万３８３０円（読売新聞）


非核化へ米朝プロセス後押し＝ＲＣＥＰ早期署名目指す－日中韓首脳（時事通信）
◆安倍晋三首相と中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領による３カ国首脳会談が２４日午前、中国内陸部の四川省成都市で開かれた　３首脳は挑発的な動きを強める北朝鮮情勢について、朝鮮半島の非核化に向けた米朝間の対話継続を促す方針で一致した　東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）の早期署名を目指すことも確認した

日韓関係改善に前向き　徴用工問題は進展なく　１年３カ月ぶり首脳会談（毎日新聞）
◆中国・成都を訪問中の安倍晋三首相は２４日、韓国の文在寅大統領と１年３カ月ぶりに会談した　元徴用工問題を巡る対立で首脳間の会談が途絶えていたが、両首脳は関係改善に前向きな姿勢を示した　元徴用工問題で双方の主張は平行線をたどったが、外交当局間の対話継続では一致した

菅氏「要望あり調査」　桜を見る会の招待「６０番台」で（朝日新聞）◆首相主催の「桜を見る会」をめぐり、菅義偉官房長官は２４日午前の記者会見で、招待状の受付票番号のうち「６０」番台の意味合いについての質問に対し、２３日になって詳しく回答した理由について「みなさんからの要望などを踏まえ、聞き取り調査を行った結果だと報告を受けている」と

英語民間試験、会場確保「支援は無理」　議事録で文科省（朝日新聞）◆大学入学共通テストで活用予定だった英語民間試験をめぐり、文部科学省は２４日、非公開だった有識者会議の議事録を公開した


香港デモ、クリスマスイブも　デモ隊集まると客は去る（朝日新聞）◆クリスマスイブの２４日夜、香港各地で政府への抗議デモがあった　例年、イルミネーションの輝きに彩られ、大勢の人たちでにぎわう繁華街も客足は低調　一部は警察との衝突に発展し、警察が催涙弾を発射する事態となった