サファイア姫の独り言

料理やスイーツ・グルメ
そして 可愛いものやお花の話題を
書いていきます

『鳶屋銘菓のカスドース』

2021年09月02日 01時23分45秒 | スイーツ


閲覧者の皆さん、こんにちは

長崎で有名なお菓子らしいのです
鳶屋の『カスドース』の
美味しさの決め手になる
『 卵黄』は黄身にコクがある
長崎県産の新鮮なものを厳選
甘さ控えめの『カステラ』を
焼き上げた後に一晩寝かせ
手作業で丁寧に 『卵黄』を
絡めていきます
たっぷりの『卵黄』にくぐらせたカステラは
その後沸騰した『糖蜜』につけられて
手際よく揚げられていきます
『糖蜜』につけるのは『卵黄』に
程よく火を通し菓子の日持ちを
良くするための知恵
『冷蔵設備』が無い時代に
先人たちが生み出した
『菓子づくりの知恵』も
鳶屋では代々に渡り口づたえよって
受け継がれています
最後に砂糖をまぶして
『カスドース』が完成
こうして二日間をかけて
『鳶屋』の『カスドース』は
作られています

『鳶屋銘菓のカスドース』は
江戸時代に ポルトガル人の宣教師から
伝えたとされています
異国文化が、いち早く渡来した
平戸の地で400年以上も愛され続ける
『平戸銘菓』です
当時は、贅沢品であった玉子や砂糖を
ふんだんに使った『鳶屋のカスドース』は
殿様だけが食べられる『お留め菓子』と呼ばれ
明治以降には『皇室献上銘菓』にも
なりました
ふくよかな甘さが、広がる『黄金の銘菓』を
ご賞味くださいと書かれていましたよ

中のカステラも美味しかったですが
玉子と糖蜜の 表皮がすごく
美味しかったですよ
珍しいお菓子だと 思いましたね