舟木幸 ~アレアレ!クライミング&ラン~

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筆頭岩~金鶏山縦走②

2012-04-30 | クライミング

          

                      まずは懸垂下降。 10m、40mの2ピッチ。 1部空中懸垂。

              

    ここからはいよいよハイキングかと思いきや・・・やっぱり甘かった入山禁止の山だけあって登山道は整備なしで崩壊箇所も多い。

             道がない場所も多く枝をよけながら慎重に歩く。 途中危険なところはロープを張ってもらって確保して進む。

    

        頂上まであと少し。筆頭岩が見えます                                             風の気持ちいいポイント。ちょっと休憩 

                   

   頂上についてのんびり。 いいお天気 遠く山々を見渡します。 下山は慎重に・・・。 最後は落ち葉のラッセル!?

              無事車道に戻ってきました 筆頭岩をバックに

                               

                         やっとお風呂に入れる~       しかし・・・ここからが本日の核心だった・・・

                 シーズンとあって停められた駐車場ははるか遠く・・・。 7キロの車道登りが待っていました・・・

                    でもね、たくさん歩いた後の温泉は最高で・・・充実の『ハイグレードハイキング』(!?)終了です


筆頭岩~金鶏山縦走①

2012-04-30 | クライミング

           

         西穂の後、友だちに「筋肉痛ないの?」と聞かれて気づいた。そういえばまったくないわ~ 40代でも進化するのね~

         と言うわけでまた山です!!桜満開の妙義山 とんがった岩場、筆頭岩(ろうそくいわ)を登りま~す! 

                        

        今回の師匠は国際山岳ガイドの篠原達郎さんです ガイドさん曰く今回の山行は『ハイグレードハイキング』とのこと

              春爛漫の山を楽しめるかしら~、と思ったのも束の間・・・いきなり切れ落ちてるよ 

              取り付きまで来てクライミングシューズに履き替えます。 緊張

           「おなかすきませんか~?」 ガイドさんは優雅におにぎりタイム・・・。     「それどころでは・・・

                    

      これまでマルチの時はいつも間にはさんで登らせてもらっていたのでビレイをして1人取り残されるのは初めて・・・。

                        やっぱり山で誰も見えなくなるという状況が不安で苦手だ・・・

 お、またまた優雅に手を振っています。 もう登るしかない

     なかなかナイスな高度感 

                            で、じゃんっ 2ピッチ目のナイフリッジに突入

                         日本昔話の竜の首に乗ってる気分   最高のお花見

                            

                           こわいよ~・・・と言っても誰もいないので仕方なく進む

                                 

                     無事抜けたよ 細いところは50㎝くらいかなぁ・・・。古い鎖が残ってます。

                       『ハイグレードハイキング』って・・・、ハイグレードすぎますが・・・ 

             

                  でもま、慣れてくるとだんだん楽しくなってきて・・・ハイキングに見えなくもないか・・・。

                     最後のピッチ 気持ちいい~

        

      頂上でお昼ごはんにセルフ記念撮影  あらら、ぐちゃぐちゃ・・・まだまだです・・・ この後金鶏山頂を目指します!


西穂高岳③

2012-04-29 | クライミング

                  いい季節になりましたね~ いかがお過ごしですか?

                    私は今週は真鶴に・・・

                             京都にと・・・なんだか慌ただしい1週間でした

                                               

                                       新幹線の窓から。

ある小説で春の山を「陽のあたたかさに甘えたような緑」と形容していたけれど本当にそんな感じで降り注ぐ光に緑が柔らかく輝いて見えました

                                と、西穂高岳の続きです・・・

                        

?え?? 変な感覚だった。以前、沢に落ちた時と同じ感覚・・・。 いくつめかのピークの脇、岩と凍った雪の上をトラバースしているときに不意にスリップして足が1歩斜面の下方落ちたのだ。焦って元の位置に戻ろうしても雪が柔らかく深いせいか足をとられて上手く上がれない。「自力で上がって!」の声にピッケルを持った左手に力を込めて右手で岩を掴んでしっかりと足を上げてなんとか戻ることができた。ロープで確保してもらっているので滑落することはないにしてもやってはいけない大きな失敗だった・・・。その後、より慎重というか臆病になってしまい歩みが遅くなってしまった。慎重になりすぎるとかえって危なくなる。力の入れ方を意識しなおして1歩1歩確実に歩く。 

独標まで戻ってほっと一息・・・ 安全な場所に来てやっと撮れた1枚です ここからは楽しく小屋を目指します!4本の手足を使っていたせいかなんとなく・・・白ウサギ気分~ どこを見ても山、山、山。 誰にも会いません・・・。で、妄想タイム人間のいない、山しかない世界に生きている・・・。

              「動物になった気分ですね~」 「人間も動物です・・・」   !・・・まぁ、そうですね・・・。

               あっという間に夢から醒めて・・・自分たちの付けてきた踏み後を元気に下りて行きます!

    小屋につきました。ペットボトルの水ががくがくして上手く飲めない なんで?

登頂できた喜びか、怖かったのか・・・多分後者・・・だろうけど、両方だということにしましょ。 小屋で淹れてもらったコーヒーは美味しくしみわたって体中じんわりあたたかくなりました

                       

        充分休ませてもらった後はロープウエイまでさっさと下ります。 振り返ると西穂高岳は薄い灰色の空の中。 

                       

                   無事に登らせてくれてありがとうございました またいつか・・・。 


西穂高岳②

2012-04-23 | クライミング

                           夜中、風の音で目が覚める・・・朝までに止みますように

                            

     AM3:30起床。 静かな朝食を済ませ準備。願い虚しく・・・風速は20m/sを超えているようだ・・・。緊張感が高まる。

強風の中アイゼンをつけストックをしっかりと握り歩き出す。 稜線に出ると更に風は強まり硬い雪が顔に吹き付けてきて痛い。風に煽られて足が止まりそうになる。風に向かって歩くのは体力を消耗する。雪を踏む音も風の音に掻き消され、話す力もなくただ黙って俯いて歩く。こんな調子で頂上まで行けるのかどうしようもなく不安になってくる。雪山では初めて体験することが殆どで何かあると少しのことでもすぐ弱気になってしまう。それでもガイドさんが引き返すと言わない限りは大丈夫な範囲だということ、足が前に出るのだからまだ行けるはずと自分に言い聞かせて1歩ずつ進む。

                  山の間から日が昇ってきた。「キレイですね!」「はぁ・・・(キツイです)」

                         

           独標手前でようやく写真をとることができた。 奥にピラミッドピークが見える。 遠い・・・。

まずは独標に上がり小休止。 ここまでも辛かったのにここからは更に厳しくなる未知の世界・・・。ロープで確保してもらっているので下りは私が前に出る。ここを下るのかというようなきつい傾斜で前向きには下りられない。躊躇している場合ではないので決心して後ろ向きになってピッケルとアイゼンで1歩ずつ決めながら確実に下っていく。頂上までは大小いくつものピークを越えなければたどりつけない。雪が凍って岩に薄く張り付いている。この時期は冬よりもかえって難しくなるそうだ。アイゼンの先を滑らないようにしっかりかける。雪庇は踏み抜けばどこまでも転がり落ちる。ガイドさんがコースを選んでその後を緊張感を保ったままについていく。「強くなりたい」と何度も思う。これを越えたらあらゆることで強くなれる気がする。登っては下りて、また登ってを繰り返しもう無理かもとふと顔をあげると、そこに頂上があった。誰の踏み後もない。先に登らせてもらう。大切に大切に1歩ずつ踏みしめて・・・ 

                             

                                 ついに 『西穂高頂上(2909M)』

            

                               雄大な奥穂高岳・・・槍ヶ岳も望めます

                       

                                         遠く富士山も・・・                      白山方面・・・

  霞沢岳に上高地・・・

           嬉しい・・・ ここに立っていることが不思議だ・・・夢のよう・・・

                                  ここを登ってきたんだ。

                          

                        今度こそ感動の涙を流してしまうのかと思ってたんだけどね・・・

                「ハナミズデテマス・・・」   「・・・」   もぅ・・・なんてこった 結局涙は出なかった

風はすっかり止んで気持ちの良い頂上。 水筒のお湯が最高においしい。でも何故かおちつかない。今回感じたのは、ここがゴールでないということ。辿ってきた道は厳しくまた同じ道を、下りといってもいくつものピークを登り返して戻らなければいけないのだ。体が疲れている分、折り返し地点にも達していないのかもしれない。危険な怖かった箇所を思い気持ちをしっかり引き締めていざ下山です。


西穂高岳①

2012-04-23 | クライミング

 先月、悪天候で独標までしか行けなかった。その時はここで満足したはずだったんだけど・・・

               帰った途端どうしてもその先が見たくてたまらなくなった。来シーズンまで我慢できないっ!

               と、言うわけで~またまたアルパインガイドの木村道成さんにお願いしてやってきました

             今回は大丈夫  青い空に真っ白な西穂高岳

   ロープウエイを降りて山荘を目指します

            前日の雪に日が降り注いで山はキラキラ トレースもついているので歩きやすい

                     

           気持ちよく枝を広げるこの木は岳樺(ダケカンバ)だって。 ん~、晴れていると全てが輝いて見えるね

    西穂山荘が見えてきました 乗鞍岳に焼岳が望めます。

           

               前回まったく見えなかった西穂高岳もくっきり。 手前が独標。 真ん中がピラミッドピーク。 

                              そして1番奥のピークが頂上です! 

                あそこに登るんだ 気持ちが高揚するとともに見えたら見えたでどんどん緊張してくる・・・

          

 まぁでも登るのは次の日。 小屋の周りをぐるり散策。 山々を眺めた後は、あたたかい小屋に入って贅沢なゆったりおやつタイムです

                 冬の小屋ではお水が出ません。 消灯は9時です。 着替えずそのまま寝ます。

            そんな山小屋の生活も快適に過ごせるようになってきました。 意外とらくちんでいいんだな

                     夕ご飯もしっかりいただいて明日に備えて早めに床に就きます                                                 


山のこと

2012-04-18 | クライミング

                          

                     戻ってきてから4日も経っているのにいまだテンション高いままです

                                 『西穂高岳』 なんて美しいんだろう

                 また苦労話(?)アップするので興味ないなんて言わずに・・・・見てくださいね~       


始まりの桜

2012-04-18 | さそり座

              

                     光が丘に着いたら外は雨 通い慣れた道を行きます。 花びらがひらひら・・・

      

                   桜にとっての1年の始まりは葉が出る時なんですって。 スタートの春ですね

                            

                        家に戻って傘を干そうと開いたら花びらがついていました

 


西穂高岳

2012-04-16 | クライミング

                      2012.4.13  AM7:50

                          どうしても登りたかった西穂高岳、頂上に立つことができました


校庭の桜

2012-04-10 | さそり座

                                                     

                               楽しみにしていた小学校の桜、本日満開


夜桜ラン

2012-04-08 | ラン

       

          昼は四谷の桜の下をお散歩 黒い幹と淡い花の色のコントラストが何とも言えず魅力的です

                                  そして夜は皇居に走りに行ってきました。

    新陸で通っていた『梅の湯』さんは1年ぶり まだ覚えていてくれました~ 支度して出発!

          

                  咲き誇る桜に・・・                      ハート型の桜(に見える?

                    

                          降るような桜に・・・                       東京タワーと桜(見える?

        

                                        たくさんの春・・・

        

            1周5キロの花見ラン・・竹橋に戻ってきました 時計を見たら1時間経過  ・・・これではただの散歩です・・・ 

                                   

                   すっかり冷えてしまった体、梅の湯さんで温まります。熱めのお湯がたまりませ~ん 

                  春のおすすめ、夜の、いかがですか? ({注}ひとりだとちょっとさみしいです