さっこにっき

ピアノ弾き語りシンガーソングライター、齊藤さっこが、ある日ふと思ったことなど

倉敷の水路に落ちてずぶ濡れになった話

2022-12-17 12:49:00 | Weblog







昨日夕方、倉敷名物の水路に落っこちて全身ずぶ濡れになりました。
お風呂に浸かったみたいにずぶ濡れです。

幸い誰にも見られてなかった(恥)
どうにか這い上がってダッシュで20秒のライブ会場クッキージャーに駆け込んで
そこからはみなさんの数々の優しさに救われました。

まずは迎えてくれたクッキージャー松枝さん。
わたしは全身から滝のように水をしたたらせていたので、お店に入るのもはばかられるような状態だったのに「倉敷名物に落ちたかー!」って笑って受け入れてくれてありがとうございます。
わたしは全く身動きが取れないので、松枝さんが水浸しになった鞄から荷物や物販を取り出して拭いたり乾かしたり。
一番初めにマイクの無事を確認してくれたのはさすがでした。
そしてすぐに菊ちゃんに電話。なんでもいいから着替えとタオルを持ってきてくれ、と。
駆けつけてくれた菊ちゃんのジャージとスニーカーに着替えたのが写真のわたしです。
この時やっとずぶ濡れ極寒地獄から解放された。
菊ちゃん上着まで持ってきてくれてもちろんわたしのコートはずぶ濡れなので、おかげであったかく過ごせて本当にありがたかった。

さて、とりあえず体は元気なのでライブはできるんだけど、果たしてこの後どうやって電車に乗って岡山のホテルまで帰ればいいんだろう、、、

悩んだ末、昨日知り合ったばかりの「まるにしゆか」さんに電話して事情を説明したら、
なんと快く岡山のホテルでわたしの着替えとスーツケースをピックアップして倉敷まで持って来てくれるとのこと、
このご恩一生忘れません。
出会ったばかりなのに頼らせてくれるお人柄がまずすごいな、って思った。
普通電話しないよね、わたしも。
普通断るよね、ゆかさんも。
衣装はシワにならないようにと別の袋に入れてくださってて。
お心遣いが沁みる。
ごめんなさいとありがとうが止まりません。

ホテルから拝借したドライヤーでブーツを乾かし、新しい下着をつけて、衣装に着替え、なんと完璧な姿でステージに立つことができたのです。
信じられない。

人の優しさを改めて知ることができて
経験として落ちてよかったんじゃないかと思ったくらい。
(迷惑だし良くないです本当は)
みんなが助けてくれなければわたしはずぶ濡れのままライブもできずホテルにも戻れず。凍死していたかもしれない!!

対バンのuyuくんはわたしのずぶ濡れ登場のせいで本番前に変にドキドキさせてしまいました。
ごめんなさいー

ホテルに戻って深夜に洗濯機2回まわしました。
お風呂に浸かってあったまって、やっと生きた心地になりました。

ただ、翌日の昼になった今もなんとなく興奮してます。
ダメになったスケジュール帳とかポーチとか物販グッズを岡山の街で買い揃えてきました。

みなさんも倉敷の水路に気をつけて。
ちなみにわたしはしっかり目で見て「道だ」と確信して一歩踏み出したらストン!と落ちました。(暗かったのよ)

ちなみにわたしが落ちた30分後くらいにランニング中の人が落ちるのを松枝さんが目撃したそうです。すごい頻度で落ちてる。

これからクッキージャーでは語り継いでもらおうと思います。みなさんの安全のために。

ひたすら、優しさありがとう。一生忘れません。

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