101歳！なんという人生だったでしょう。
わたしが社会学者なら戦前戦後の女性史（とくに九州地方）として研究させてほしいくらい。
残念ながら学者じゃないわたしは
おばあちゃんの苦労話を
「あ、また始まった。ふんふん。そうなんだ大変だったね」くらいに聞いていて
今ならもう少し丁寧に聞いてあげられるのにとやはり悔いも残りつつ。
ツアー中で葬儀には出られなかったので、弾丸で初七日法要だけ出席してきました。
お骨をかかえて。
お坊さんのお話によると
天台宗というのは
亡くなってからが大変だそうで
極楽浄土へ行くために死んだらまず
自分の足で険しい山を登らなくちゃいけないそうです。
それが初七日。
そのあとも7日ごとに試練が待ち受けている様子。
その試練を助けてくれる神様たちに
「おばあちゃんをよろしく」
ってお願いするための法要が毎週続きます。
ひどすぎる。。。
101歳まで生きて、やっと体から解放されたと思ったらすぐ修行だなんて。
お話聞きながらちょっと泣けてきました。
おばあちゃん、がんばれ！！
生前拝んできたたくさんの神様に会えるいい機会だと思って！
たくさん可愛がってもらいました。
顔もわたしとよく似てます。
歌が大好き（歌うと猫が逃げるって文句言ってた）。
独学でエレクトーンも弾いてた。
絵を描く才能は従兄弟や妹が継いでくれた。
おつかれさまでした。
ひとつの時代が終わったな、と思いました。
時代を引き継ぐ覚悟で
今夜もわたしは歌います。
東京、新高円寺STAX FREDにて。
ご予約不要。ふらりと遊びに来てください。
