ピーパン(木の実による絵写真)

木の実を使って描いた絵およびその写真です。

(作品176)登山道から眺めた浅間山

2012年06月17日 | 木の実


 黒斑山山頂から浅間山(前掛山)に行く登山道として、黒斑山頂→草すべり→湯の平→前掛山があります。作品は、この登山コースの草すべりから湯の平への途中から眺めた浅間山の風景です。色を階層的に重ねた単純な絵ですが、落葉松をアメリカアサガラの実で火山の炎のように描きました。

 5月末に二泊三日で小諸に帰りました。二日目に高峰の車坂峠まで車で行き、車坂峠からトーミの頭→黒斑山を経由して蛇骨岳まで登山しました。作品の草滑りを経由する登山コースとは違いますが、浅間山は雲に隠れることなく全貌を見せてくれました。登山道の日蔭には結構雪が残っておりましたが無事車坂峠まで戻れ、菱野温泉でゆっくりとお湯に漬かって帰りました。
 なお、一日目は軽井沢植物園で楽しみました。ヤマツツジ、ミツバツツジが満開で、しかも、新発見がありました。新発見1は、ツクバネソウ(写真1参照)が咲いていたこと、新発見2はウラジロノキの存在を発見したこと、新発見3は、白いハナズオウ(シロハナズオウ)を発見したことです。ツクバネとは羽子板で使用する羽根(衝羽根:ツクバネ)と同じ形状をした植物に着ける冠名で、ツクバネ、ツクバネウツギ、ツクバネガシ等があります。

 ゆっくりと衝かれる羽根音寝正月

 季節外れでした。


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2 コメント

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浅間山 (hiro)
2012-06-18 14:49:35
絵は浅間山の本体ですね。
色を階層的に重ねた単純な絵とはいえ、巧く捉えています。
下(小諸側)から見ると外輪山と一体となって見えるので、この本体の姿にに気付かない人が多いと思います、
私もその一人でした(知っていれば見えるのですが)。
即ち、小諸側から見る浅間山は、主に外輪山(前掛山)を見ていて、その上に丸みの本体が微かに見え、全体としてあの形に見えるというわけですね。

新発見のこと、
詳しいですね、楽しそうですね、勉強になります。

私の写真、またNHK長野のHPに掲載されました、コメントと一緒に見て下さい。
放映されるかは、先方のこれからの審査です。one click, pls
http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/2012/06/16/

私事、明日英国旅行に出ます、暫くPPAN見れません。
浅間山・・・いろいろ考 (mikki)
2012-06-19 08:20:18
現在活動中の釜山は、外観は丸くてかわいい形ですよね。
その感じが作品に出ていますね。(でもこれも前掛山??)
その釜山を浅間ファミリーが囲んで、優雅な見ごたえのある「浅間山」になっているんですのね。

浅間ファミリーとは…
おじいさん(第一火口)が、黒斑山 蛇骨岳・仙石岳…連山 牙歯 剣が峰 
お父さん(第二火口)が前掛山
そして現在の活動中の釜山
その子供たちが 小浅間 石尊 離山の3兄弟
こんな風に記憶していますが…

わくわくする興味深い山です。

hiroさんの、浅間と前掛が紛らわしいというお話、確かにそうですね。
昔浅間山の火口まで登りました。
でも最近ネットで見ると、火口と思っていたのは実は前掛山だったのかしらと
不安に思っていたところでした。

長い歴史を経ても、まだまだ膨大なエネルギーを抱えている浅間山、
そのエネルギーを地熱発電に利用できるといいなあと考えています。

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